みどりの野原

野原の便り

1月11日 葉の付き方 木の実

2014年01月11日 | Weblog
葉の付き方や木の実を観察
 
互生葉序の多くはらせん配列になっているという。
キャベツやホウレンソウも葉がらせんに付くとは気が付かなかった。

アラカシは5分の2葉序でらせんに付く。 茎を2周する位置で5枚目の葉が最初の葉と重なる。


松ぼっくりの球果のうろこやフェニックスの葉痕もらせん配列


サンゴジュやアベリアの葉のように、普通の上向き枝では十字対生なのに、張り出した横枝などでは葉が日光を求めるため、葉柄部分でねじれて平面に見えるものもある。


果実と種子

トウカエデの実はプロペラ(翼)付き。この実は種子か果実か? 
よく見ると柱頭の跡らしき尖った部分があった。だから果実。

ハンノキの果序の鱗片の隙間からこぼれた小さい丸いものは?
こんな小さくても果実。

一見、種子のように見えるどんぐりも果実。

そのほかセンダンやナンキンハゼ等を観察した。

ちいさい=種子 でもないし、食べられる=種子でもない。

 
カミヤツデの花が咲いていた。花弁も少し残っていた。ヤツデと違ってカミヤツデは4数性で花弁もオシベも4個


カミヤツデの葉柄 紙にするのは幹の内側の部分。ネットではカツラ剥きのようにして茎の髄を取り出し圧縮して紙(通草紙)を作ると書いてあった。


キササゲ 鞘が割れて中に詰まった両側に毛のある種子が散らばる。


咲き始めたロウバイ ほのかにいい香りがした。


コメント
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