みどりの野原

野原の便り

8月18日 下見 & 尾曽への古道

2008年08月18日 | Weblog
来月の観察会の下下見でコースを確認に行った。
なかなかよさそう。乞うご期待。


     何の芽生え?   正解は観察会本番で。

その後、「尾曽へ山道を行ったことがある?」とのNさんの問いに、
考えたが、私の思っているのとは違う道らしい。
案内してもらうことにした。

細川から古道を歩いて尾曽(おそ)へ

細川から冬野川沿いに東へ進んだところに灯籠と道標がある。
「左多武峰・右毘沙門天 道」と読める。
ここはよく知ってるよ。
いつも何ともなく通り過ぎていた。ここを入るという。

あまり通る人のない道は草だらけ。しかもジメジメ。
「長いもの」でも出てきはしないか?

小さな谷に沿って山道へ。薄暗い杉林などを登っていく。
急なところもあるが、木陰で涼しいのが助かる。

アキノタムラソウ・クサアジサイなどが咲いていた。
小さな滝も2か所あった。

スギ林で突然胸に虫が飛び込んできた。何かと見れば・・・


小さなセミ  ヒグラシのようだ。

急な登り・・・そして・・・ここへ出てくるのかあ。

そこは尾曽の威徳院。ここは何回も通ったことがある。
尾曽(おそ)は標高は400メートルぐらいはあるらしい山の上の
集落だ。さあ何件あるのか?

 
       威徳院           空に咲くヒマワリ

威徳院はこんな山の中にしては立派なお寺。毘沙門天を祀る。
そうか。細川からあの古道は毘沙門天に参る信仰の道だったのか。

 
       クズ              ウスバキトンボ

尾曽からの眺め ウスバキトンボが群れ飛んでいた。
赤とんぼ(種不明)も飛んでいた。

 
   自生のカワラナデシコ   カエデドコロのオレンジ色の花

コマツナギ・ゲンノショウコ・・天空の村はすっかり秋だなあ。

ここからは後にできた車道を 上(かむら)まで下ることにする。
この車道は、小学生がいなくなりコミュニティバスも来なくなった
村人の唯一の生活道路だ。

上までにバイク・車が数台通った。

上(かむら)の気都和既神社へ下りてきた。
この神社の森は「もうこの森」といわれ、大化の改新で暗殺した
蘇我入鹿の首に追われ逃げてきた中臣鎌足が「もう来んだろう」
と言ったのが名の由来になっているとか。
「鎌足が腰かけて休んだ」と言われる腰かけ石に私たちも腰かけ
て休憩。

ここから違う道を探して橋を渡り数件の集落のそばを通って元の
車道へと下りた。
車の場所まではもうすぐだ。

  
        クリ              ナツフジ

     
    棚田の案山子

それにしても飛鳥にはまだまだ知らない道があるなあ。
いろんな道をしってるNさんには感心する。
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4 コメント

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迷い道? (Nちゃん)
2008-08-19 23:57:48
残暑と初秋を味わいながらの道さがし楽しかったです。来月の観察会での皆さんの反応楽しみですね。
今でも行きついた場所不思議でーす。
返信する
Nちゃんへ (みどりの野原)
2008-08-20 08:09:13
楽しかったで~す。
また隠れ道教えてくださいね。
返信する
道端のすいか (あすかのやさい)
2008-08-20 21:09:28
ありがとう お二人さん 
        
飛鳥の隠れ道 着いた先があそこだなんて
    
知らない道を行くのは楽しいですね
次は何かと期待でいっぱい
おみやげもいっぱい
 会わずで良かったです 

帰ったらが届いてましたよ
食べたい気持ちが通じたみたい

来月はまた違う景色がみれますね
楽しみ。             
      
返信する
あすかのやさいさんへ (みどりの野原)
2008-08-20 21:49:25
クリのイガイガのお土産 どんなクラフトに生まれ代わるんでしょう。楽しみ。
返信する

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