やっと、レポれます(*^^*)v
先週の土曜日、6月9日に、初日で行ってきました、滋賀県立近代美術館『チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち展』。
この日は、当日ケータイから簡単に投稿しましたとおり、午前中は、テアトル梅田でのソ連時代のチェブラーシカ映画のリバイバル上映にも行ってきたのですよね(^^)b
そして、午後からは、美術館でチェブ展・・・という、実にチェブチェブしいチェブ三昧な1日であった訳ですが。
リバイバル映画の方についても、また、色々と書きたいことがあるので、レポりたいと思います。
が。
まずは、チェブラーシカ大好きにはタマらない、チェブチェブ天国な『チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち展』についてのレポートを♪♪
こちらは、『チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち展』のチラシと前売り券。
早々と前売りを購入して楽しみにしていたのです~っ。
会場となった、滋賀県立近代美術館は、JR瀬田駅から、バスで10分くらいの所にありました。
駅前のバス乗り場から、「滋賀医大行き」に乗り、「文化ゾーン前」で降ります。
時刻表では、その間の所要時間4分となっていましたが、私が行ったときは、10分くらい掛かりました。因みに、駅から文化ゾーン前までの料金は200円。
「文化ゾーン」という名前の通り、バス停でバスを降りると、街路樹に囲まれた道が山沿いに続いてて。
その辺り一帯が、公園のような感じで。
そして、そこに、図書館や博物館いった文化施設が集まっていました。
博物館は、バス停を降りてから、その文化ゾーンの道を5分くらい歩いたところです。
この日は、あいにくの雨模様でしたが、チェブが待っていると思えば、雨も余り気になりません。
バス停を降りたところで、早速、チェブ展の立て看板を発見。
雨にもかかわらず、写真撮影に勤しんじゃいました(*^^*)
「わ~い♪ ボクの展覧会だって~~。嬉しいなぁ」byチェブラーシカ
因みに、JR瀬田駅の駅構内や駅近辺にも、チェブ展ポスターが貼ってあるのを色々と目にし。
もう、瀬田に着いたときから、私の中では、チェブチェブ気分は満点、フルスロットルです。
っていうか、これだけ、チェブチェブ気分が高揚しているので、気も逸り、早く美術館に着きたい・・・と思うのですが。
なかなか美術館に着かないもどかしさ(笑)
いや、距離にして言うと、本当にちょっとの距離で。5分くらいだと思うのですが・・・初めて行くところなので、美術館までの道がよく分からない、というのもあって。
異様に遠く感じられた・・・と言うわけです。
道沿いや花壇には、サツキの花が咲き誇ってて、本当に綺麗だったのですが。
「早くチェブ展に行きたい(*><*)」と気が逸る私の目と心が、それらの花の美しさを認識したのは、実は、美術館からの帰りだったりします(爆)
人間、何か1つのことに心を奪われていると、周りが目に入らない・・・とはよく言ったものです。身をもって実感A^^;;
そんな訳で、5分くらい歩き、美術館正面に到着であります!
ここには、ドド~~ンと大きなチェブ展の立て看板が。
もちろん、記念撮影♪♪
因みに。
この日の私の出で立ちは、というと。
ご覧の通り、チェブラーシカのTシャツ(^m^)
チェブ映画にチェブ展と、チェブチェブしい1日を意識してみました。
っていうか、この格好で映画館行ったんだから、私、ハタから見たら、もう何の映画見るかバレバレですよね~(爆笑)
滋賀県立近代美術館。
入り口の所に、ミュージアムショップがあって、チェブグッズの数々が視界に入ってきますが、まずは、展示会場へ。
館内の案内看板もチェブラーシカだったりで、可愛いです。
そして、入り口。
↑↑↑↑なチェブ写真は、こうして撮られています(笑)↓↓↓↓
よく、ばったりショップなどに来ていた、きぐるみチェブラーシカが展示されてて、お出迎えしてくれています。
チェブ~~(*><*)
ホント、可愛いねぇ(//▽//)
という訳で。
チケットをもぎって貰って。
いよいよ、展示スペースへご入場~。
初日の土曜日だし、混んでいるかなぁと思っていたのですが、あまり混んでおらず・・・っていうか、むしろガラガラで。
自分のペースで、見たいだけじっくりゆっくりまったり見学できたので、最高でした!!!!
そういえば、新聞社さんの取材スタッフさんがいらっしやってましたね。
まず、入ってすぐのところに、チェブラーシカの電話ボックスがありました。
2010年の映画で使われたものですね。
オレンジの箱に入って、ロシアにやってきたチェブラーシカの最初のおウチ。
電話ボックスの壁には、オレンジの箱に付いてたシールが斜めに貼ってあり、地べたには小さな敷物が敷いてあって。
そして、チェブの唯一の玩具だったコマもありました。
そんな電話ボックスの扉を少し開けて、顔を覗かせているチェブ。
因みに、このセットは、今回の展覧会の図録の表紙写真にもなっていました。
いきなり、チェブ魂を刺激してくれるその展示手腕には、頭が下がります。
参りました、もう、冒頭から、チェブにメロメロです(///)
という訳で。
今回の展覧会は、4部構成になっていました。
まずは、【第1部 「チェブラーシカ」の誕生と絵本の中のチェブラーシカ】です。
チェブラーシカは、1966年に、ロシアの作家エドゥアルド・ウスペンスキー氏が発表した児童向け小説『ワニのゲーナとおともだち』の中に登場する、正体不明の生き物です。
私達は、「チェブラーシカ」と聞くと、真っ先に連想するのは、あのカタチのキャラクターですよね。
おサルとクマの中間所みたいな外観で、大きなお耳を持つ、あの子です。
でもでも。
私達がイメージを抱く、このチェブラーシカのカタチは、1969年に人形アニメになった際に、キャラターデザインされたものでして。
もともと、原作小説の中では、チェブラーシカの姿形についての詳細な描写はないのですよね。
ただ、「ミミズクのような黄色い大きな目」「ウサギのような頭」「子グマのような尻尾を持つ」「熱帯から来た、普通では考られないような動物」・・・とだけ書いてある、という。
その為、最初に本として出版された時の、その表紙や挿絵は、それを担当するそれぞれの画家さんのイメージで描かれたのですよね。
と言うわけで。
今のチェブラーシカのカタチしか知らない私達の目から見ると、なかなかに衝撃的・・・というか、バラエティーに富んだチェブラーシカの姿形がありました。
それは、もう多種多様で。
真っ黒なタヌキみたいなものから、リスっぽいもの。
はたまた、めちゃくちゃ太って、ボールみたいなお腹をしたもの。
そうそう。
ミュージアムショップで思わず買ったこちらのクリアファイル。
これも、チェブラーシカの本の表紙と挿絵なのですよ。
ちょっとアップ。
どことな~く、ドラえもんっぽくも見える、オーバーオールの子は、チェブラーシカ(^m^)
映画のイメージとは違って、イタズラっ子というか、わんぱくボウズに見えますね。
オレンジの箱から出される時も、映画とは違って、まるで、泥棒した野良猫を摘み出すように首ねっこを掴まれちゃって・・・。
ますます、イタズラっ子な雰囲気がギュンギュン。
でも、チェブラーシカなんです。
挿絵が違うだけで、随分印象が変わっちゃうおチェブちゃん。
現在、映画やグッズになっているチェブに馴れてる身には、少々、違和感がありましたが。
でもでも、よ~く見てると、どの子も可愛いです。
だって、みんな、チェブラーシカなんだモン♪
・・・という感じで。
映画によって、イメージが定着しちゃう前の、それぞれの画家さんによるイメージのチェブラーシカ。
また、映画化された後も、映画のキャラクターに影響されることなく、独自のイメージでチェブラーシカを描かれた画家さん。
そんな、色々なチェブラーシカと出逢えました。
今の定着したチェブも、もちろん、可愛いですが。
もしかしたら、チェブラーシカは、それぞれ個人個人の心の中にある、色々なイメージの子でも良いのじゃないかなぁ~と思えましたです。
そして、次は、【第2部 アニメーション化とキャラクターの変遷】。
ここからは、私達のよく知ってる、あの姿形・・・特徴的なシルエットを持つ、お馴染みのチェブラーシカ登場です。
1966年に発表された原作小説は、1969年に、人形劇映画になります。
最初に、1969年に『ワニのゲーナ』が作られ。
その後にも、1971年に『チェブラーシカ』、1974年に『シャパクリャク』、1983年に『チェブラーシカ学校へ行く』と、全4作が作られるのですよね~。
因みに、この4作のリバイバル上映を、この日の朝、梅田で見てきた私です。
・・・と、話が脱線しましたが。
この映画化にあたって、現在、私達が知っている、お馴染みチェブのカタチがキャラクターデザインされる訳ですね!
という訳で、ここでは、チェブラーシカのデザインをされた画家さんのスケッチなどの資料。
そして、映画化によって、イメージが定着したチェブラーシカの絵本やグッズ類などが展示されていました。
ちょっと面白いなぁ~と思ったのが。
例えば、日本だったら、ドラえもんやキティちゃんのグッズと言えば、顔のパーツ1つ1つが寸分違わず描かれた、「公式設定」のものばかりですよね。
なので、グッズにしても、ぬいぐるみにしても、日本のキャラクターは、どれも決まった絵ですよね。
でも、チェブラーシカの場合は違うのですよね。
公式にチェブラーシカの姿をデザインされた、シュワルツマン氏の絵もあるのですが。
要は、「あのカタチ」をしていれば、チェブラーシカ・・・という感じで認識されていたのかなぁ~?
なので、絵本にしても、絵はがきにしても、ぬいぐるみにしても、ピンバッジなどのグッズにしても、それぞれの画家さんやデザイナーさんによって、カタチは同じでも、微妙に違うチェブのお顔。
そこもまた、チェブラーシカの歴史の魅力なのでしょうね(^^)b
お次は、【第3部 新作チェブラーシカ】。
ここからは、日本も大きく関わってきますよ!!!!
2010年に制作された、新作の映画チェブラーシカ。
そう、日本では、大橋のぞみちゃんが、チェブラーシカのCVを担当した映画です。
それに纏わる展示類。
新作チェブも、ソ連時代のチェブと同じように、パペットを用いて撮影されています。
なので、撮影に使われたパペットが多数来ていました。
果物屋さんでオレンジの箱の中からチェブラーシカが出てくるシーンのセット。
また、新作ストーリーで、マーシャとマジシャンのおじいちゃんのサーカスシーンのセット。
また、キャラクター達の人形。
設定資料などなどがたくさん展示されていました。
人形がいっぱいなので、テンション上がりますよ~。
小さなお子様には、一番人気しそうなコーナーです(*^^*)b
最後は、【4部 チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち】です。
ここでは、チェブラーシカ以外のロシアのアニメーションを紹介。
それぞれのアニメーターさんが描いた設定画や、アニメーションに使われた小道具などが展示されていました。
また、ここで取り上げられたアニメは、会場内のテレビで見ることが出来、私も、いくつか見てみました。
ボタンを人間に見立て、裁縫箱の中の道具類で、地下鉄の駅の様子を表現した、『開くドアに注意』というアニメ、面白かったです。
すべてのアニメを見たわけではないのですが、設定画などを見てみると、なかなか、哲学チックな印象を受ける作品も多かったと思います。
そしてそして。
ちょっと気になるのが、このコーナーでも紹介されていた『ミトン』というアニメ。
こちらも、チェブと同じパペットアニメーションでして、『チェブラーシカ』と同じ監督の作品です。
チェブのように、哀愁漂う、それで居て、心温まるお話・・・というのは聞いていたのですが。
この展示を見て、はじめて、どんなストーリーなのか分かりました。
っていうか、昨年、チェブにハマりたての時、見てみたいなぁと思って。
DVDを売ってるので、買おうかな~と思った時期もあったのですが。
その時は、あまりにチェブが愛おしかったので、ここで違う作品を見て、チェブの感動が薄まったらヤだなぁと思って。
気にはなっていたものの、敢えて、購入しないようにしていたのですが、ね(^^)b
この展覧会で、色々と資料も見れましたし。
これをキッカケに、見てみたいなぁと思いましたです。
またいつか、DVD買ってみよう。
という感じで、4部構成、充実の内容で大満足。
実にチェブチェブしい気分になりました。
出来れば、また行ってみたいけど・・・いかんせん、ウチから瀬田はちょっと遠いなぁ(>_<)
京都市内の博物館でもやってくれないかなぁ~~~~~。
そしたら、めちゃめちゃ通うのに(笑)
さて。
見学の後は、お楽しみ、ミュージアムショップでお土産を買う時間です(*^^*)
まず。
絶対に欠かせないのは、今回の展覧会の図録!!!!!!
表紙、可愛いでしょ~。
入り口の所にあった、電話ボックスチェブのセットの写真です。
そして。
会場限定クリアファイルを、いくつか。
色々な種類があったのですが。こちらを厳選。
上のレポでも書きました、アニメ化される前の、ちょっと衝撃なインパクトのおチェブちゃんの図クリアファイル。
それから、こちらは、今のおチェブちゃんのイラストのクリアファイル。
ミニクリアファイルの方。
電話ボックスで電話をしているチェブラーシカ。
なぜ、この絵を選んだかというと。
このシーン、原作小説で凄く好きなシーンなんです。
ゲーナと友達になり、ゲーナを自分の家(=電話ボックス)に招待してコーヒーをご馳走しようとするチェブラーシカ。
ゲーナの家に電話をかけて、
「コーヒーをご馳走したいから、ボクのウチに来ない?」
と誘います。そして、OKするゲーナが、家を出ようとすると、また電話が鳴り、出てみると、チェブラーシカから。
「ボクの家には、コーヒーカップやポットがないから、ゲーナの家から持ってきてくれない?」
と。分かったと言い、カップなどを持って出掛けようとすると、またチェブから電話が。
「ボクの家にはコーヒー豆がないから、来るとき、コーヒー豆を買ってきてくれない?」
と。
そして、また、出掛けようとすると電話が。
「ボクの家では、火がおこせないから、火をおこす道具を用意してきて。それから、来るとき、給水塔で水を汲んできて。ウチには水道がないから・・・」
とチェブ。
そうやって、何度もゲーナの家に電話するときのシーンの挿絵なんですよ。
このシーン、大好きっ。
因みに、チェブに言われた通り、ゲーナは、コーヒーポットにコーヒーカップ、火をおこす道具一式に、コーヒー豆を持ち、途中の給水塔で水を汲み・・・物凄い格好でチェブの家を訪れるのですよね。
そして、コーヒータイム終了後、チェブは、
「 ボ ク が ご 馳 走 し て あ げ た コ ー ヒ ー 美 味 し か っ た ? 」
とゲーナに聞くのです(*><*)
チェブぅぅぅぅぅ、「ご馳走してあげる」の意味を分かってない!!!!!
そこが可愛いの、シビレちゃうぅぅぅ(//▽//)
それから、お気に入りの展示物のポストカード数枚も買いました。
そして、エコバックも。
そしてそして!!
チェブとゲーナのストラップ。
っていうか、最初、チェブのストラップなら色々持ってるので、もう買うこと無いか・・・と思っていたのですが。
このストラップの「あるコト」に気が付き、購入決定!
というのも、チェブラーシカ。
後ろ姿を見てみると・・・・・・・。
ちょっと分かりにくいですが、しっぽに注目っ。
丸い尻尾に毛が生えてないでしょ??
実は、1969年版のチェブラーシカだけ、なぜか、尻尾に毛が生えていないのですよ。
ほらね!!
でも、その後、1971年~1983年のチェブには、ちゃんと丸い尻尾も毛で覆われていて。
2010年に日本でリメイクされた新チェブも、ちゃんと、尻尾に毛が生えています。
なぜ、1969年版のチェブだけ、尻尾に毛が生えていないのかは分かりませんが・・・初代チェブの姿、ということで。買うことにしました。
もちろん、今、発売されているチェブグッズも、ちゃんと尻尾は茶色の毛で覆われてるものばかり。
このタイプは初めて見ました。
レアじゃないですか!?
そして、チェブを買ったら、やっぱり、ゲーナも買わないと、チェブが淋しいかなぁと思って(^^)
こんな感じで、ミュージアムショップも満喫。
実に、楽しい『チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち展』でした。
チェブラーシカ好きさんには、全力でオススメしたいです!!
先週の土曜日、6月9日に、初日で行ってきました、滋賀県立近代美術館『チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち展』。
この日は、当日ケータイから簡単に投稿しましたとおり、午前中は、テアトル梅田でのソ連時代のチェブラーシカ映画のリバイバル上映にも行ってきたのですよね(^^)b
そして、午後からは、美術館でチェブ展・・・という、実にチェブチェブしいチェブ三昧な1日であった訳ですが。
リバイバル映画の方についても、また、色々と書きたいことがあるので、レポりたいと思います。
が。
まずは、チェブラーシカ大好きにはタマらない、チェブチェブ天国な『チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち展』についてのレポートを♪♪
こちらは、『チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち展』のチラシと前売り券。
早々と前売りを購入して楽しみにしていたのです~っ。
会場となった、滋賀県立近代美術館は、JR瀬田駅から、バスで10分くらいの所にありました。
駅前のバス乗り場から、「滋賀医大行き」に乗り、「文化ゾーン前」で降ります。
時刻表では、その間の所要時間4分となっていましたが、私が行ったときは、10分くらい掛かりました。因みに、駅から文化ゾーン前までの料金は200円。
「文化ゾーン」という名前の通り、バス停でバスを降りると、街路樹に囲まれた道が山沿いに続いてて。
その辺り一帯が、公園のような感じで。
そして、そこに、図書館や博物館いった文化施設が集まっていました。
博物館は、バス停を降りてから、その文化ゾーンの道を5分くらい歩いたところです。
この日は、あいにくの雨模様でしたが、チェブが待っていると思えば、雨も余り気になりません。
バス停を降りたところで、早速、チェブ展の立て看板を発見。
雨にもかかわらず、写真撮影に勤しんじゃいました(*^^*)
「わ~い♪ ボクの展覧会だって~~。嬉しいなぁ」byチェブラーシカ
因みに、JR瀬田駅の駅構内や駅近辺にも、チェブ展ポスターが貼ってあるのを色々と目にし。
もう、瀬田に着いたときから、私の中では、チェブチェブ気分は満点、フルスロットルです。
っていうか、これだけ、チェブチェブ気分が高揚しているので、気も逸り、早く美術館に着きたい・・・と思うのですが。
なかなか美術館に着かないもどかしさ(笑)
いや、距離にして言うと、本当にちょっとの距離で。5分くらいだと思うのですが・・・初めて行くところなので、美術館までの道がよく分からない、というのもあって。
異様に遠く感じられた・・・と言うわけです。
道沿いや花壇には、サツキの花が咲き誇ってて、本当に綺麗だったのですが。
「早くチェブ展に行きたい(*><*)」と気が逸る私の目と心が、それらの花の美しさを認識したのは、実は、美術館からの帰りだったりします(爆)
人間、何か1つのことに心を奪われていると、周りが目に入らない・・・とはよく言ったものです。身をもって実感A^^;;
そんな訳で、5分くらい歩き、美術館正面に到着であります!
ここには、ドド~~ンと大きなチェブ展の立て看板が。
もちろん、記念撮影♪♪
因みに。
この日の私の出で立ちは、というと。
ご覧の通り、チェブラーシカのTシャツ(^m^)
チェブ映画にチェブ展と、チェブチェブしい1日を意識してみました。
っていうか、この格好で映画館行ったんだから、私、ハタから見たら、もう何の映画見るかバレバレですよね~(爆笑)
滋賀県立近代美術館。
入り口の所に、ミュージアムショップがあって、チェブグッズの数々が視界に入ってきますが、まずは、展示会場へ。
館内の案内看板もチェブラーシカだったりで、可愛いです。
そして、入り口。
↑↑↑↑なチェブ写真は、こうして撮られています(笑)↓↓↓↓
よく、ばったりショップなどに来ていた、きぐるみチェブラーシカが展示されてて、お出迎えしてくれています。
チェブ~~(*><*)
ホント、可愛いねぇ(//▽//)
という訳で。
チケットをもぎって貰って。
いよいよ、展示スペースへご入場~。
初日の土曜日だし、混んでいるかなぁと思っていたのですが、あまり混んでおらず・・・っていうか、むしろガラガラで。
自分のペースで、見たいだけじっくりゆっくりまったり見学できたので、最高でした!!!!
そういえば、新聞社さんの取材スタッフさんがいらっしやってましたね。
まず、入ってすぐのところに、チェブラーシカの電話ボックスがありました。
2010年の映画で使われたものですね。
オレンジの箱に入って、ロシアにやってきたチェブラーシカの最初のおウチ。
電話ボックスの壁には、オレンジの箱に付いてたシールが斜めに貼ってあり、地べたには小さな敷物が敷いてあって。
そして、チェブの唯一の玩具だったコマもありました。
そんな電話ボックスの扉を少し開けて、顔を覗かせているチェブ。
因みに、このセットは、今回の展覧会の図録の表紙写真にもなっていました。
いきなり、チェブ魂を刺激してくれるその展示手腕には、頭が下がります。
参りました、もう、冒頭から、チェブにメロメロです(///)
という訳で。
今回の展覧会は、4部構成になっていました。
まずは、【第1部 「チェブラーシカ」の誕生と絵本の中のチェブラーシカ】です。
チェブラーシカは、1966年に、ロシアの作家エドゥアルド・ウスペンスキー氏が発表した児童向け小説『ワニのゲーナとおともだち』の中に登場する、正体不明の生き物です。
私達は、「チェブラーシカ」と聞くと、真っ先に連想するのは、あのカタチのキャラクターですよね。
おサルとクマの中間所みたいな外観で、大きなお耳を持つ、あの子です。
でもでも。
私達がイメージを抱く、このチェブラーシカのカタチは、1969年に人形アニメになった際に、キャラターデザインされたものでして。
もともと、原作小説の中では、チェブラーシカの姿形についての詳細な描写はないのですよね。
ただ、「ミミズクのような黄色い大きな目」「ウサギのような頭」「子グマのような尻尾を持つ」「熱帯から来た、普通では考られないような動物」・・・とだけ書いてある、という。
その為、最初に本として出版された時の、その表紙や挿絵は、それを担当するそれぞれの画家さんのイメージで描かれたのですよね。
と言うわけで。
今のチェブラーシカのカタチしか知らない私達の目から見ると、なかなかに衝撃的・・・というか、バラエティーに富んだチェブラーシカの姿形がありました。
それは、もう多種多様で。
真っ黒なタヌキみたいなものから、リスっぽいもの。
はたまた、めちゃくちゃ太って、ボールみたいなお腹をしたもの。
そうそう。
ミュージアムショップで思わず買ったこちらのクリアファイル。
これも、チェブラーシカの本の表紙と挿絵なのですよ。
ちょっとアップ。
どことな~く、ドラえもんっぽくも見える、オーバーオールの子は、チェブラーシカ(^m^)
映画のイメージとは違って、イタズラっ子というか、わんぱくボウズに見えますね。
オレンジの箱から出される時も、映画とは違って、まるで、泥棒した野良猫を摘み出すように首ねっこを掴まれちゃって・・・。
ますます、イタズラっ子な雰囲気がギュンギュン。
でも、チェブラーシカなんです。
挿絵が違うだけで、随分印象が変わっちゃうおチェブちゃん。
現在、映画やグッズになっているチェブに馴れてる身には、少々、違和感がありましたが。
でもでも、よ~く見てると、どの子も可愛いです。
だって、みんな、チェブラーシカなんだモン♪
・・・という感じで。
映画によって、イメージが定着しちゃう前の、それぞれの画家さんによるイメージのチェブラーシカ。
また、映画化された後も、映画のキャラクターに影響されることなく、独自のイメージでチェブラーシカを描かれた画家さん。
そんな、色々なチェブラーシカと出逢えました。
今の定着したチェブも、もちろん、可愛いですが。
もしかしたら、チェブラーシカは、それぞれ個人個人の心の中にある、色々なイメージの子でも良いのじゃないかなぁ~と思えましたです。
そして、次は、【第2部 アニメーション化とキャラクターの変遷】。
ここからは、私達のよく知ってる、あの姿形・・・特徴的なシルエットを持つ、お馴染みのチェブラーシカ登場です。
1966年に発表された原作小説は、1969年に、人形劇映画になります。
最初に、1969年に『ワニのゲーナ』が作られ。
その後にも、1971年に『チェブラーシカ』、1974年に『シャパクリャク』、1983年に『チェブラーシカ学校へ行く』と、全4作が作られるのですよね~。
因みに、この4作のリバイバル上映を、この日の朝、梅田で見てきた私です。
・・・と、話が脱線しましたが。
この映画化にあたって、現在、私達が知っている、お馴染みチェブのカタチがキャラクターデザインされる訳ですね!
という訳で、ここでは、チェブラーシカのデザインをされた画家さんのスケッチなどの資料。
そして、映画化によって、イメージが定着したチェブラーシカの絵本やグッズ類などが展示されていました。
ちょっと面白いなぁ~と思ったのが。
例えば、日本だったら、ドラえもんやキティちゃんのグッズと言えば、顔のパーツ1つ1つが寸分違わず描かれた、「公式設定」のものばかりですよね。
なので、グッズにしても、ぬいぐるみにしても、日本のキャラクターは、どれも決まった絵ですよね。
でも、チェブラーシカの場合は違うのですよね。
公式にチェブラーシカの姿をデザインされた、シュワルツマン氏の絵もあるのですが。
要は、「あのカタチ」をしていれば、チェブラーシカ・・・という感じで認識されていたのかなぁ~?
なので、絵本にしても、絵はがきにしても、ぬいぐるみにしても、ピンバッジなどのグッズにしても、それぞれの画家さんやデザイナーさんによって、カタチは同じでも、微妙に違うチェブのお顔。
そこもまた、チェブラーシカの歴史の魅力なのでしょうね(^^)b
お次は、【第3部 新作チェブラーシカ】。
ここからは、日本も大きく関わってきますよ!!!!
2010年に制作された、新作の映画チェブラーシカ。
そう、日本では、大橋のぞみちゃんが、チェブラーシカのCVを担当した映画です。
それに纏わる展示類。
新作チェブも、ソ連時代のチェブと同じように、パペットを用いて撮影されています。
なので、撮影に使われたパペットが多数来ていました。
果物屋さんでオレンジの箱の中からチェブラーシカが出てくるシーンのセット。
また、新作ストーリーで、マーシャとマジシャンのおじいちゃんのサーカスシーンのセット。
また、キャラクター達の人形。
設定資料などなどがたくさん展示されていました。
人形がいっぱいなので、テンション上がりますよ~。
小さなお子様には、一番人気しそうなコーナーです(*^^*)b
最後は、【4部 チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち】です。
ここでは、チェブラーシカ以外のロシアのアニメーションを紹介。
それぞれのアニメーターさんが描いた設定画や、アニメーションに使われた小道具などが展示されていました。
また、ここで取り上げられたアニメは、会場内のテレビで見ることが出来、私も、いくつか見てみました。
ボタンを人間に見立て、裁縫箱の中の道具類で、地下鉄の駅の様子を表現した、『開くドアに注意』というアニメ、面白かったです。
すべてのアニメを見たわけではないのですが、設定画などを見てみると、なかなか、哲学チックな印象を受ける作品も多かったと思います。
そしてそして。
ちょっと気になるのが、このコーナーでも紹介されていた『ミトン』というアニメ。
こちらも、チェブと同じパペットアニメーションでして、『チェブラーシカ』と同じ監督の作品です。
チェブのように、哀愁漂う、それで居て、心温まるお話・・・というのは聞いていたのですが。
この展示を見て、はじめて、どんなストーリーなのか分かりました。
っていうか、昨年、チェブにハマりたての時、見てみたいなぁと思って。
DVDを売ってるので、買おうかな~と思った時期もあったのですが。
その時は、あまりにチェブが愛おしかったので、ここで違う作品を見て、チェブの感動が薄まったらヤだなぁと思って。
気にはなっていたものの、敢えて、購入しないようにしていたのですが、ね(^^)b
この展覧会で、色々と資料も見れましたし。
これをキッカケに、見てみたいなぁと思いましたです。
またいつか、DVD買ってみよう。
という感じで、4部構成、充実の内容で大満足。
実にチェブチェブしい気分になりました。
出来れば、また行ってみたいけど・・・いかんせん、ウチから瀬田はちょっと遠いなぁ(>_<)
京都市内の博物館でもやってくれないかなぁ~~~~~。
そしたら、めちゃめちゃ通うのに(笑)
さて。
見学の後は、お楽しみ、ミュージアムショップでお土産を買う時間です(*^^*)
まず。
絶対に欠かせないのは、今回の展覧会の図録!!!!!!
表紙、可愛いでしょ~。
入り口の所にあった、電話ボックスチェブのセットの写真です。
そして。
会場限定クリアファイルを、いくつか。
色々な種類があったのですが。こちらを厳選。
上のレポでも書きました、アニメ化される前の、ちょっと衝撃なインパクトのおチェブちゃんの図クリアファイル。
それから、こちらは、今のおチェブちゃんのイラストのクリアファイル。
ミニクリアファイルの方。
電話ボックスで電話をしているチェブラーシカ。
なぜ、この絵を選んだかというと。
このシーン、原作小説で凄く好きなシーンなんです。
ゲーナと友達になり、ゲーナを自分の家(=電話ボックス)に招待してコーヒーをご馳走しようとするチェブラーシカ。
ゲーナの家に電話をかけて、
「コーヒーをご馳走したいから、ボクのウチに来ない?」
と誘います。そして、OKするゲーナが、家を出ようとすると、また電話が鳴り、出てみると、チェブラーシカから。
「ボクの家には、コーヒーカップやポットがないから、ゲーナの家から持ってきてくれない?」
と。分かったと言い、カップなどを持って出掛けようとすると、またチェブから電話が。
「ボクの家にはコーヒー豆がないから、来るとき、コーヒー豆を買ってきてくれない?」
と。
そして、また、出掛けようとすると電話が。
「ボクの家では、火がおこせないから、火をおこす道具を用意してきて。それから、来るとき、給水塔で水を汲んできて。ウチには水道がないから・・・」
とチェブ。
そうやって、何度もゲーナの家に電話するときのシーンの挿絵なんですよ。
このシーン、大好きっ。
因みに、チェブに言われた通り、ゲーナは、コーヒーポットにコーヒーカップ、火をおこす道具一式に、コーヒー豆を持ち、途中の給水塔で水を汲み・・・物凄い格好でチェブの家を訪れるのですよね。
そして、コーヒータイム終了後、チェブは、
「 ボ ク が ご 馳 走 し て あ げ た コ ー ヒ ー 美 味 し か っ た ? 」
とゲーナに聞くのです(*><*)
チェブぅぅぅぅぅ、「ご馳走してあげる」の意味を分かってない!!!!!
そこが可愛いの、シビレちゃうぅぅぅ(//▽//)
それから、お気に入りの展示物のポストカード数枚も買いました。
そして、エコバックも。
そしてそして!!
チェブとゲーナのストラップ。
っていうか、最初、チェブのストラップなら色々持ってるので、もう買うこと無いか・・・と思っていたのですが。
このストラップの「あるコト」に気が付き、購入決定!
というのも、チェブラーシカ。
後ろ姿を見てみると・・・・・・・。
ちょっと分かりにくいですが、しっぽに注目っ。
丸い尻尾に毛が生えてないでしょ??
実は、1969年版のチェブラーシカだけ、なぜか、尻尾に毛が生えていないのですよ。
ほらね!!
でも、その後、1971年~1983年のチェブには、ちゃんと丸い尻尾も毛で覆われていて。
2010年に日本でリメイクされた新チェブも、ちゃんと、尻尾に毛が生えています。
なぜ、1969年版のチェブだけ、尻尾に毛が生えていないのかは分かりませんが・・・初代チェブの姿、ということで。買うことにしました。
もちろん、今、発売されているチェブグッズも、ちゃんと尻尾は茶色の毛で覆われてるものばかり。
このタイプは初めて見ました。
レアじゃないですか!?
そして、チェブを買ったら、やっぱり、ゲーナも買わないと、チェブが淋しいかなぁと思って(^^)
こんな感じで、ミュージアムショップも満喫。
実に、楽しい『チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち展』でした。
チェブラーシカ好きさんには、全力でオススメしたいです!!
画像検索から飛んできました。
私も滋賀県立近代美術館に行きました。
今になって、そこで見たポストカードがどうしても欲しくなって、検索していました。
電話ボックスでコーヒーを飲んでいるやつです。
どなたが描かれた挿絵だとか、ほんの小さな手がかりでも良いので、何かわかることがあれば教えていただけないでしょうか。
いきなりこんなお願いをするなんてとても失礼だと承知しておりますが、このままだと福岡の会場まで行ってしまうかもしれません。。
このblogの管理人、ベルと申します。
お返事が大変遅くなってしまい、大変失礼致しました。
実は、私事ですが、只今、実家に帰省中でして…PC環境がなく、ケータイのみでblogの更新をしたりしております。
その為、なちさんからのコメントに気が付くのが遅れてしまい、なんだか、お返事スルーしたみたいな感じになって、大変申し訳ありませんでした。
ケータイからだと、直近の記事のコメントしか表示されなくて。。。
本当にごめんなさい!
さて。
チェブラーシカ展、良かったですよね!
ここでチェブラーシカ好きさんに出会えましたこと、嬉しく思います。
お尋ねの件ですが。
電話ボックスで、チェブラーシカとゲーナがコーヒーを飲んでるヤツですね!(b^ー°)
只今、実家に帰省中で、手元に資料がないため、具体的にお答えすることが出来ないのですが。
来週には、帰省先から自宅に戻りますし、そしたら調べられますよ。
あ、でも、この絵は、今でも販売されてる『新訳 チェブラーシュカ ワニのゲーナとおともだち』という本の挿し絵なのですよ。
ジャングルの中で、オレンジを食べてるチェブラーシカの絵が表紙の本。
あのオレンジ箱が目印です。
なので、なちさんの方で、その本の挿し絵画家さんをお調べいただければ、解ると思います(^O^)
私は、その本も持っているのですが、現在、帰省先に滞在中なので……調べられずに申し訳ありません。
もし宜しければ、また帰省先から戻りました時に、自宅で調べて、ここのコメント欄でお伝えいたしますよ(*^o^*)
因みに、その本も、素敵でチェブラーシカ好きさんには、オススメですよっ。
ではでは、お返事が遅くなってしまい、大変失礼いたしまさた。
また帰省先から戻りましたら、挿し絵画家さんのお名前、調べてここに書きますね。
新訳 チェブラーシュカ ワニのゲーナとおともだち ですね。
探してみます。
ありがとうございました。
角島、良いですよね。
土砂降りの中、行ったことがあります。
晴れてる時にリベンジしたいです。
ベルです。
お返事が大変遅くなってしまって、失礼いたしましたm(__)m
22日の夜には、無事、京都に帰っていたのですが、長い間マンションを留守にしていたので、何かとバタバタしていまして・・・。ごめんなさい(>_<)
さてさて。
件の挿絵画家さんのお名前、お分かりになりましたでしょうか?
念のために、私もここに記させて頂いておきますね(^^)b
タチヤーナ・ウスヴァイスカヤさん、という方だそうですよ。
あの電話ボックスのシーンも、この本の挿絵のひとつなのですよ。
映画では描かれていないエピソードで、実は、それが凄く面白くて。
私は大好きなシーンです。
そういえば、私は、チェブがソーセージを持ってる絵のクリアファイル・・・迷ったあげくに買わなかったのですが。これは後悔です(;;)
やはり、「欲しい!」と思った時に買えば良かったな・・・(^^;;
ところで。
なちさんは、角島に行かれたことがお有りなのですね(*^^*)b
あそこの海は、本当に綺麗ですよね。
私は実家が山口県で、これまでも何度か行ったのですが、今回の帰省は、あいにくの曇天で・・・あまり景色を堪能できなかったのですよ><
私もまた晴れているときにリベンジしたいです。
晴れていたら、本当に凄く綺麗なのですよ~。
なちさんも、機会がありましたら、是非、晴天の日にリベンジしてみてくださいね♪
それでは、お返事が遅れましたこと、本当に申し訳ありませんでした。
これからも、またチェブ関連でお話できる機会がありますこと、祈っています。
ではでは、共に、チェブを可愛がっていきましょうね☆