水面に映る光景

日常感じたことなど。

日々の繋がり

2007-03-12 01:10:02 | Weblog
 感受性がなくなっていく,とこのブログにも書き,気にしていた。
すると、毎月、一応読む「法学教室」の1月号の中に“自分の感受性くらい”という詩があることが,
紹介されているのに気がついた。驚いた。今、私が読まなければいけない詩かもと。

 早速、図書館に検索をかけ「茨木のり子集、言の葉2」(筑摩書房)に収録されていることを知り、予約、借り受けた。

 詩の中から心に響いてきた個所を紹介します。

  ぱさぱさに乾いてゆく心を
  ひとのせいにするな
  みずから水やりを怠っておいて

  初心消えかかるのを
  暮らしのせいにするな
  そもそもが ひよわな志にすぎなかった

  駄目なことの一切を
  時代のせいにするな
  わずかに光る尊厳の放棄

  自分の感受性くらい
  自分で守れ
  ばかものよ

 自分の感受性くらいより

 今の私に対する注意信号か。励ましか。


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