マラソン日記~あきらめない夢は終わらない~

☆夢を終わらせない女子ランナーのマラソン人生を綴った日記です☆

第4回さいたま国際マラソン完走記 その2

2018年12月11日 16時17分46秒 | マラソン大会完走記やエントリー、雑記など
1つ前の記事の続きです。


【第4回さいたま国際マラソン完走記 その2】


************

【ハーフ~30km】

あっという間にハーフを過ぎてしまった。
沿道の応援の方にもニコニコ手を振る余裕がありました。

ハーフで公式の時計が1時間45分代だった。
初めてリストバンドのペース表を見たら1時間49分で通過する予定となっている。
という事はグロスタイムで3分くらいの余裕がある!
スタートロスを含めると目標(3時間40分)に対して5~6分貯金がある状態!

30kmくらいまで快調を保てると、ラストまで少しくらい落ちてもひょっとしたらフルの自己ベストを更新できるんじゃない?
と欲が出てきました。
ちなみに私のフルマラソンのベストタイムは2008年3月に出した3時間35分です。

35分切れるの?
切っちゃう?
まさかそんな事が?!さいたまで?!

自分に期待をし始めました。

しかし、その頃この日一番キツイ上り坂に入りました。
走っている途中の記憶が定かではなかったので、後でコース図を確認したりテレビ中継の録画を見たりして何キロ地点の何という坂なのかチェックしてみたら、
27kmくらいの鶴巻陸橋、これが私が一番キツイ坂でした。
(もう先に書いてしまいますが、コース最大の難所と言われている36.7kmの新浦和橋よりキツかった・・・)

この坂、走り応えがある!
頑張りどころだ!
はっきりと上半身を前傾させて「私は子猿」と唱えながら走りました。

「私は子猿」とは何かというと(笑)、
高橋尚子さんが上り坂を走る時のイメージとして例えている言葉です。
ちなみに下り坂は「私は小石」です。

子猿になったあと、小石になり、私にとっての難所を走り去りました。

せっかくここまで良いペースで来ているのに、上り坂でペースダウンするのは絶対に嫌だ!
そんな気持ちで頑張りました。

でも、その坂が終わった頃
「まだ30km来てないのに、今の坂そんなに頑張らなくても良かったんじゃ?」
と思いました。
あとで息を整えるのが大変だったからです。


LAP23 4:46
LAP24 4:53
LAP25 4:50
LAP26 4:52
LAP27 4:55
LAP28 4:51
LAP29 4:42
LAP30 4:49
LAP31 4:55(自己計測約30km累計 2:26:12)
(ランナーズアップデートによる30km地点 2:28:41)



【フィニッシュまで】

30km過ぎたぞ~!と、
ここでは気の持ち様で失敗しました。

「さすがに30km以降は足に来るか?」

と思ってしまったんですね。
フルマラソンをイーブンで走り切った事がない私は、今までの記事でも散々書いてきましたが、
「後半は落ちるぞ」「落ちるぞ」「落ちるぞ」と思っていました。
まるで「後半落ちる暗示」を自分でかけているようでしたね。これは失敗。

30km過ぎた時、

「今日の私は落ちないぞ」
「落ちない」「落ちない」「落ちない」
と思い込むべきでした。

「足に来るか?」と思った瞬間、疲れがグッと重くのしかかってきた感じがしました。

いや、でも、せっかくここまで落ちなかったのに!
ランナーズアップデートで私のタイムをチェックしてくれている人もここまでの走りはビックリしてくれているだろう。
35km、40kmと進んでいってモロに落ちると恥ずかしいぞ。
今こそ、今日一番頑張る時だ!
とにかく落ちないように踏ん張れ!

そうだ、前半の気持ち良い太ももの動かし方を思い出せ!
リズムで走れ!
疲れたと思ったら負けだ!

足も気持ちも強く前へ!前へ!
と思っていた頃、確か36km過ぎで
黄色い風船のペースランナーの頭が見えました!

ま、まさか?
あれはサブ3.5ランナー!!!
見える位置に来た!

実際には、う~むどれくらいの差があったのでしょうかね~。
100メートル先くらい?

大田原マラソンの大会レポでは「サブ3.5のペースランナーの周りは壁のようにランナーが走っていて抜かせない」など書いてあったのを読んだ事がありましたが、
確かに風船の周りには人が多いけど、壁のようって程でもないな~。

思い切って、抜かしちゃう?

まさかね~、だってペースランナーはグロスでサブ3.5でしょ。
私はスタートロスが2~3分あったんだから、このペースランナーより300~400メートルくらい遅れをとってもネットタイムでサブ3.5出来るじゃん。
というか、私サブ3.5いけるの???

黄色い風船を見てから急にサブ3.5を意識し始めた私。
この頃、コース最大の難所と言われる新浦和橋をいつの間にか通過していました。

坂でペースランナーにグッと近付きました。
アップダウンは勢いがつけられるので好きです。

そして、とうとう38kmくらいでペースランナーを抜きました!
残り4kmちょっと。
あとはもう意地で走るしかない!

ここまでは楽に(?)これたけど、ここからが本当の戦いだ。
ペースランナーに抜かされないようにするためには1km5分以内で走ればいいんでしょ。
やってみる。
やるしかない!

ちょうどその頃、私の唯一の応援の方が待ってくれている曲がり角がもうすぐじゃない?
と思っていたら、すぐに発見!
俄然元気になり「〇〇さあ~ん!!」と手を振ってアピールしました。
そして気が付いたら「サブ3.5を目指します!!」と叫んでいました。

ここで本当に強く「今日サブ3.5を目指すんだ!」と思いました。

そしたら何だか泣けてきました。
そして過呼吸になりそうでした。

ヤバイ!でも、大丈夫。
横浜マラソンの時もゴール直前に過呼吸になったのをこらえた経験があります。
過呼吸って自分の二酸化炭素を吸うといいんですよね。
ビニール袋があったらそうするといいと思ったけどないので少しの間両手で口を覆って、はいた息を吸うように走りました。
割とすぐにもとの呼吸に戻りました。我ながら冷静に対応出来て良かった。

(ご注意ください:この両手で口を覆うという作業が本当に過呼吸に有効なのかは、専門的な知識がないので分かりません、ごめんなさい。レース中に過呼吸になったら止まって息を整えてみてください。)

そうそう、横浜マラソンのゴール前の事を思い出しました。
今回はラストのレース展開をイメージするために過去4年分くらいの自分のフルマラソンの完走記を読み直していたんです。
横浜はラストに向けて「リズムで走るって大事」と書いていました。
そして「一歩一歩着地する度に足裏が痛かった」とも書いてありました。

そう言えば、今足裏は全然痛くない。
ひょっとして、体重が軽くなったから?
自分の体重を減らしてきた恩恵を初めて感じた気がしました。

40km過ぎて、残り2kmという距離表示が見えた!
この2kmが長かった。
2km、、、あと10分頑張れ!

もう完全に口があいている!
なんとかくいしばってる感じの顔してるだろう。
沿道の応援の方も「あの人きつそうだな」って感じだろうな、って思った(苦笑)。

そう言えば、このレース中自分の時計では一度も累計タイムを見ていない。
一体どうなってるんだろう。
サブ3.5間に合うのか。
ペースランナーにさえ抜かされなければ大丈夫だ。

残り1kmの表示を見たところで、無意識にガーミンのラップを押していました。
この1kmが長かった。

そしてようやく42kmの距離表示が!あと0.195kmでゴール!
この0.195kmが長かった。
もうすぐそこにあるはずのフィニッシュゲートが遠かった。

一歩ずつ近付き、やっとフィニッシュゲートの時計が見えた。

【3:29:XX】

29分代!!
間に合う、間に合うぞ!滑り込め!!

間に合った~!!

FINISH!!!

LAP32 4:52
LAP33 4:56
LAP34 4:56
LAP35 5:00
LAP36 4:54
LAP37 4:53
LAP38 5:07
LAP39 4:50
LAP40 4:58
LAP41 4:58
LAP42 5:07
LAP43 1:46(0.34kmでラップ押してます)
LAP44 5:03
LAP45 0:12
(自己計測のトータルタイム 3:27:45)
グロスタイム 3:29:35
ネットタイム 3:27:12


やった!やったんだ!
グロスでもサブ3.5だなんて!信じられない!

本当にやったんだ!!


そうだ!写真っ!

「カシャ」

やったんだ、本当にやったんだ。
「うわああああああああ」「あああああ」と声を上げて泣いてしまいました。

泣きながら歩きました。
ボランティアの方にバスタオルをかけてもらい、ドリンクをもらい、完走メダルをかけてもらう間ずっと泣いてました。

思えば、つい3ヶ月前に体重計に乗って想定のプラス4kgという数字を見た時は愕然とした。
現実から逃げたかった。
さいたまで3時間40分切りを宣言しているのに、こんなに増量していてはサブ4も危うい。
ショックだった。逃げたかった。でも逃げなかった。
そこからさいたま国際マラソンに向けての練習とダイエットと同時に頑張ってきた。

良かった!ここまでやってきたことがこんな形で実るとは!!

気がすむまで泣いてしまいました。
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4 コメント

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すばらしい! (フカ)
2018-12-11 17:17:01
練習、ダイエット、経験、考察、すばらしいの一言につきます。
難コースのさいたまで、この走りができるのは本当に力のある証拠。

わたしもこんな走りができるようになりたいです!
キラキラウルウルの目で、みっけさんを追いかけます〜。
フカさんへ (みっけ)
2018-12-11 17:53:07
フカさん♪コメントありがとうございます!
今回は狙ってなかったので気楽に走れたのが余裕に繋がったのかなと、無欲の勝利かなという気がしていて、次こそ本当に厳しい戦いになるだろうと思っています。どうやら私はアップダウンがあるコースが好きみたいです(^ ^)。
フルの後半は半分は気持ちですね!強い気持ちで乗り込めば大丈夫ですよ!
フカさんの100kmのタイムは私には尊敬しかないですし、刺激し合えてるのかなって思うと嬉しいです。
スマイルショット(*⁰▿⁰*) (しのぶ)
2018-12-11 21:36:43
こんばんはー(^^)
ゴール後のみほひこさん、本当に素敵な笑顔‼︎
完走記 その1その2、じっくり読ませていただきました。『42.195キロ』リアルに状況が綴られていて、憧れのみほひこさんが声掛けてくれた、あの瞬間の感激を思い出して泣けましたー。

あの時、嬉しすぎて固まってしまって、拳握って、うなずきながら『頑張って‼︎』って言うのが精一杯でした。お手製のお花の髪飾り、キラキラ光って見えましたよ(*^▽^*)

走りながらの気持ちの上げ方など、いろいろと勉強になることがたくさん書かれてました。
参考にさせていただきます(^^)

ちなみに旦那は、あの後しばらくして、あの下り坂を足引きずりながら降りてきて、
関門ギリギリ通過しての無事ゴールでした。
「去年より遅いタイムだったけと、無事ゴールしたから結果オーライ‼︎』と、今年のフルマラソンを締めくくっておりました(^^)

身体の回復はいかがでしょうか。
超頑張った身体、大切に労ってあげてください。
本当にお疲れ様でしたー(*⁰▿⁰*)
しのぶさんへ (みほひこ)
2018-12-12 09:49:54
しのぶさん♪書き込みありがとうございます♪
そして完走記読んでくださってありがとうございます!
私も我ながらこの完走記で興奮がよみがえり何度も読み返しております。
キツイ時の気持ちの上げ方を「こうしよう!」って事前にイメージをしておくのは一つの手ですよね。
私はよくマラソン中継で、高橋尚子さんや増田明美さんがトップランナーの心境を予想したり、今こうするべき、こう走って欲しいとかけている言葉を参考にしています。

ご主人様完走おめでとうございます。お疲れ様でした!
私の方は、今回は故障なくただの筋肉痛という事で終われそうです。今のところおかしいところはなく、今日は雨なので明日から走ろうと思っています。
マラソン翌日は温泉に行って癒し、サウナで前日のビールを全部絞りました(笑)。

しのぶさんの応援本当に嬉しかったです♡ありがとうございました♪

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