みどりの野原

野原の便り

6月17日 高安山周辺 里山の昆虫

2012年06月17日 | Weblog
生駒山山系の山沿いを服部川駅から瓢箪山駅まで歩いて昆虫を観察する。

夜明けまで降っていた(・・という)ひどい雨も止んで、暑い一日だった。

高安地区は古くから稲作が始まった地域らしい。山からの湧き水が田んぼや溜池を通して平野へと拡がって行く地形で、今も古い溜池が残り、水分環境の恵まれたところで見られるウラナミシジミも生息している。

地元で観察を続けておられる方のお話では以前は全域に生息していたウラナミシジミも道路ができたり、河川改修などで環境が変化し、生息地域が狭まり減ってきているという。

他の地域では乾燥に強いヒメウラナミシジミがほとんどらしい。


ルリシジミ  飛ぶと瑠璃色の表翅が見えてきれい

 
ウメエダシャクがたくさん見られた   ウメエダシャクのさなぎ

 
ウバタマコメツキムシ 仰向けるとピーンと跳ね上がるはずが・・2回目の実演はなかなか始まらない。

 
       ホタルガ      オオクビボソゴミムシ                


     だいぶ登ってきた。見晴らしがよい。     

 
古い溜池が残る。道路に分断されている池もある。トクサや湿地性の植物が生えている所もある。


ウラナミジャノメ どこにでもいたのがいなくなっていくのはさみしい。


玉祖神社 クスノキの大木 ここで休憩

 
     マイマイガ           


最後に東大阪市立郷土博物館を見学 
コメント
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