みどりの野原

野原の便り

12月26日 今年最後の野外 高取城址~壷阪寺 イイギリ

2017年12月26日 | Weblog
高取城址へハイキング

曇り空で風は冷たく寒い日だったが、熱しやすい体質の私は歩き始めるとすぐ暑くなって早々に上着を脱いだ。

町中で見た園芸植物(帰り道含む)

 
 マメキンカン(キンズ)    トラディスカンティア こんな斑入りは初めて見た。

 
街並みを抜けて、松の門 植村家長屋門  武家屋敷 田塩家など高取城に関連するものを見つつ山道に入る。 

先の台風で山道がどうなっているか心配だったが「仮復旧した」とのことで一安心。
痛々しい傷跡もあったが、通るのに支障はなかった。

山道で。(イイギリについては後に)
 
      フユイチゴ            オオアリドオシ

道はどんどん厳しくなる。
七曲り・高取城築城の時に石材を運ぶ人夫に米一升を加増したという1升坂をふうふう言いながら登る。

行ったことがなかった岩屋不動への道を入ってみる。
 
岩屋不動 ちょっと広い場所があって石仏が3体ある
向かって左は文殊菩薩・中央が不動明王・右が役小角
百度石があった。きつい山道を登ってまで願をかける祈りは必ず聞き届けてくださるのではないかと思えた。
   右)猿石 明日香への分岐点。前にこの道を栢森まで歩いたことがある。今も通れるのだろうか。

二の門跡には山城には珍しいという水堀(池)があった。

国見櫓跡にも立ち寄った。
 
   絶景。二上山 畝傍山 耳成山がくっきり見えた。

 
ここからは宇陀門・千早門・大手門~いくつもの門跡を通り本丸へ。重なった石垣が美しい。
高取城は美濃岩村城・備中松山城と共に「日本3大山城」と言われる。
その中でも城下町から城までの比高が446mと一番高いのは高取城。


本丸から東に遠く、高見山雪をかぶった三角形。大峰山あたりも銀色に光っていた。

帰りは五百羅漢~壷阪寺へ。
左の道は落ち葉道の急坂だった。

 
大岩に刻まれた無数の羅漢さま 左側の岩が割れ落ちていた。
                       右)壺阪寺の観音像

ここからバスに乗るつもりだったが、この時間バスは出ないとのことで、壺阪山駅まで歩いて帰った。

今日一番の感動はイイギリ。山の中で5箇所ぐらいで見た。

 
 

紅葉も終わった山の中で真っ赤な実の房がたわわになっている姿は目を引いた。
こんなにたくさんあるとは知らなかった。雌雄異株らしい。 下)落ちていた実

歩き納め、無事終了。今年の野外活動も今日で終わり。正月準備に精をだそう。
コメント (2)
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