懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の古い町並み写真展 その17 「運ぶ」 岡山県早島町

2012年04月10日 | 昭和の古い町並み写真展
昭和の古い町並み写真展 その17 「運ぶ」 岡山県早島町

昭和40年代は省力化の時代であった。
肉体労働の軽減と生産性の向上を目指して機械化、自動化がされた。
工場はもとより建設現場、輸送現場、重機作業、農作業、家庭でも省力化の機器が導入された。
建設現場もユンボやブルドーザー、レッカー車、農作業もコンバインや田植え機、軽トラックが普及した。
労働力の不足、労働賃金の上昇もありマテハン作業(マニュアル ハンドリングの略)の軽減が課題であった。

株価も省力化銘柄として重機メーカーの加藤製作所や多田野鉄工、小松製作所が買われた。

そんななかでも旧態以前の肉体労働の運搬作業が残っていた。「運ぶ」ではそんな光景を投稿します。

早島町で見かけた光景、大八車に段ボールを乗せ運搬している。
大八車の語源は大人八人分の荷物を運んだ等の諸説があるようだ。
昔のは木の車輪に鉄輪したものであった。これは車輪をタイヤに変更しているので振動もなく楽になっている。