みどりの一期一会

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福島原発2、3号機もメルトダウン(炉心溶融)/エネルギー政策の転換を 参院委で脱原発訴え

2011-05-24 20:45:39 | 地震・原発・災害
27日の「議員と市民の勉強会」の課題のレジメの提出期限が今日なので、
朝からぞくぞくと届くレジメの対応に追われていました。

いちにちカンヅメだったのですが、またまた衝撃のニュースを見ました!

福島原発事故は、1号機につづいて、2,3号機も
早い時期にメルトダウン(炉心溶融)していたことが明らかになりました。

わたしも早い時期にブログで何度もメルトダウンの危険性を書いていたのですが、
それが事後検証でわかった、と言うことです。

【緊急】福島原発で「炉心溶融」の可能性濃厚で事態深刻
/核分裂生成物のセシウムを検出(2011-03-12)


新聞各紙の社説:福島第一原発「炉心溶融 的確な情報を速やかに」
/3号機も炉心一部溶融(2011-03-14)


3号機は、プルトニウムがはいったMOX燃料を燃やすプルサーマル原子炉なので、
とても気にかかっていたのですが、恐れていたことが現実になりました。

3号機、地震60時間後にメルトダウン
2011年5月24日 中日新聞

 福島第1原発の事故で、東京電力は24日、東日本大地震直後の2、3号機の炉心状況の分析結果を発表した。地震発生から、2号機は101時間後、3号機は60時間後にそれぞれメルトダウン(炉心溶融)した可能性が高いことを明らかにした。今回の地震で1~3号機でメルトダウンしたことになる。2、3号機の炉心の現状は「1号機と同様、注水による冷却が継続され、大規模な放射性物質を放出する状態ではない」としている。
 東電は、地震直後の原発のデータを分析してまとめた報告書を23日夜、経済産業省原子力安全・保安院に提出した。
 分析は、3月11日の地震発生後、原子炉内の水位が一定量維持されたことを示す水位計の値が信用できる場合と、冷却水の水位が低下した場合に分けて実施。東電は水位低下のケースが現状に近いとの見方を示した。
 2号機は、いずれのケースでも同14日午後8時ごろから炉心の燃料の損傷が始まった。水位低下の場合、101時間後の同15日午後8時ごろに大部分の燃料が溶け落ちた。水位維持の場合は半分程度の燃料が圧力容器下部に落下した。
 3号機は同13日午前2時40分ごろに炉心上部への注水が停止した後、午前9時ごろから燃料の損傷が始まった。水位低下の場合、地震後60時間の同14日午前3時ごろにメルトダウンになった。水位維持の場合、大部分の燃料は損傷したものの炉心にとどまっている。
 東電は15日に1号機のメルトダウンを公表済み。報告書ではメルトダウンの時間について、これまでの地震後「16時間」から「15時間」に修正した。
 1号機は非常時に原子炉を冷やす復水器が地震発生直後から3時間、停止したことが既に分かっている。報告書では「炉が冷却され、圧力が急低下したためマニュアルに従って手動停止した」として、地震の影響を否定。「地震発生から津波襲来までは、主要機器の損傷はなく、非常用電源も確保されており、原子炉の冷却機能は維持されていた」と結論付けた。
(中日新聞)


福島第一原発2、3号機も炉心溶融との見解 東京電力
2011.05.24 CNN

東京(CNN) 東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故をめぐり、東京電力は24日、震災直後に炉心溶融(メルトダウン)が起きたとされる1号機に加えて、2号機と3号機でも数日以内に炉心溶融の状態になっていた可能性が高いとの見解を明らかにした。
東電は事故発生当時のデータを分析し、2、3号機について、原子炉内の水位に応じた2つのシナリオを提示。燃料棒が完全に露出するまで水位が下がっている場合、2号機では地震の後101時間、3号機では同60時間のうちに、燃料棒の大部分が溶けて圧力容器の底に落下し、容器が一部損傷したとみられる。
水位がそこまで下がらなかった場合も燃料棒は損傷したが、完全に溶融することはなかったと推定される。
東電は、燃料の大半は圧力容器の中にあり、安定した冷却ができていると強調した。
福島第一原発では被災により冷却装置が停止して原子炉内が過熱し、水素爆発が起きて大気中に放射性物質が放出された。東電は1号機についても当初の推定を修正し、地震の16時間後に大部分の燃料棒が溶け落ちたとの見解を発表していた。  


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エネルギー政策の転換を 参院委で識者が脱原発訴え 
2011年5月23日 中日新聞

 石橋克彦神戸大名誉教授や孫正義ソフトバンク社長ら「脱原発」を主張する識者4人が23日、参院の行政監視委員会に参考人として出席し、国のエネルギー政策の転換などを訴えた。
 委員から、津波対策後に再開を目指す中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の耐震性を問われた石橋氏は「大丈夫なんて全く言えない。浜岡は、地雷原でカーニバルをやっているようなもの」と再開に強く反対。浜岡1号機が運転を開始した1976年から「東海地震」の可能性を指摘しており「地盤の隆起で敷地がでこぼこになる可能性がある。海水の取水管や防波壁が壊れて役に立たないかも」と強調した。
 100億円の義援・支援金を寄付するほか、全国各地に太陽光発電所の建設を計画する孫社長は「国内の休耕田と耕作放棄地の2割に太陽光発電を設置すれば、原発50基分をまかなえる。今は農地転用の規制で不許可となるが、仮設置を認めたらどうか」と政策転換を促した。
 京都大原子炉実験所の小出裕章助教は「高速増殖炉は68年に計画が持ち上がって以来、10年ごとに目標が先延ばしにされ、いまだ実現していない。永遠にたどり着けないであろう施策に、すでに1兆円を投じた責任を誰も取らない」と原子力行政の行き詰まりを指摘した。
 福井県選出の委員からは「原発銀座」と言われる同県の現状への質問も。石橋氏は「若狭湾は地震の活動帯。海底活断層がたくさん見つかっており、大津波の可能性はある。非常に危険なのは間違いない」と話した。
(中日新聞)


福島第1原発:容器損傷、分析以上か トリプル溶融 

 福島第1原発1号機に続き、2、3号機でも燃料の大半が溶融していることを東京電力が24日認めた。ただし、東電は注水停止後に全燃料が露出した、という最も過酷なケースを想定しても、「大部分の燃料は圧力容器内にとどまっており、圧力容器の損傷は限定的」と説明し、1号機に比べ損傷は軽いとの見方を強調。その原因について松本純一・原子力・立地本部長代理は「2、3号機では津波後に非常用の冷却装置(RCIC)が早期に起動し、原子炉に給水できていたことが大きい」と述べた。

 ◇炉圧低下、密閉失い 東電は「限定的」強調
 だが、2、3号機では圧力容器や格納容器の圧力がほぼ1気圧になっており、格納容器がある程度健全な1号機より、両容器の密閉性が失われていることが推定される。また、1号機よりも高濃度の放射性物質を含む汚染水がタービン建屋地下に大量に漏れ出すなど、状況は1号機よりも深刻だ。こうした点から、東電の分析とは裏腹に、圧力容器と格納容器は大きく損傷している可能性がある。
 今回東電が示した分析は、原子炉の冷却作業や汚染水の処理など事故の収束作業にどのような影響を与えるのだろうか。
 沢田隆・日本原子力学会副会長は「程度の差はあるとしても、1号機と同様に燃料のかなりの部分が溶融していることは予想がついていた。初期に燃料は溶けてはいても、現在は圧力容器底部で燃料が冷やされていると考えられる。炉心を冷却安定させて、放射性物質の放出を抑えるという工程には、特に問題はないだろう」と話す。
 一方、小出裕章・京都大原子炉実験所助教(原子核工学)は「圧力容器の底に穴が開いていれば、注入した水と一緒に燃料も流れ落ちており、格納容器の損傷もありうる。そうなると水をためられず冠水(水棺)だけでなく循環式冷却も難しくなり、工程表どおりには行かないのではないか。水位の維持と低下で2種類のデータを出してきたということは、東電自身も何が起きているのか不明だという状況だ。政府側からも『収束に向かっている』などの見通しが聞こえてくるが、実際はそうではないことを表している」と話す。【酒造唯、藤野基文、久野華代】
毎日新聞 2011年5月24日 


浜岡原発:永久停止するよう住民提訴へ 事実上廃炉求める

 静岡県御前崎市の中部電力浜岡原発の周辺住民が27日、中部電に対し浜岡原発を永久に停止させるよう、事実上廃炉を求める訴えを静岡地裁浜松支部に起こす。弁護団の大橋昭夫弁護士が24日、明らかにした。
 浜岡原発をめぐっては、別の住民らが東京高裁で中部電に運転差し止めを求めて係争中だが、廃炉を求める訴訟は初めてだ。
 原告は御前崎市の清水澄夫市議(64)ら同市、菊川市、掛川市の原発周辺3市の住民35人。大橋弁護士は、東京高裁で係争中の訴訟は「今後の安全対策次第では運転再開する含みを残している」と指摘したうえで「私たちは完全な廃炉を求める」と語った。清水市議は「浜岡原発は東海地震の震源の真上にあり、廃炉にしない限り、地元住民の生命の安全が保障できない」と話した。浜岡原発は1、2号機が廃炉へ向けて作業中で、3~5号機は菅直人首相の要請を受け現在運転を停止している。【平塚雄太】
毎日新聞 2011年5月24日 


浜岡原発、永久廃止を=参院で地震学者の石橋氏 

 地震学者の石橋克彦神戸大名誉教授は23日、参院行政監視委員会で参考人として意見陳述し、全面停止した中部電力浜岡原発について「東海地震による大きな揺れ、大きな地震の続発、地盤の隆起変形などすべてが恐ろしく、津波対策をすれば大丈夫というものではない」と述べ、永久に閉鎖すべきだとの考えを表明した。
 かねて地震と原発事故が複合した「原発震災」が起きると警鐘を鳴らしてきた石橋氏は、浜岡以外の原発についても第三者機関を早急に設置してリスクを評価し、危険なものから順次閉鎖するよう求めた。また、地震という観点から浜岡の次に危険な地域として、14の原発が林立する若狭湾一帯を挙げた。
 同委員会には、石橋氏や京大原子炉実験所の小出裕章助教ら4人が参考人として出席した。(2011/05/23-21:49)時事通信 


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