見晴台学園トピックス

 1990年、学習障害や発達障害の中学生・高校生が学ぶ全国にも珍しい父母立の学園です。

学園親のハナシ56

2020年02月14日 | 父母の声

娘はこの春、学園を卒業します。

 

忘れもしません。

5年半前の体験入学、入試選考、入学式と彼女は見事に一言も話しませんでした。

面接でさえ一言も発しなかったそうです。

入学してからも「出来ること」しか取り組まず、苦手なことややりたくないことは頑として取り組みませんでした。

 

そんな彼女が本科2年の時「入学を祝う会」でみんなの前で堂々と話していた姿に感動したことを思い出します。

学園での1年間でこんなに変化するんだと驚きました。

5年間の学園生活で自分の意見を言えるようになったり苦手なことをやってみたり、出来る我慢なのか出来ない我慢なのかも自分なりに考えられるようになってきたような気がします。

 

正直、「わがままな娘に対してもう少し厳しくして欲しい」と思ったこともありました。

その都度先生から「彼女の意思を尊重したい」と言っていただいたことが今になって理解できますし感謝しています。

ありのままの彼女を受け入れて下さったからこそ今、自分の意思で考えそれを人に伝える事ができるようになったんだと思います。

当初、このままだと専攻科のカリキュラムも終えられるのか心配していましたが、終わってみれば彼女なりではありますが全ての取り組みをやり終えてくれました。

中でも研究論文は先生に助けてもらいながらも立派にやり終えることが出来たし、本人の自信にもつながって行きました。

 

学園での5年間は子供だけではなく親の私にとってもいい時間でした。

親の役割は時には大変なこともありましたが、終えてみれば貴重な体験を沢山させてもらいました。

同じ悩みを持つ親の方々との交流も本当に有り難かったし楽しかったです。

 

娘は学園を卒業して社会に出て行くには、まだまだ足りないことがたくさんあります。

でも、この先も学園で学んだ「ゆっくりでも自分のペースでいい」「出来ないことは恥ずかしいことではない」を忘れなければきっと大丈夫だと信じています。

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見晴台学園

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