課題
従前から問題となっていることではあるが、「とんこつ欠乏症」がはっきりと指摘された研究として、「博多弁の女子はかわいいとおもいませんか」(作者:新島秋一)がある。
九州男児の体の32%がとんこつであり、体内とんこつ密度は約1か月程度で危険域である5%以下となる※1事はよく知られていることであるが、「とんこつ欠乏症」になることで、やる気がなくなる・九州男児としてのアイデンティティーを失う・重度なめまいが発生するなどの症状が出る。
一時的な対策として、「うまかっちゃん」による対策が過年度実施されてきたところであるが、経口摂取を行う上で、「うまかっちゃん」の依存度の高さや「うまかっちゃん」への飽き、販売北限である近畿圏までしか九州男子の生息域が確保できないなどの課題があった。また、その他の経口摂取を行う方法として各種とんこつラーメン店は近畿圏を超え、関東まで進出を果たしているところだが、地方部への転勤組は重度なとんこつ不足により、九州男児が「うまかっちゃん」を求めてさまようなど重大な事態となっている。
(↑うまかっちゃんを求めさまよう九州男児)
本研究は、とんこつラーメン専門店の営業範囲や、うまかっちゃんの販売範囲を超えた地域まで九州男児の生息域を拡大するため、「とんこつ欠乏症」に効果のある食材を探し、その対策を行うものである。
解決策
ここで先に述べておく。筆者は長崎県に在住していた期間が長かったことが一番の理由と思われるが、「とんこつ欠乏症」対策食材を全国各地で処方できる店舗として、「リンガーハット」がある。長崎ちゃんぽんは、あっさりとしたトリ・とんこつスープと国産野菜、そして太くコシのある麺が合体した長崎のソウルフードであり、九州男児に必要不可欠な「とんこつ」をバランスよく経口摂取ができる食品である。このソウルフードに気づくまで筆者は、「うまかっちゃん」の経口摂取による対策を行っていたところだが、やはり重度な「うまかっちゃん」依存症により生活への悪影響が出てきつつあった。
(↑長崎ちゃんぽんの経口摂取の例)
また、知人の鹿児島男児にも試してみたところ、一定の効果が発現した。
留意点
「長崎ちゃんぽん」による「とんこつ欠乏症」対策はある一定の効果を上げたが、これらの対策を踏まえ、以下の留意点がある。
① 九州男児といえど、地域により必要な「体内とんこつ密度」が異なる※2ことから、各県の出身者の意見も踏まえて再度検討する必要がある。
② 「うまかっちゃん」、「長崎ちゃんぽん」に頼る方法も、飽きがくる可能性は否めないため、やはりとんこつラーメン店に頼らざるを得ない部分もある。
③ 本対策を行っても、「とんこつ」の誇り高き香りが不足する場合があり、5感をフルに使った「とんこつ欠乏症」対策の必要性は高い。
また、「とんこつ」の誇り高き香りが強いほど、「体内とんこつ密度」を正常に戻す効果は大きい。
まとめ
本研究により、「とんこつ欠乏症」対策として「長崎ちゃんぽん」の経口摂取を行うことが一定の効果を上げることが分かった。
「うまかっちゃん」や「カップラーメン」による対策を行っている地方部へ出張中の九州男児は一度、効果を確かめてほしい。
なお、「九州男児」だけでなく、「九州女子」にも効果があると考えられる。試してみた方は効果の有無をお聞きしたい。
参考文献
※1:民明書房刊「九州男児 ~その血の運命~ 」より抜粋
※2:民明書房刊「九州男児詳細解剖図」より抜粋
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