見晴台学園トピックス

 1990年、学習障害や発達障害の中学生・高校生が学ぶ全国にも珍しい父母立の学園です。

成人を祝うつどい

2009年01月28日 | 日々つれづれ
 1月26日(月)成人を祝うつどいを行いました。
今年成人を迎えたのは職準(職業準備クラス)2年の2人。

 当日はスーツを着て緊張気味で参加した2人でしたが、後輩たちの拍手で入場するとにっこり笑顔が。後輩たちもいつもの先輩たちとは一味も二味も違う先輩たちに戸惑い感を隠せない様子でしたが、時間を見つけて準備をしてきた企画を心をこめて成人の2人に披露しお祝いをしました。

 学園長からのお祝いの言葉に
「成人になるということは自分が独りで考えて自分の時間の使い方をきめられる大人になるということ」というフレーズがありました。
 これは職準の「一般教養」という授業で使用しているテキスト「いのちの授業」(日野原重明著)の中に書かれているものですが、成人になるということは自分のためだけに時間を使うのではなく、人のためにも時間を使えるようになること、それが自立という話は大人の私たちも納得に行く話。時間はみな平等でどのように使うかはその人にまかされている、それが大人になることの責任だと改めて思いました。

 サプライズ企画では親の方からのメッセージの代読と写真を使った「20年の歩み」。それぞれが家族や多くの人からた~っぷり愛情をもらい、今日に至るかがよくわかりポロっとくる場面も。

 また中等部企画の“なんでもインタビュー”では、中等部ならではの10この質問に時に“ドキッ”とするような回答をした2人。これから先、悩みながらも楽しい・そして豊かな人生を歩んでほしいです。

 新成人への何でもインタビュー
  *生年月日とニックネーム
  *僕たちのイメージ ○○先輩といえば…
  *20歳になった気分を色であらわすと何色?
  *テレビのタレントや今までに出会った人の中であこがれの人は?
  *学園で楽しかったことは?
  *もし免許を取ったとしたら隣に乗せたい人は?
  *羞恥心・Paboのメンバーで好みの人は?
  *将来の夢は?
  *結婚はしたいですか?
  *10年後の自分は何をしていると思いますか?


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする