みどりの野原

野原の便り

6月29日 平群観察会 本番

2012年06月29日 | Weblog
観察会本番の今日は梅雨の晴れ間の真夏日。暑いと不足は言わない。
雨に比べればありがたい。

ここでの観察会は今年で5年目になる。去年までとはコースを変えて計画した。
配った地図は「良くできてるねえ」と言ってくれる人もあり苦労した甲斐があった。


空き地のフェンスのところのオッタチカタバミのエライオソームをルーペで観察。
下見の時に気が付いたもの。参加者のみなさんも初めて見る方がほとんどのようだった。

空き地や道端の植物の状態は下見の時とはもう変わっている。下見の時にはまだ出ていなかったカヤツリグサやクグガヤツリなども穂を出しておりリストに追加せねば。

            チチコグサモドキの近くにあったタチチチコグサ 横で比べれば違うがややこしい。近くにはハハコグサもまだ花があった。  中)オオエノコロの群生 右)メノマンネングサ

 
田んぼ道ではウツボグサ コマツナギが期待通り満開 ノアザミもヒメジョオンも咲いてお花畑のようだった。


  
もう少し咲いているかと思ったヤブカンゾウはまだ蕾が多かったが、1つ2つ見やすい道端に咲いていた。右)ヤブカンゾウのツボミ 
   
   ギシギシの瘤体    アレチギシギシの瘤体  ナガバギシギシの瘤体 違いを確認
エゾノギシギシはまだ若くて瘤体がはっきりしない。

 
ダキバアレチハナガサは下見では咲いてなくてヤナギハナガサかアレチハナガサかダキバかわからなかったもの。今日教えてもらって判明。 

 
ニジュウヤホシテントウ と蛹 畑ではナス科の野菜を食べるにっくき害虫だけど、野原のイヌホオズキを食べてる分にはかわいい。葉をよく見るとかじり取った歯跡がいっぱいある。


カラムシの綴った葉を開けてみるとアカタテハの幼虫が、ひっそりと住んでいた。

予定通り無事終了して解散。

反省会終了後、参加者の1人に誘われてタケノコがあるかもしれないとマダケの山へ。

 
管理しておられるマダケの竹藪。すっくりと伸びた今年竹  右)タケノコ
畑にも立ち寄ってズッキーニやナス・キュウリピーマン・キュウリなど少しずつ頂き・・

お土産を袋に入れて 息子さんが王寺駅まで送ってくださった。

駅から家まで手を持ちかえ持ちかえしながら帰宅。

 
帰って開けてみたらジャガイモや玉ねぎも入っていて・・すごい。   
右)タケノコはすぐに茹でて、玉ねぎとジャガイモ以外の採りたて野菜に冷蔵庫のニンジン・ニラ・シメジと鶏肉で(豚がなかった)さっそく味噌炒めを作った。(これ1人分) 
ソーメンと味噌炒めの夕食はすごくおいしくぺろりとたいらげた。
コメント (2)
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