みどりの野原

野原の便り

10月9日 高取・木の抱き人形展~猿石~明日香 

2009年10月09日 | Weblog
「歩きに行こう」といいつつなかなか実現しなかった友達と久々に歩いた。
こちらの友達も誘って3人で。

高取町でやっていて、見てみたいと思っていた「木の抱き人形展」を見る。
10時開店1番乗りだ。
ギャラリー2階にあった人形、さあ何体?10体ぐらいあったかな?
人形と写真が展示されている。

子供の顔や手足は木彫りだそうだ。着物を着せ、草履まで履いている。
手や足は動かせるようにしてあるらしい。
その表情と体つきのあどけなさ。
「鼻をたらしてそうやね」と友達が言う。
「もういいかい」「まあだだよ」かくれんぼをしている子供の声が聞
こえそう。
そんな子供の雰囲気に見ている方も表情が和らぐ。

10月1日にオープンしたばかりというギャラリーは展示が月替わりで変
わるらしい。「木の抱き人形展」は今月いっぱい。(毎週水曜休館)


そして、高取町では11月1日から30日まで、町の商家に「案山子」が100
体ぐらい飾られるそうだ。案山子と言っても、等身大の人形などらしい。

次に行った観光案内所では「今度飾るものです」という人形が数体展示
してあった。
 
抱けますよ。と子供の人形を抱かせてくれた。子供の服を着せてある。
ふうわりと手作りの温かさが伝わってくる。
思わず「連れて帰ろうかな」
こんなのが100体も飾ってあったら。見応えあるだろうな。
「又来んならんやん」
高取町 なかなかやるな。

さて、いよいよ出発して高取城の方に向かう。
  
       植村家長屋門              ヒメアザミ

道の横の田んぼの斜面で、ヤマラッキョウかな?と思って草むらに手を
近づけた時「ぐりっ」とした感触が手に触れ「わあ!」っと飛びのいた。
スルスルと逃げていくのはシマヘビだった。あちら様もびっくりしたこと
だろう。

 
山の坂道を登る。川のように水が流れているところもあった。
そして、台風の爪痕か、山が崩れているところも数か所あった。

七曲を登り・・まだかな?もうそろそろ?と思いつつ、お腹には勝てず、
山道で弁当にする。誰一人通らない貸し切りの山道だ。

 
        やっと猿石        山の上に集落が。栢森?入谷? 
猿石から高取城までは、登りもいっそうきつく、人夫に米一升をプラスした
という急坂になる。

私たちはここから左折して明日香へ向かう。

ここへ来たのはずいぶん前だが、わかりやすい道のつもりだったが、栢森へ
の案内板ばかりでちょっと不安になった。

遠くの山に集落が見えた。あれは栢森?その上は入谷? あんな所まで歩く
の?そんなはずはない。

やっと大根田(おねだ)への標識が出てきた。
入り口は草に埋もれていた。・・が、そのうち山道になり、最後に急な道を
下って、林道にでた。

 
大根田 蔵のある家 カキもたわわ      美しい棚田
秋祭りの提灯を掲げた家の前を飛鳥駅へと歩いた。
コメント (2)
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