みどりの野原

野原の便り

6月3日 長居公園(ジャカランダ・ヒシバデイゴ・グレビリアロブスタ・・) 植物園 昆虫(シナマダラテントウ・アカスジカメムシ・ムーアシロホシテントウ・ハナムグリの仲間・ユーカリハムシ)・・

2023年06月03日 | Weblog

長居公園

ジャカランダ 咲き始め。梢に花が見える。
もう少しするとブルーの花が咲きそろうでしょう。


木の下に落ちていた花と果実。


ヒシバデイゴ(サンゴシトウ)も咲き出した。


ヒトツバタゴは果実ができている。

ここには雌の木と雄の木もあるように聞いていたが・・
全部の木に果実があった。


グレビリア ロブスタ(ヤマモガシ科)が満開だ。
ハゴロモノキともいうらしい。
この花色からロブスター(エビ)を想像していたが、エビはlobster
ロブスタはrobstaでエビとは関係ない。
グレビリアは人の名前に関係するらしい。
以前、台湾の公園で見たのもこれだったと思う。


ベニバナトチノキも花の後、小さい果実ができていた。
アカバナトチノキとセイヨウトチノキ(マロニエ)の交配種という。
鋸歯のある葉や果実のトゲはセイヨウトチノキの性質を受け継いでいるようだ。
例年、実は1・2個が高い枝に見えるぐらいだが、今年は実付きがいい。


通用門前のボダイジュの仲間

さて、植物園案内は昆虫スペシャル
園内で虫探し。

初めて見た、シナマダラテントウ。


ヘクソカズラの葉を食べる。かじり取ったようなレース状の食痕

これがシナマダラテントウ
中国からの帰化種で2年前に初めて南港で見つかったという新参者?
少しずつ生息地を拡大していくのかな。
暑いのが苦手で、夏は姿を消すそうな(どこへ?)

木の枝をスイープしたりして捕まえてくださったもの。

コアオハナムグリ よく見るが、お腹は黒いのは知らなかった。


ナミハナムグリ これも見たことはあるけれど・・


お腹はこんな赤い色。へ~。背中しか見ていなかった。
よく見ると毛だらけだ。

アオヒメハナムグリも腹は赤銅色。


ユーカリの高枝の葉のギザギザはユーカリハムシによるもの。
今年は食痕が少ない。


木の根元を探すと、ユーカリハムシの蛹がいた。


ユーカリハムシの幼虫も見つかった。
今日はいなかったが、以前、成虫も見たことがある。


ハーブ園のセリ科にアカスジカメムシ 久しぶりに見た。


オオシオカラトンボ


ヤブガラシに セスジスズメ(ガの仲間)の幼虫。

他に、セマダラコガネ・ナミテントウ・アワダチソウヒゲナガアブラムシ・キオビツチバチ(土の中のコガネムシの幼虫に卵を産み付ける寄生蜂)・モンシロチョウ・モンキチョウ・ナミアゲハ・アオスジアゲハ・ムーアシロホシテントウ(うどんこ病の菌を食べる)・ハキリバチ(竹の筒に巣を作る)・クマバチ・アオドウガネ・・など。


タイサンボク つぼみ・花・花被片が散り始めのもの・果実。
いろんなステージのものが見られる。


アメリカデイゴ 咲き始め


フェイジョア 花盛り

ヘメロカリス園で、


ユウスゲの表示板 ユウスゲはこんな昼間に咲かないので、園芸種らしい。

コメント
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