みどりの野原

野原の便り

6月9日 タコノアシ オオツメクサ

2017年06月09日 | Weblog
タコノアシはどうなっているか?


以前に端から1~2m帯状にタコノアシが群生していた休耕田。
タコノアシの向こうは縁にセイタカアワダチソウの混じるヨシ原だった。
ヨシ原まで一面草刈りされたのは初めてのこと。何か始まるのか? 不安がよぎる。

交通の便はすごく悪いところではあるが、すぐそばに集落があり田の横には家が建っている。
今に宅地化されるのではといつもヒヤヒヤしている。

さて、前にあった所を見るが、ついに絶えてしまったのか? 


探していると「これタコノアシやろ」と息子。
門前の小僧・・何回か来ているうちに特徴がわかるようになっている。
「これはセイタカアワダチソウやけどこっちはタコノアシ」・・と。「当たり」
向かいの休耕田の端に数か所残っていた。

宅地化でもされたら一瞬にして絶滅してしまう。
前にもそう思って数本掘り取って家に植えたが、何が悪かったのかまもなくダメになった。


もう一度挑戦してみようと少し持ち帰る。


休耕田近くの道端に生えているイヌドクサ

次にオオツメクサの生えていたところへ。車に乗せてもらって・・

あれだけあったオオツメクサは季節が違うからかなかなか見当たらず、やっと少し残っているところを見つけた。花は終わって種が実っていた。
写真を撮ろうとしたら、カメラがない。
きっとさっきの所や。と戻ってもらう。道端に赤いケースが見えた。

ほっ!大事なカメラ あって良かった~。人通りのない所が幸いだった。
ちょっと気が緩んでるなあ。気を引き締めてと自分に言い聞かせる。
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6月6日 明神山 逆さ虹 亀の瀬を望む ウスノキ

2017年06月06日 | Weblog
久しぶりの明神山 太子1丁目バス停から登るのは初めて。

 
15分ほど歩くとスイレンの咲く池に出た。スイレンは少し茎が立ち上がっていた。
 右)クワの実、まだ未熟で赤いのが多かったが、黒く熟したのもあり1つ食べた。懐かしい味。
利尻島でいっぱいなっていたクワの実を食べたのを思い出す。

「虹!」という声に空を見上げる。こんないい天気なのに?

見えるかな~。二重の逆さ虹が写ってます。
いつも見る虹とは違い、上に向かって弧を描いている。
・・あ、この虹、前にも二上山の上で見たことがある。何というんだか忘れてしまっている。

ネットによると『大気光学現象の一種で、晴れた日に出るので厳密にいうと「虹」ではなく「ハロ」と呼ばれる現象の1つ』『雨粒によって起きる「虹」と違い、「ハロ」は雲など氷の粒によって発生する
 なるほど・・。

後は、環天頂アークとか環水平アークなどむつかしい言葉がならび・・理解するには能力不足。
まあ「2重の逆さ虹」ということに。弧の内側から外側に向かって赤橙黄緑青藍紫と色が付いていた。

しばらく見上げて出発 山道に入る。
少し登って来たなと思ったが、着いたところは住宅地の公園。あらっ??
住宅地の店舗の前を行くと「明神山参道」の石標。そこから少し登ったところに「明神山ハイキングコース入口」の道標があった。ここが登山口らしい。
オレンジのゲートをくぐり・・登る。

 
      ネジキの花が満開           リョウブの花

山道にはシダもいろいろ。教えてもらった「フモトシダ」覚えたいなあ。

 
前に見えている景色は「亀の瀬」と言われている地域。(大阪府柏原市峠地区)
大阪府と奈良県の府県境にあたり、奈良盆地の水が大和川となって大阪平野に抜ける狭窄部に位置している。 近くには国道25号、JR大和路線が走り、古代も現在も交通の要衝となっている。
  
「亀の瀬」は古くから地滑りの多発地帯で、明治以降も何度も大規模地滑りが起き、大被害をもたらしている。
そして「地滑り対策」として、50年をかけ世界最大級といわれる「地すべり対策工事」が『平成23年3月に地すべりを防止するための主な対策工事が完了した』とのこと。
通りかかった人が「地滑り抑止のために打ち込まれた鋼管杭は直径90㎝ 長さ6.5mもあるんですよ」と教えてくださった。

10分余りで頂上に到着。

 
    水の神を祀る「水神社」     三等三角点があった。標高273.7m

明神山は王寺町の西端、見通しが良く、昔は「大阪堂島のコメ相場」の旗振りもここで行われたとか。
また、元ここに祀られていた大神宮への信仰も篤く、参詣する人で賑わったらしい。

 
植栽されたらしい花 オルレア ホワイトレースかな?     ニゲラ(クロタネソウ)

弁当を食べた後、少し下って頂上に戻るミニコースを歩く。 アオモジが何本もあった。

帰りは、昔の参詣道を整備されたという林道を下る。

  
ウスノキ(カクミノスノキ)に赤い実が1つ。    ステキな帽子飾り
坂道の住宅地を通りバス停に戻る。      
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6月5日 ゴキヅル ウチワゼニクサ

2017年06月05日 | Weblog
風邪ひきで、鼻水がひどい。
予定のアオバヅクの観察会もお休みにした。

・・がしんどくもないので午後から橿原運動公園へ自転車で出かけた。

冬に来たとき、ウチワゼニクサが生えていた場所がわからなかったが、今日はすぐわかった。

 
         水辺                アゼナルコ
セイタカヨシやヒメガマらしいもの、イネ科の植物・キショウブ(花1・2残る)やギシギシの仲間など雑草の類が繁っていた。

 
       ゴキヅル繁茂            ポンテデリア
        
私がはじめてゴキヅルを教えてもらったのは、もう20年?ぐらい前になるか、まだこの公園も出来ていない頃、この近くの田んぼの用水路だった。
ちょうど果実の時期で、可愛い「合器」に魅入られた。
それからずいぶんして探したけれど見つからなくて・・ゴキヅルは私にとってはなつかしい草なのだ。

          
前にここでこれを見た時、ブラジルチドメグサと間違った「ウチワゼニクサ」も繁茂 葉柄が盾型に付く。
                              右)ハッカ

実は昨日娘が遊びに帰ってきたが、娘がまだ家にいる時、一時水草に凝っていたことがあって、家を出てから私が引き継いで育てていたのだが、特定外来植物が問題になった頃、家で水鉢いっぱいに育っていたのを、ブラジルチドメグサと勘違いして処分してしまった。

そして、昨日園芸店で娘が買ってきたのがウチワゼニクサ(ウォーターマッシュルーム)だった。
それで、ここを思い出したというわけだ。 
ここには嫌というほど繁っていたのに、残念でした。

 
   公園の近くのコムギ畑。まさに小麦色になって刈り取りを待つばかり。


帰り道、道端に野生化していたランタナを切って帰った。茎がチクチクして痛かったが、しばらくは花を楽しめる。
家にもあるがまだ咲いてない。
 
帰りに立ち寄った「式内社 天太玉命神社] 古代氏族の忌部氏(斎部氏)の氏神らしい。
こじんまりした社だが木が大きく繁り貫禄がある。   右)ムクロジの大木 

ほんの2時間ぐらい、鼻をかみつつのサイクリングだった。
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6月4日 ドクダミを抜いた。

2017年06月04日 | Weblog
庭に茂っていたドクダミを抜いた。


ドクダミ茶にするために洗って、新聞紙の上に仮干し。

吊るす場所を考えねば・・
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6月1日 2人で下見 昆虫など

2017年06月01日 | Weblog
2人で下見。・・なので詳細は省きます。

暑くもなく寒くもなくいい季節。
静かで、虫の警戒心も少なく、じっと止まって良いモデルさんになってくれた。

 
      クロヒカゲ            ルリシジミ


     オジロアシナガゾウムシ

 
センダンが咲いていた。本番には花はなさそうだな。 ササユリもあったが・・無理かな?

本番はもう少し先なので、様子も変わっているだろうが、去年は雨天中止になったので、とにかく晴れてくれ~。





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