昨日いっしょに歩いた方が、ヨウシュヤマゴボウを見て「○○さんはいつもこれをおいしいからっていっぱい摘んで帰られるのよ」と言われた。
「ええ~っ 食べられるの~? 毒と思ってたわ。」と私。
○○さんは私も知っている植物通の方で、食べれる野草もよ~くご存じの方。
その方が時に食べておられ、すご~く元気なのを知っているので「そうなのか~食べれるのか~」と思ったけど、帰ってから念のために調べてみた。
先ず持っている植物図鑑を調べてみた。
*(原色日本植物図鑑・保育社)
「食品に用いるのは下剤となるのでよくないという」
*(野に咲く花・山と渓谷社)には毒性記載なし。
* 他の図鑑では毒性に触れていないものが多い。
読み物として見る図鑑では
*(秋の山野 草と樹木505種・講談社)
「ヨウシュヤマゴボウ 有毒」「ヤマゴボウについては、有毒だが、根は薬用」
*」(四季の山野草・緒方出版)「アメリカでは若菜をサラダとして食用にする
*(食べられる山野草・主婦と友社)食べられるリストにも毒草のリストにもなし。
ネットでも調べた
引用も多いので必ずしも正しいとは限らないように思うが毒草扱いのもの多い。
*(wikipedia)
アメリカでは、かつて着色料として、安価なワインなどに用いられたが、毒性
があるため現在は使用されていない。また、アフリカ系アメリカ人の間では若
い茎と葉を茹でて食用にしていた時期もある(ソウルフードを参照)。
毒性 [編集]ヨウシュヤマゴボウは毒草で、全体にわたって毒があり、果実も
有毒である。
毒性は、根>葉>果実の順であるが、果実中の種子は毒性が高い。果実は、
ブルーベリーと間違って誤食する事故もあり、注意が必要である。特に、幼児
は影響を受けやすいので、果汁が直接皮膚に触れることも避けるべきである。
毒成分は、アルカロイドであるフィトラッカトキシン(phytolaccatoxin)、
サポニンであるフィトラッカサポニン(phytolaccasaponins)、アグリコンである
フィトラッキゲニン(phytolaccigenin)などである。また、根には硝酸カリウム
が多く含まれる。
誤食すると、2時間ほど経過後に強い嘔吐や下痢が起こり、摂取量が多い場合は
さらに中枢神経麻痺から痙攣、意識障害が生じ、最悪の場合呼吸障害や心臓麻痺
により死に至る。幼児の場合、種子を破砕した果汁を誤飲すると、果実数粒分で
も重篤な症状を引き起こしうるの で、十分な警戒を要する。
ヒト以外では、草食動物は、一般に本草の摂食を避ける傾向が強いが、下痢,体
温低下などをもたらす。
また、鳥類では、成鳥が果実を摂食しても種子を破砕しないかぎり影響は少ない
が、雛が摂食すると、死亡率の増加や運動失調などが見られる。
この他、根や種子には、植物タンパク質の一種であるポークウィードマイトジェン
(PWM: Pokeweed Mitogen)、 ポークウィード抗ウイルスタンパク質(PAP: Pokeweed
Anti-viral Protein)などが含まれる。
これらの物質も毒性をもつが、同時に有用な薬理作用をもつものと期待され、研究が
進められている。
こんなのもあった。
*『全草に有毒成分を含んでいますが、特に根と熟した実に多い。
硝酸カリやキンナンコトキシン、サポニンの一種のフェトラッカを含んでいるんだそうです。中毒症状としては、蕁麻疹、嘔吐、下痢などで、重症になると脈拍が弱くなり、血圧が異常に上昇し、最終的に心臓麻痺を起こして死に至ります。
若芽や若葉は山菜として利用されていたりするそうなんですが、よくゆでて水洗いし、水さらしを十分にしなくてはいけません。
そうまでして、あえて食べることもないのでは、と思うんですがねぇ。それでも食べたいんだ!という人でも、やはり毒草なのですから多食は禁物です。』
私の結論 「危うきに近寄らず」
「ええ~っ 食べられるの~? 毒と思ってたわ。」と私。
○○さんは私も知っている植物通の方で、食べれる野草もよ~くご存じの方。
その方が時に食べておられ、すご~く元気なのを知っているので「そうなのか~食べれるのか~」と思ったけど、帰ってから念のために調べてみた。
先ず持っている植物図鑑を調べてみた。
*(原色日本植物図鑑・保育社)
「食品に用いるのは下剤となるのでよくないという」
*(野に咲く花・山と渓谷社)には毒性記載なし。
* 他の図鑑では毒性に触れていないものが多い。
読み物として見る図鑑では
*(秋の山野 草と樹木505種・講談社)
「ヨウシュヤマゴボウ 有毒」「ヤマゴボウについては、有毒だが、根は薬用」
*」(四季の山野草・緒方出版)「アメリカでは若菜をサラダとして食用にする
*(食べられる山野草・主婦と友社)食べられるリストにも毒草のリストにもなし。
ネットでも調べた
引用も多いので必ずしも正しいとは限らないように思うが毒草扱いのもの多い。
*(wikipedia)
アメリカでは、かつて着色料として、安価なワインなどに用いられたが、毒性
があるため現在は使用されていない。また、アフリカ系アメリカ人の間では若
い茎と葉を茹でて食用にしていた時期もある(ソウルフードを参照)。
毒性 [編集]ヨウシュヤマゴボウは毒草で、全体にわたって毒があり、果実も
有毒である。
毒性は、根>葉>果実の順であるが、果実中の種子は毒性が高い。果実は、
ブルーベリーと間違って誤食する事故もあり、注意が必要である。特に、幼児
は影響を受けやすいので、果汁が直接皮膚に触れることも避けるべきである。
毒成分は、アルカロイドであるフィトラッカトキシン(phytolaccatoxin)、
サポニンであるフィトラッカサポニン(phytolaccasaponins)、アグリコンである
フィトラッキゲニン(phytolaccigenin)などである。また、根には硝酸カリウム
が多く含まれる。
誤食すると、2時間ほど経過後に強い嘔吐や下痢が起こり、摂取量が多い場合は
さらに中枢神経麻痺から痙攣、意識障害が生じ、最悪の場合呼吸障害や心臓麻痺
により死に至る。幼児の場合、種子を破砕した果汁を誤飲すると、果実数粒分で
も重篤な症状を引き起こしうるの で、十分な警戒を要する。
ヒト以外では、草食動物は、一般に本草の摂食を避ける傾向が強いが、下痢,体
温低下などをもたらす。
また、鳥類では、成鳥が果実を摂食しても種子を破砕しないかぎり影響は少ない
が、雛が摂食すると、死亡率の増加や運動失調などが見られる。
この他、根や種子には、植物タンパク質の一種であるポークウィードマイトジェン
(PWM: Pokeweed Mitogen)、 ポークウィード抗ウイルスタンパク質(PAP: Pokeweed
Anti-viral Protein)などが含まれる。
これらの物質も毒性をもつが、同時に有用な薬理作用をもつものと期待され、研究が
進められている。
こんなのもあった。
*『全草に有毒成分を含んでいますが、特に根と熟した実に多い。
硝酸カリやキンナンコトキシン、サポニンの一種のフェトラッカを含んでいるんだそうです。中毒症状としては、蕁麻疹、嘔吐、下痢などで、重症になると脈拍が弱くなり、血圧が異常に上昇し、最終的に心臓麻痺を起こして死に至ります。
若芽や若葉は山菜として利用されていたりするそうなんですが、よくゆでて水洗いし、水さらしを十分にしなくてはいけません。
そうまでして、あえて食べることもないのでは、と思うんですがねぇ。それでも食べたいんだ!という人でも、やはり毒草なのですから多食は禁物です。』
私の結論 「危うきに近寄らず」
ヨウシュヤマゴボウは食べられるか?について、詳細に調べてくれてものごっつう勉強させてもろたで!! サンキュウさんどす、
奈良春日野の森を散策してたら、鹿の食べへん山椒、レモンエゴマ、イラクサ、ヤマトテンナンショウ等にまじってマルミノヤマゴボウが見られたけど、在来種のマルミヤマゴボウにも毒らしきもんが含まれてるのかいな?
鹿さんもよう知っておるのう。
調べて書いたらすぐ忘れてしまうんですけど・・おっちゃんからもいろんな話教えてもらうのを楽しみにしてますよ。
食ってるよ、ヨウシュヤマゴボウ。
まんま食えば毒でも、やり方で変わるのもあるのよ。
そんなのコンニャクだってそうだから。