昨日、市民メディアMedi-R経由で受け取ったメールです。
ユーストリームで見られる「原発事故の現状と防災対策」講座。
受信環境は悪くはなかったのですが途中、音声も映像もぶつぶつに切れるので、後で記録を見たほうがいいと思いましたので、今日のお知らせです。
今回の原発事故を冷静に多角的に見る時に必要な情報だと思います。
もちろん、今、この事故は現在進行形であり、腹立たしくも、「想定外」の「実験中」。
深刻な予測も出てきますが、まずは情報として知っておきたい内容です。
---------------以下そのまま
反原発運動を22年つづけてきた「たんぽぽ舎」は、現在精力的に市民に情報提供
をしています。19・20・21日に、連続講座を開催し「原発事故の現状と防災対
策」を行っています。報道だけではわからないこと、隠されていることを明確に
指摘し、「わかりやすい、的確」ということで、毎回会議室があふれる50人以上
が詰めかけています。「いまの現状をどうなっているのか」「最悪の場合どうな
るのか」「放射能汚染はどこまで広がるのか」「避難したほうがいいのか」「子
どもの対策は」など、切実な質問に丁寧に回答しています。本日21日は連続講座
の最終日で、午後6時から、菅井益郎（大学教員）・山崎久隆（たんぽぽ舎）の
両氏を講師に行われます（場所＝東京・水道橋のたんぽぽ舎）。その内容を、
ユーストリームで生中継しますので、ぜひご覧ください。また、ツイッターなど
で質問・意見をお寄せください。
・生中継サイト↓（19・20日の録画もここでご覧になれます）
http://www.ustream.tv/channel/tanpoponews
・ツイッターハッシュタグ
#tanpoponews
-----------------------
Ｍ8.8が、Ｍ9.0に修正され、1000年に一度の「想定外」地震だったら、原発事故は許されるのでしょうか。
福島と、その周辺の北関東はこの先どうなるのでしょう。
私たちは、放射能汚染はしようがないよね、わかったよと言えるんでしょうか。
東海地震の脅威を抱えるエリアに、中部電力の浜岡原発。
福井にも巨大な原発エリアがあります。もちろん他にも。
「放射能汚染 たぶんこれが今公表されたデータの中で最も信頼性が高い」というNYタイムズの記事も。
「自分達は何も悪いことしていないのに」と無念な表情で話す、牛乳の出荷停止を受けた福島県の酪農家の方の言葉がつきささります。
国から賠償を受ければ済むというものではありません。
ただでさえ、被災地と被災者の皆さんが最小限でも以前の暮らしに戻れるまでにどのくらいの時間がかかるのかという時。
日本はどこに着地して、どんな幸せを築いていくのでしょう。
前提が変わらざるを得ない今、皆が考えなくてはならないはずですが、表面的には普段の生活を取り戻し始めている首都圏では、今回の危機をほどなく忘れていきそうな可能性を、一部感じます。
こういうことが、最も恐ろしいことです。
