みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

「学校には行かなくてもいい あなたの命がいちばん大事」/10代の自殺/相談窓口の一層の充実を/岐阜県内団体、夏休み明け子ども電話相談

2019-08-23 21:18:17 | ほん/新聞/ニュース
きょう8月23日は、24節季の「処暑(しょしょ)」。
「夏の暑さがおさまってくるという」意味です。
雨模様の曇り空で気温は27℃くらいだったのですが、
わたしは昨日から咳が出て風邪気味なので、
葛根湯を飲んで、家のなかでおとなしくしていました。

夏に咲きつづけたサルスベリの花もそろそろ咲き終わりです。





パートナーが鉢植えのイチジクを
二個、収穫して持ってきてくれました。


ところで、
夏休み明けは、子どもの自殺がいちばん増える時期。
テレビや新聞でも特集を組み、
SOSダイヤルで全国に相談窓口を設置して
「SOSを出して」「死なないで」と呼び掛けています。

  「学校には行かなくてもいい あなたの命がいちばん大事」
2019年8月21日 NHK

夏休みが明ける8月下旬から9月上旬は、子どもたちの自殺が多いとされています。いじめを受けて、つらく苦しい時、無理に学校に通わなくても、フリースクールや図書館など、いま、ほかの居場所も増えてきています。相談出来る窓口もあります。悩みを1人で抱え込まずに声をあげてください。
親子で命の大切さを感じてもらおうというメッセージ展が、東京 港区で始まりました。

東京都が、いじめの問題に取り組むNPOの協力を得て開いた展示会には、いじめを訴えて亡くなった子どもたちの生前の手紙や、残された遺族のメッセージなど11点が展示されています。

葛西剛さんは3年前、中学2年だった娘のりまさん(当時13)を亡くしました。娘から学校でいじめを受けていると聞き、様子を気にかけていたといいますが、自殺をするほど悩んでいたことに気付けなかったことを後悔しているといいます。

葛西さんは「娘を守ることができなかった後悔がいちばんで、月日がたつごとにつらさが重くなっていきます。いじめられている子には『あなたには本当に必要としてくれる人が必ずいる。あなたは生きているだけで価値がある』と伝えたい」と話していました。

会場を2人の子どもと訪れた34歳の父親は「重みのあることばばかりで、自分の子どもがこんなことになったら悲しいなというのがいちばんの印象でした。命の重さを感じる経験になりました」と話していました。

子どもの自殺 多いのは8月下旬から9月上旬
この時期に多い子どもたちの自殺、特に夏休みが明ける9月上旬が多いとされてきました。

しかし、国の自殺総合対策センターが平成27年度までの10年間で、7月から9月までの自殺件数を調べたところ、最も多かったのは、8月下旬で153人、次が9月上旬で122人でした。

この理由については、夏休みが短縮され、8月下旬に授業を再開する学校が増えているためとしています。

センターは「いじめなど、学校でのトラブルを抱える子どもたちにとって、学校再開は大きなストレスだ。子どもたちへの適切な対応が特に求められる」と話しています。

危機を乗り越えた親子の話
子どもたちの命をどうしたら守れるのか、危機を乗り越えた親子に話を聞くことができました。

関東地方に住む10歳の少年は、小学1年生の時、同級生からいじめを受けました。

「ずっと殴ったり蹴ったりやられている感じです。つらいし、怖いし、悲しい」(少年)

少年の母親は、しばらくして、本人からいじめを受けていると聞きました。
「すごく元気いっぱいの子だったので、まさかターゲットにされていると思うとショックでした」と言います。

学校に被害を訴えましたが、いじめは一向に収まらず、親子は転校を決断しました。

当時、少年が学校に宛てて書いた手紙です。
「ぼくはたくさんこわいおもいをしました。だれもあやまってくれなかった。だから、ちがうしょうがっこうにいきたい」

転校後、少年はしばらくは学校に通いましたが、かつてのいじめを思い出し、心身ともに不安定になりました。

追い詰められた親子。
この時、母親は息子に「学校には行かなくてもいい。あなたの命がいちばん大事」と伝えました。息子は、この母親のことばに救われたと言います。

息子は「受け入れてくれて、やっと話が通じる人に言えたって感じです。安心しました」と話していました。

母親は息子に学校を休ませて、自宅で勉強させたり、話を聞いたりしました。その後、息子は徐々に学校に行けるようになり、友達もできたと言います。

母親は、同じ悩みを抱える親子にメッセージとして「人生は1度きりで大変なこともつらいこともたくさんあるんですけれど生きていればいいこともある。今はいちばんつらいと思うんですけれど、5年後や10年後、20年後には笑って過ごせる日があるかもしれない、きっと大丈夫だよと伝えたいです」と話していました。

尾木直樹さん「必ず分かる大人や仲間います」
この時期、大人は子どもたちに何ができるのか。教育評論家の尾木直樹さんは「学校はつらい思いをしてまで行かなくていい。フリースクールや図書館、いろんなボランティア活動に参加するなど、学校以外に居場所を求めていい」と訴えます。

そのうえで、子どもたちには「みんな頭では死んだらだめだと分かっていても、葛藤しているうちに疲れて判断力や行動力が鈍り、命を落とすことにつながる。元気なうちに、SOSを発信してくれれば、必ず分かる大人や仲間はいます」と呼びかけていました。
尾木直樹さん「必ず分かる大人や仲間います」

全国の相談先
●24時間子供SOSダイヤル0120ー0-78310(なやみ言おう)※全都道府県および政令指定都市の教育委員会で実施。

●LINE相談全国28自治体で実施。北海道、山形県、群馬県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、長野県、岐阜県、三重県、京都府、大阪府、和歌山県、鳥取県、岡山県、徳島県、高知県、熊本県、仙台市、さいたま市、千葉市、名古屋市、京都市、大阪市、堺市、熊本市、大津市、野田市。
※各自治体のSNS相談を文科省が支援。
 自治体ごとに中高生にQRコードを配っている。
 QRコード知りたい場合は、各都道府県の教育委員会まで。
●チャイルドライン0120-99-7777。
 2019年8月22日~9月4日(午後2時~午後11時)
 (→通常は午後4時~午後9時)
●オンラインチャット相談(午後4時~午後9時)(→通常は木・金曜日に実施、午後4時~9時)
※チャイルドラインHPからチャット相談が可能 
  https://childline.or.jp/chat
●「#学校ムリでもここあるよ」キャンペーン
※学校や家庭以外でも安心して過ごせる場所があることを子どもたちに伝えるキャンペーン。
8月19日~9月13日のキャンペーン期間中、HPで子どもの居場所や相談場所を発信。(フリースクールや親子サークルなどを紹介)
※NPOフリースクール全国ネットワーク、
NPO日本冒険遊び場づくり協会、
多様な学びプロジェクトの3団体が主催。https://cocoaru.org/
●子ども食堂ネットワーク
※子ども食堂ネットワーク事務局 住んでいる「市区町村名」+「子ども食堂」で検索、もしくはHPで確認。http://kodomoshokudou-network.com/ 


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  10代の自殺/相談窓口の一層の充実を
2019年08月22日 河北新報

 自ら命を絶つ子どもが後を絶たない。いかにSOSを見逃さず、救いの手を差し伸べるのか。対策や体制の強化は喫緊の課題だろう。
 2019年版自殺対策白書によると、18年に自殺した10代は前年より32人増えて599人。人口10万人当たりの「自殺死亡率」は2.8人で、統計を取り始めた1978年以降で最悪となった。
 全世代の自殺者総数は前年より481人少ない2万840人と9年連続で減少する中で、未成年の自殺は歯止めがかからない。見過ごせない深刻な状況と言っていい。
 日本では10代、20代、30代とも自殺が死因順位の1位となっている。白書は「国際的にも15~34歳の死因順位の1位が自殺となっているのは主要7カ国(G7)の中で日本だけ」と指摘し、若い世代の自殺に警鐘を鳴らす。
 白書によると、10代の自殺で特定できた原因・動機のうち、「学校問題」が最多を占め、「健康問題」「家庭問題」と続く。学校問題の内訳では学業不振や進路の悩みなどが上位に並んだ。
 ただし、10代前半の自殺については、他の世代と比べて原因・動機が分かるものを残していないケースが多い。周囲の人は突発的で予兆がなかったという印象を持つ。
 見えにくいSOSを受け止める仕組みづくりは今後の課題だろう。併せて、10代が自殺に至る背景や実態のより詳しい把握、検証も不可欠だ。その上で若い命を救う対策を練らねばなるまい。
 子どもの自殺といえば、いじめの有無に焦点が当てられがちだが、白書は「比率としては上位ではない」という。遺書などの裏付けがなく、いじめが原因・動機に含まれなかったケースもあるとみられる。いじめへの早い段階での適切な対応が重要なことは言うまでもない。
 政府は昨年、若い世代向けの対策として、民間団体と連携して会員制交流サイト(SNS)を活用した相談事業を始めた。今年3月までに相談件数は約2万3000件に上り、未成年は44%を占めた。
 SNSによる相談は、対面や電話では相談しにくい人の受け皿になったのだろう。こうした相談窓口の充実は自殺抑止の一歩となる。ただ、SNSは相談の入り口にすぎない。地域の保健、医療、福祉などの関係機関や専門家の支援につなげる必要がある。
 一方で、自殺の危機にある子どもは助けを求める方法が分からず、相談窓口も知らない場合が多い。SOSの出し方、相談窓口を学校で教える必要があるのではないか。相談を受ける担い手の育成、支援機関との連携などの取り組みも急ぎたい。
 夏休みが終わる8月末から9月初旬にかけては、子どもの自殺が例年多発する。学校任せでは限界がある。家族や地域を含め、子どものSOSに敏感でありたい。 


  「悩まずSOS出して」 県内団体、夏休み明け子ども電話相談
2019年8月23日 中日新聞

 子どもの自殺が増える傾向がある夏休み明けを前に、県内の民間団体や行政機関が一斉に電話の相談窓口を設ける。悩みは一人で抱えず、気軽にSOSを出してほしいと呼び掛ける。
 子どもの貧困対策などに取り組む県内の団体が「なつやすみ明けのSOS」と題した電話相談を、二十四日~九月七日に行う。
 岐阜市八代のNPO法人「仕事工房ポポロ」の中川健史理事長(64)は「学校がつらかったら休んでもいいんだ、困った時は大人に頼っていいんだと思ってほしい」と話す。
 「なつやすみ明けのSOS」は二十四日午後一時半、岐阜市神田町の円徳寺でスタートイベントを開く。自殺防止相談に取り組む関市の大禅寺住職、根本一徹さんが講演する。
 岐阜地方法務局と県人権擁護委員連合会は二十九日~九月四日を「子どもの人権110番」=(0120)007110=の強化週間として、受付時間帯を通常より拡大。いじめや虐待、不登校、体罰などの子どもの人権問題にかかわる電話相談に応じる。
 平日は午前八時半~午後七時。土曜、日曜日は午前十時~午後五時。インターネットサイト(https://www.jinken.go.jp/)から、メールでの相談もできる。
 七月、岐阜市のマンションから中学三年の男子生徒が転落死し、自宅からいじめを受けたことを示唆するメモが見つかった問題を受け、岐阜地方法務局と県人権擁護委員連合会は「いじめ問題に関する緊急メッセージ」を出した。「一人だけで悩まず、周りにSOSを出してください」と呼び掛けるチラシを、県内の全小中学校に届ける。
 県は九月二十一日まで、インターネットで「死にたい」など自殺に関係した言葉を県内で検索すると、県精神保健福祉センターの相談窓口紹介ページに誘導する広告を表示している。初めての取り組みだった昨年度は夏休み前、夏休み明け前後、自殺対策強化月間(三月)の約三カ月間で、約十三万二千件の広告が表示された。これをクリックしてセンターのサイトには約三千七百件のアクセスがあった。
 (下條大樹、形田怜央菜) 


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