みどりの野原

野原の便り

10月14日 散歩  謎が解けた! 雲南百薬 トビイロウンカ オオミノコフキタケ

2020年10月14日 | Weblog

ぶらぶらと近場を散歩。


  キンモクセイの香りが漂う。

気になっている作物を見に行く。

 
頑丈な金属の棚?に絡みついている。 
初めて見た7月9日は雨の後でぬかるんで近づけなかったのだった。
近くの人に聞くと「ヤマイモや」とのことだったが、ヤマイモの仲間とは思えない・・・
ずっと気に掛かっていた。            右)今、ちょうど花盛りだ。

 
      房状の花序            葉はハート形縁は少し波打つ感じ。

 
おっ「むかご」ができている。やっぱりヤマイモの仲間か? 葉の上に乗せてみた。
ヤマイモのむかごとも感じが違い、ニガガシュウのむかごほどゴツゴツしていない。

わからないままに帰ったのだが・・・
ハタと気が付いた!「雲南百薬」じゃないの? 違いない!

雲南百薬はアカザカズラとかオカワカメともいうツルムラサキ科の植物。
食べたことはないが、ネットによると古い時代に薬用植物として琉球列島に渡来したらしい。

なぜ思い出したかというと、近くのお家の高~い塀を乗り越えてぶら下がっているツル草を以前に調べたことがあったのだった。  2019年2月2日のブログ 参照 
思い出して、疑問が解けてスッキリ! 忘れていただけとも言える ( ;∀;)

 
       近くの田んぼでもトビイロウンカの被害がひどい。
昔からウンカが農業害虫だというのは知っていたが、「ウンカ」という生物名はないのだそうだ。

ウンカ科の1種のトビイロウンカは日本では越冬できず、梅雨期にジェット気流に乗って中国大陸から移動してくるそうだ。
そして、定着すると短翅型が出て、イネの発育とともに世代交代を繰り返して繁殖し、イネの茎から水分や栄養分を吸い取るためにイネが枯れる被害が出るということらしい。(ネット)

今年は特別に被害が甚大なので、来年は予防に力を注がれるだろう。

 
      あぜ道にはイヌタデやヨメナの可愛い姿が見られる。

 
サクラの木に付いたオオミノコフキタケ 茶色い胞子がそこら中についていた。
               右)なのに、きのこの裏面は真っ白なまま。不思議。

 
ヒルガオに付いていたのはエビガラスズメの幼虫?
                  右)カラムシの葉をつづっていたアカタテハの幼虫

1時間半ぐらいで帰宅して、後はごろごろと・・

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10月13日 うちの庭 アゲハチョウ幼虫 ヤマトシジミ 

2020年10月13日 | Weblog

裏庭のサンショウの木、今年はアゲハチョウの幼虫がつかないなと思っていたら・・

 
今頃、幼虫が数匹 緑色のも白黒の若齢幼虫もいる。

秋でサンショウの葉も勢いがなく、もうすぐ葉を散らしそうなのに・・食糧は足りるのか?

 
ヤマトシジミ オグルマの残り花で吸蜜 
  お隣でもらったクウシンサイの下に蒔いた小松菜 双葉がたくさん出てきた。

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10月11日 カラマツ アカソバ

2020年10月11日 | Weblog

先週から体調不良でおとなしくしている。

パソコンはよくない。テレビもよくないというので、たまに本を読むぐらいでごろごろしている。

少しは落ち着いてきたので、気晴らしに車でカラマツを見に連れて行ってもらった。

 
アカソバ 高嶺ルビーという品種か?    ヨシノアザミもきれい。

 
時々見に行っているカラマツ 今年3月初めて行って、今日で6回目。

カラマツは芦生で見たぐらいで、なじみがなかったので、毎回楽しみである。

 
 球果はすっかり茶色くなり、鱗片も開いていた。球果は去年のと今年のと混ざっている。

秋深くなると黄色くなって落葉するらしい。見たことがないので楽しみだ。
ほとんど歩かなかったが、調子も悪くならないので、少しは散歩もいいかな?

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10月5日 矢田丘陵周辺 害獣除け

2020年10月05日 | Weblog

下見に同行した。

いい天気で、自然の残る矢田丘陵山麓の道を気持ちよく歩いた。

 
    ヒヨドリバナ真っ盛り     サワヒヨドリもたくさんあった。

 
   ヒメジソも多かった 
 右)サワヒヨドリに見慣れないチョウ。何とか撮れた。メスグロヒョウモンじゃないかと思うがどうでしょうか?

 
田んぼの獣除け柵に青いものがぶら下げてある。何だろう? 「亥丹停止」と書いてあった。
イノシシ除けか。初めて見た。
調べてみると、害獣を色や匂いで寄せ付けなくするものらしい。
動物によって嫌いな色も違うらしい。イノシシは青を嫌い、イノブタは紫、シカ・アライグマ・ハクビシンは赤を嫌うという。‥ということはこの青いヒラヒラはイノシシ除けか。
そして、それらの害獣の嫌う匂い 唐辛子成分のカプサイシンがしみこませてあるらしく、効果は1年間あるとのこと。(ネットによる)
案内役のUさんが「オオカミのしょんべん」と言われたが、天然の動物除けとして、オオカミの尿を使った害獣忌避剤もあるそうだ。


道に埋め込まれたハチの巣状の板 ははあ。これも獣除けか。
こんなところに足を引っかけては大変だ。

イノシシやシカも生きるためには何かを食べないといけない。人間はせっかく作った作物を食われてはたまらない。
知恵比べになるのだろうな。

体調を崩していて、来週の本番は行けそうにない。報告を楽しみにしている。

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10月3日 ウマノスズクサ 花に虫

2020年10月03日 | Weblog

あちこち歩きまわっている息子。
私が「タコノアシ」とか「ウマノスズクサ」と、よく言うので、草姿も覚えて、歩くときに気にかけているらしい。

先日「ウマノスズクサが繁っているところを見つけた」と報告があり、今日出かけたついでにその場所へ行ってもらった。


川沿いの場所にあったウマノスズクサ。巻き上がって見やすい。
同じ続きの柵には他の植物が巻き付いていた。

 
            花やつぼみもあった。


花に細かい虫が集まっているのを初めて見た。花筒の内側には下向きの毛が見える。

これは果実が期待できるかも。楽しみ~。どうか刈り取られませんように・・・

いつも見ているところは、花は見るけれど、果実は見たことがないのだ。

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10月2日 うちの庭 カラスノゴマ ハナトラノオ ヒメノウゼンカズラ ハッカ ムラサキゴテン 

2020年10月02日 | Weblog

地味な初秋の庭です。


やっと咲き出した カラスノゴマ

 
そんなに恥ずかしがらなくても・・  顔を上げれば美人なのに。控えめな花です。

 
       ハッカ       右)ムラサキゴテン うちに住み着いて長い。

 
  ハナトラノオ(カクトラノオ)    ヒメノウゼンカズラ


他に、ヒガンバナ モミジアオイやヤブランやノシランも咲き続く。

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10月1日 ②馬見丘陵公園 オオイタビ ニューギニア インパチェンス 花壇 自動散水 中秋の名月

2020年10月01日 | Weblog

馬見丘陵公園 短時間見る。

 
中央南口のオオイタビ 毎年たくさんの果嚢ができる。雄の果嚢断面。 
雌しべ(赤い部分)・雄しべ(ピンクの部分)がぎっしりと付いている。
ここにもコバチがやってくるのだろうか?

雌の果嚢を見たことがない。見たい! 

オオイタビの仲間のカンテンイタビは愛玉子といって、揉みだすと寒天状のお菓子になる。


シロバナマンジュシャゲの帯が奥まで続いていた。
この頃はあちこちで白や黄色のヒガンバナが植えられている。

 
ニューギニアインパチェンス 赤・ピンク・白・いろんな色があり鮮やか
                      右)サルビアレウカンサ

今日のメンバーさんも参加されている、花づくりの方たちの花壇を見る。

 
花づくりボランティア「カジュアルな和庭園」 しっとり落ち着いた庭。
 右)フラワーパークレンジャ「花の町へドライブ」コキアが森のよう。力作のオープンカー

ダリアの花壇を横目に、一足先に帰る。

 
      花壇の自動散水 広い花壇にはこれがないとね。

今日は旧暦8月15日 中秋の名月 


きれいな真ん丸十五夜のお月様が見えた。

 
昨日採ってきたススキと、ハギの代用のアレチヌスビトハギ セイタカアワダチソウなど・・                      右)お月見飾り

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10月1日 ①馬見丘陵公園~ほのぼの公園 周辺 サワヒヨドリ ワレモコウ アメリカコナギ オギノツメ シカクマメ セスバニア

2020年10月01日 | Weblog

観察会に参加
馬見丘陵公園から近くの公園往復の後、馬見丘陵公園へ。

秋らしい気持ちの良い道だった。

 
    ツリガネニンジン              サワヒヨドリ

 
      ワレモコウ               オギノツメ

 
 家の近くでは少なくなったススキ          メガルカヤ


   田んぼに アメリカコナギ

田んぼ

 
今年はイネにトビイロウンカの害が広がっている。収穫直前なのに、痛々しい状況だ。
初めは「坪枯れ」状態からだんだん被害が拡大するらしい。大半のイネが枯れて変色している田んぼもある。家の近くでも同様だ。



 
  畑のシカクマメ 花も実もあった。

 
シカクマメの花 今日の空のようなきれいな空色  
          右)四方にヒレの付いた鞘 若い鞘はあっさりしておいしい。


シカクマメの奥の方に黄色い花が咲いた”木”が見えた。
メンバーが、畑にいた方に尋ねたら「セスバニアです。根に根粒菌があって畑に良い。根は1mぐらい深く伸びる」と教えてくださった。

「セスバニア」初めて聞く名前。近くに行ってみた。

 
       高さは4mほどある。 
                右)マメ科らしい羽状複葉の葉 黄色い蝶形花

前に近くで、似たような花を見たことがある。
その時に「アメリカツノネム」と思ったのはこれだったのか?(後で記す ※)

 
花弁の裏は汚れたような黒い斑点状の紋がある。       
                右)枝には 小さいトゲ状の突起があった。

「セスバニア」 調べてみると・・
マメ科の1年草 草丈は最大で3~4mになる。(まるで木のようだった)
根粒バクテリアと共生する緑肥植物。
根が地中深く伸びるので「硬盤破砕能力」があり、通気性もよくなる。

種子は1㎏入りで売られていることが多いようで、畑一面に撒き、2メートルぐらいになると、トラクターなどで畑にすき込んで利用するのが本来の使い方のようだ。
草丈がそれ以上に高くなると茎が硬くなる。

だから、ここのように1本だけあって、こんなに大きくなるまで置いてあるのは本来の使い方をしていないのかもしれない。

そして、セスバニアにも品種があるようだ。(ここにあるのはどれかはわからない)

セスバニアの品種の1つが、先に書いた ※アメリカツノクサネム(セスバニア エクサルタータと読む?)

 
2,019年11月に見た「アメリカツノネム」と思ったもの。草丈1mぐらいで、花と細長い果実があった。  
   右)枝には小さいコブがついていた。この形状は上記のセスバニアと言われたものと違う。

アメリカツノクサネムも同じセスバニアの仲間の緑肥植物。今日見たものと同じものなのかな?

見慣れない植物を見るとすごく面白い。    

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