狸喰うモノ牛愛でるモノ

あー。 なんでこんな偉そうな事書いてるんだろうなー。

ゆるやかな売国

2018-07-29 15:51:49 | Weblog
「国益ってなんだ?」という問いの一般解は、「GDP成長である」となっている。 これ以外の答えだと人心の安定、国民の健康寿命、治安などがあると。 大雑把に「内戦が遠ざかる事」とまとめてもいいが、方針とするには茫洋としたものだ。

「GDP成長を維持するためには労働移民の輸入が不可欠だ」とする論がある。 あちこちに見かける。 これに対し私は、「GDP成長とは家事の商業化である」としたと。 表現こうだったかな? まあいいや。
一家四人、一日の食費が自炊していた場合5000円だったとしよう、これを外食に切り替えたところ一食平均1500円、四人が一日三食で18000円となったと。 元々経済に計上されていなかった社会活動が計上されるものに置き換わる、これがGDP成長の内側なのだと。

家庭ごとの炊事を外食産業に切り替えるには新たにコックが必要となる。 家庭の主婦が即座にコックになれるのならばそれで回るかもしれないが、それが実現するのはまれ、だいたいコックを外部から招く事となる。 これが「GDP成長に労働移民輸入が必要」となる話の内側。 「それで個々の国民が幸せになるの?」の問いに対する答えは、「人による」としか言いようがない。 ただし、選択肢は増える。 一方で、治安の悪化は起こる。 ほぼ確実に。

何故労働移民輸入は治安の悪化につながるのか。 三つほど挙げてみる。
・そもそもの構図が貧富の差を前提とする
・労働移民は生まれ育った場所で培った文化、学んだ事と異なる社会秩序を上から押し付けられる
・労働移民の多くは強欲から移住を選ぶ

こんな感じか。 国益の話に戻しまとめると、
1. 国益はGDP成長と治安両方ある
2. 労働移民輸入でGDP成長を維持しようとすると治安が悪化する
3. GDP成長とは家事の商業化であり、それが好ましいかどうかは人による

極論すると、国益になっているのかどうかよく判らない物のために国益を犠牲にしている、となる。

さて、労働移民輸入政策を推し進めようとする政党と、そうではない政党とがあったとしよう。 あったとしよう、というかこれが昨今先進国各国の政党選択テーマだったりするのだが。 ここに「省益」という観点を入れる。 国家の機関であるはずのこの「省」が省益、あるいは省内局内の派閥益から特定の政党を支援する行動を取ったりするわけだ。 これこの支援される政党が労働移民輸入の側だったりすると、場合によっては背任罪に該当するんじゃないかな、と思うところ。 他には麻薬や賭博の自由化、離婚推奨政策なんかがこれに当たりそう。 治安が悪化する。 セキュリティ・ホールが拡大する。 本来そういうのを職務としている省庁だったとしたら。
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