懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

別府温泉 鉄輪温泉

2017年01月22日 | 温泉
別府は日本一の温泉地だそうだ。
泉源で一番多い県は大分県で4100箇所、二位が北海道で1800箇所
別府だけで2800箇所と他県より多い。
九州に住んでいた頃は温泉には興味がなく別府には何度も来たがどこに入ったか覚えていない。別府には8湯あるそうだ。鉄輪(かんなわ)温泉に入ったのは20年前なのでよく覚えている。鉄輪とは読みにくい。鉄気(かなっけ) 鉄穴流し(かんなながし)と鉄をかなと読むのは一般的である。
鉄輪へは鶴見岳の斜面を真っすぐに登っていく。標高で100メートル以上登る。
別府の街が眼下に見える。無料駐車場も整備してくれているのはありがたい。
いろいろな観光施設を見て温泉を飲んだ。塩っ辛い。
高度が100メートルも登っていても何で塩辛いの。
お湯をためて配水するコンクリート製の湯槽がある。
そこに管理 別府市温泉課と書いてあった。

全国広しといえども温泉課のある市役所、役場はここ以外ないであろうと思った。
早速、別府市温泉課に手紙をだして疑問点を聞く事にした。
こんな手紙を書きながら遊び心で迷惑なと思いながら出した。
質問事項
1.標高100メートルのところの温泉が何故塩辛い・・海底からの隆起
2.市役所役場で温泉課のあるところはありますか・・無いと思う
3.温泉課の職務役割はなんですか・・温泉の掘削と100箇所の共同浴場に供給
4.お湯の値段はいくらするのか・・一石単位で垂れ流し浴場当たり月に3万から5万円
5.酸性と塩化物と高温で配管には何をつかっているのか・・FRP使用
不純物が多いのでスケールが詰まることはありませんか 掃除方法はどうしていますか
・・よく詰まる固いボールで区間区間掃除。止めると詰まるので垂れ流し
6.別府に温泉が多いのは鶴見岳の岩盤は今も熱く斜面に降り注いだ雨で温泉になっていると理解していいのでしょうか・・そうです。
7.温泉が標高の高いところにあるので移送にポンプは不要では ・・ほとんどヘッド移送している

ブラタモリを見ていたら磐梯山の周辺に山塩と呼ばれている塩を作るところがある。会津は山の中、江戸時代は塩が生命線であった。かって海底だった地層から今も塩がとれる。
ヒマラヤの山中でも塩が取れるのだ

健康であれば別府を隅々まで見て周り湯につかり地元の人とも会話をしたい。
自分版のブラタモリが老後の楽しみか

蒸気機関車 列車待ち 宗谷本線

2017年01月22日 | 蒸気機関車
稚内からC55型蒸気機関車に乗り南下した。
途中で停車に合わせて列車待ちの風景を撮影した。
雪の多い地方での停車時間で撮影するのは難しい。
車内は足や服装に雪を持ち込むので湿度が大変高い。
それで外に出るとレンズの中で結露する。
カメラの温度が下がり結露が消えるまで撮影できない。

カメラを持って外に出ても停車時間内で撮れるとは限らない。
蒸気機関車は走っている写真ばかりでなく人々の生活や働いている人。駅や地域の風景を入れて撮ればよかったと思う。
雪原の中を走り行く列車に寂しさや不安を感じる。
旅先でカメラを持ったらそんな風景を切り取る感性を養わなといけないのだが歩けないし目は悪いしで劣化の一途をたどる。