映画【東京公園】 雑感

いきなり連続真夏日とかやめませんかマジで。しんどいわ。
まあ近畿はまだマシか…関東地方が猛暑日だったと知って心底たまげた夏至2011です。こんばんは。

そんなこんなで、やっとこさ観に行ってきましたー。
小路さん原作の【東京公園】。

予告とかでぽつぽつとは目にしてましたが。

まず最初に、結論から言っていいですか。

原作を知らなければ、いい映画だと思いました。

ここから先は、ちとネタばらしするかもです。
これから観るんだ先入観をもちたくないんだ！ってかたは、ここで回れ右です。
なんか久々ですね、このフレーズ（笑）




いやいやいや、えーと。

キャスティングは、二人を除いてほぼぴったりだと思います。

ヒロくんに期待したのにいぃぃぃぃ！
わたし、この『東京公園』では、ヒロくんが一番好きなんだよう！
それがさ、それが。

あと、初島氏。
あんなダンナ、ヤだ。はっきり言うけど（笑）
原作はとーーーってもジェントルマンで穏やかな人やのに。なのに。

主役の三/浦/春/馬くんや、榮/倉/奈/々ちゃんなど女性陣はハマってました。美しくてキュートでぴかぴか光ってました。
今までわたし、三/浦/春/馬くんて意識してみたことなかったけど、今回のこの役にはぴったりだったよ。サラサラヘアーに触りてえ！とも思ったな（爆）
富永嬢の榮/倉/奈/々ちゃんがまーイメージどおりで笑ったわ。可愛いwww

で。

原作と何が違うって、あはははは！
映像でできるギリギリの叙述トリックやんか！（笑）
伏線張ってあったから、フェアですよ。うん、そこは。
ただちょっと腰が抜けた…。期待してただけに、あららそっち？！別方向にいっちゃったよーん…しくしく。て感じ。

でも全体の流れはほぼ原作通り。セリフも忠実に書いてある部分もあるし。

なので、違ってる部分のこの辺は好き好きでしょう。
ただ、わたしは原作設定の方が好き。←いやだからヒロくんが

思えば、ドラマ版の『チーム・バチスタの栄光』に始まるシリーズなんて、もう原作のカタチなんて木っ端微塵に吹き飛んでてほぼ原型留めてないことと比べたら、この【東京公園】は、はるかに原作を大事に守って作ってあります。うん。

あ、マスターの女装で若干引いた…でかすぎ（苦笑）
昨年の連ドラになった『インディゴの夜』の升さんの完成度がいかに高かったかを再認識した（おいおい）

この映画化で、アマゾンでの小路さんの著作のうち『東京公園』が売り上げぐーんと上がったそうです。
原作はもう少し静謐でヒロくんが素敵なので（まだ言うか）、ぜひ読んで！

自分で改めて思ったこと。

わたしはけっこうガチガチの原作至上主義らしい☆

萌え読みするならともかく、そんな隙間がない場合は原作をあーだこーだと手を加えた映像化は、なかなか割り切って受け止めにくい…。頭固くてすいません。いや萌えな同人さんの二次も大好物なんですけど。むーん。



京都で公園て…無いのよねえこれが。
御所（御苑）くらいか。ああいう市民の憩いの場って。
寺社仏閣に御陵ならそこらじゅうにあるんやけどな。
拝観する家族写真でも撮ってくれませんかねえ今度…（誰に言ってる）

よし。6月のメインはこれで終わったかな。
小路さん祭りに勢いつけて、次行ってみよー！

	東京公園 (新潮文庫)
	小路 幸也
	新潮社