狸喰うモノ牛愛でるモノ

アラフは扇動者、教育を知らない

ノモンハン

2011-05-26 08:11:09 | Weblog
先週アダルトDVDを売ってきた。
実写の男と若い女が映っているヤツが数本。
別に売りたかったわけではない。
お金が無かったのだ。
一本平均百円未満の二束三文、硬貨で帰ってきた。
帰りに牛丼屋に入ったらそれはほぼ無くなった。

気になったのでノモンハン事件を確認してみた。
原因はモンゴル国と満州国との国境紛争、
後ろ盾がソ連か日本かという差はあれ両国とも似たような成り立ち、
日ソ双方に侵略の意図があり小競り合いが頻発していた。
意図の場所は日本の方は現場が積極論で東京は及び腰、
ソ連の方は独裁者の胸先三寸と。
日本側の分裂は植民地経営的と見るべきか非対称同盟的と見るべきか。

ソ連は近代化工業化に成功しており日本は継続中、
軍はソ連では士官の粛清が進行中で日本側は旧時代の悪癖を
引きずっていた、とは言っても、個々の悪癖は指摘されてはいるが
その時点でどのような政策を取ればそれらが良くなったのか
といった言は現状見当たらず。
戦闘は前半は日本側有利、後半はソ連の勝利。
兵器の質では日本側が劣っていたが兵の練度で上回っており
死傷者数は同程度だったと見られ、損害はソ連の方が大きかった。
双方とも侵略の意図を残したまま政治状況は戦闘前と
さして変わらぬ状況のまま停戦、日本側は情報隠蔽努力から
中央の政治が混沌化する。

その後日本は南進策を取り華北からさらに侵略、対米戦争に突入し敗戦、
ソ連より満州国を与えられた毛沢東軍が東ユーラシアの半分を征服し
中華人民共和国が成立、モンゴルはそのまま残る。

大正時代以降日本はグレートゲームの参加国として振舞うことが
当たり前になっており、戦後日本の文脈はその中での
軍部の失敗を糾弾した上に人道論で着色する形になっている。
何がアカデミズムだ。
私がべき論を言うなら英帝と米帝とソ連と仏帝と独帝とをぶっ潰し
中国を征服し中国人を啓蒙した後日帝を解体するべきだったとなる。
全帝国消滅なんて事態は有り得ないだろうと言うかもしれない。
だが機会はあった。 例えば、冷戦終了時とか。
まあどの道、日本の大学文人たちの言にはなんの価値も見出せないことに
変わりは無し。

どうも歴史上の事実関係は認識していたのと違っていた模様。
調べないまま取り上げていました。
ごめんなさい。
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