みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

爪水虫、治療遅れで全身に増殖も 感染防止に足裏を清潔に/水虫の季節到来 自己判断の治療は禁物、感染にも注意/梅仕事の季節

2019-06-12 18:13:30 | ほん/新聞/ニュース
田植えが済んだら完熟梅を収穫して、
梅仕事がはじまるのですが、
今年は梅が熟すのが遅れているようです。

パートナーが小梅の木の下にシートを張り巡らして、
梅の実が自動でコンテナの集まるようにしてくれました。
小梅ですが、今年は実が大きいです。


お昼ご飯は、コストコのオーガニックパスタと
豚あらびき肉と玉ねぎ、にんにく、トマト缶で、
ボロネーゼ(ミートソース)を作りましょう。



久しぶりのボロネーゼ、おいしいです。

皮をむいて余ったニンニクは素揚げにしました。
  
なばなの里の花市場で、持っていない品種が
咲き終わりで500円に値下げされたアジサイを買いました。

少しのあいだ、玄関に置いて、
大きめの鉢に植え替えるか、地面に降ろすつもりです。

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ところで、
長島温泉では、ホテルの部屋から履いていったスリッパは、
毎回、紫外線でまとめて消毒されて並べてあります。

多分、水虫などの感染症予防だと思うのですが、
他の日帰り温泉では湿った床を素足で歩くので、
水虫などがうつらないか、ちょっと心配。
ということで、
これから夏に増える水虫の感染予防についての記事を紹介します。

  爪水虫、治療遅れで全身に増殖も 感染防止に足裏を清潔に
2019年6月11日 中日新聞

 気温と湿度が上がるこの時季、活発に動き始めるのが白癬(はくせん)(水虫)菌だ。日本皮膚科学会によると、足水虫の患者は国内に約2200万人、菌が足の爪に入り込む爪水虫の患者は約1100万人いると推計される。「たかが水虫」と放っておくと、全身の皮膚に広がることも。正しい予防と治療の方法を専門家に聞いた。
 男性の背中に広がる発疹。水虫菌が背中にまで増殖したことによる症状だ。水虫菌は皮膚の角質に含まれるケラチンというタンパク質を食べるカビの一種。診断には患部の角質を採取し、顕微鏡で水虫菌の有無を確認することが必要だ。水虫というと、足の裏に赤みやかゆみなどが出る足水虫の印象が強いが、尻や顔、陰部に及ぶ例もあるという。
 足の水虫菌が爪の中に入り込んで増え、爪が白く濁ったり分厚くなったりするのが爪水虫だ。皮膚疾患に詳しい埼玉医科大教授の常深(つねみ)祐一郎さん(44)は「水虫菌にとって足の皮膚は活動の中心となるベースキャンプで、爪は登頂目標」と例える。足の裏の水虫菌は患者が歩くたびに角質と一緒にはがれ落ちるが、硬い爪の内部に侵入すれば、そこが「安住の地」に。そして、今度は爪を起点に全身に広がっていく。怖いのは免疫力の弱った糖尿病患者らが爪水虫になった場合だ。爪が厚くなって食い込んだりじゅくじゅくしたりしたところから雑菌が入ると、足の組織が壊死(えし)し切断につながる危険もある。
 爪水虫を防ぐには、まずは足水虫に感染しないことが肝心だ。感染する場所で多いのは大浴場やプール、ジムといった公共のスペース。患者の足からはがれた皮膚のかけらに水虫菌が付いているからだ。ただ、感染力は弱く、十二~二十四時間以内に取り除けば防げるという。「公共施設から帰宅したら、足の裏を必ずシャワーで洗い流すことが大事」と常深さんは言う。
 家族の間でも注意が必要だ。「もし水虫の人がいたら、同じ足拭きマットやスリッパは使わないで」。掃き掃除や拭き掃除をこまめにし、水虫菌が床にない状態を心掛けることも効果的だ。指を一本ずつ包む五本指ソックスをはくのもいい。汗を吸い取りやすく、菌繁殖の原因になる蒸れを防ぐことができる。
 それでも、足水虫や爪水虫になったらどうするか。皮膚科で検査を受け、適切な治療を受けることが第一だ。足水虫は塗り薬で菌を殺したり増殖を抑えたりできる。症状が出ていない部分でも菌がいる可能性があるため、指と指の間や土踏まず、かかとなど足の裏全体に塗るのがこつだ。
 一方、薬を患部に直接塗りにくい爪水虫は、ごく初期を除き、飲み薬で完治させる必要がある。菌がいなくなって健康な爪に生え変わるには半年~一年以上かかるという。足水虫も爪水虫も清潔に保つことが大事だが、強くこすると皮膚が傷ついて雑菌が侵入しやすくなるため、石けんの泡で包み込むように、優しく洗いたい。見た目がきれいになっても菌が残っていれば再発、増殖を繰り返す。「治った、と自分で早合点せず、根気強く治療を続けて」と常深さんは呼び掛ける。
 (北村麻紀) 


 水虫の季節到来 自己判断の治療は禁物、感染にも注意
日本経済新聞-2019/06/03 

梅雨から夏にかけて、水虫に悩まされる人が増えてくる。日本人の2割は水虫という報告もあり、女性にも患者は多い。手軽な市販薬もあるが安易な自己治療で悪化することもある。正しい対処法を知っておこう。
水虫の原因は白癬(はくせん)菌というカビの一種。この白癬菌が足の皮膚の表面にある角質層に感染して発症する。梅雨から夏にかけて気温と湿度が上がると、白癬菌が繁殖しやすくなる。
指と指の間にできる趾間(しかん)型、水ぶくれができる小水疱(すいほう)型、角質が硬くなる角質増殖型の3タイプがある。角質増殖型は痛みやかゆみがないことが多いため気付きにくく「放っておくと白癬菌が爪に入って爪白癬になったり、家族に水虫をうつしたりしてしまうことも多い」と昭和大学病院皮膚科の北見由季准教授は注意する。
治療には白癬菌を殺すか、増殖を抑える作用のある抗真菌薬を使う。市販薬も多く出まわっているが、「水虫で一番いけないのは中途半端な自己治療」と、ひふのクリニック人形町(東京・中央)の上出良一院長は指摘する。
素人判断だと水虫と他の病気を間違えることもある。足がかゆくても水虫とは限らない。足の裏に水ぶくれができるものには、汗が皮膚の下にとどまる汗疱(かんぽう)や、免疫系の異常で発生する掌蹠膿疱(しょうせきのうほう)症があり水虫と治療方法が異なる。水虫用の薬を使い続ければ症状が悪化しかねない。
水虫を正確に診断するには、顕微鏡を使って白癬菌の存在を確認する必要がある。上出院長は「薬指と小指の間に症状が出ている場合は、水虫の可能性がかなり高い」という。判断がつかない場合は医療機関にかかる方がいい。
市販薬を使う際は注意が必要だ。かゆみ止めなど様々な成分が含まれており、かぶれを起こすこともある。薬剤師と相談するのが理想だ。
市販薬のなかではクリームか軟こうが無難だ。「液体やスプレーは刺激により皮膚炎を起こすことがあるので、皮がむけてジュクジュクしている所に使ってはいけない」(北見准教授)。クリームや軟こうであっても薬が合わないこともあるので、「3日間使ってみて効果が感じられなければ皮膚科を受診して」と上出院長は話す。
薬はひんぱんに塗るほど効くわけではない。医師が処方した薬はほとんど1日1回でよい。用法・用量をしっかり守ろう。また、白癬菌を根絶するには、症状がある部分だけでなく指の間から足の裏全体に薄く塗ることが大切だ。夜の入浴後に使いがちだが、「白癬菌は靴を履いている昼間に増殖するので、朝、靴下をはく前に塗るのが合理的」と上出院長は助言する。
梅雨になると毎年水虫になる人は、治りきらないうちに治療をやめて白癬菌が生き残っている可能性が高い。症状がおさまっても薬は2カ月ほど塗り続けてほしい。
スポーツクラブやゴルフ場、温泉など、不特定多数の人が素足で歩く場所に行くと水虫をうつされるリスクが高くなる。足に白癬菌がついても感染するまでに12時間以上かかるので慌てる必要はないが、家に帰ったら必ず足を洗おう。北見准教授によると「乾いたタオルで足の裏を拭くだけでも効果がある」という。

家族に水虫の人がいればバスマットの洗濯や床掃除をまめに行うこと。スリッパも共用しない。除菌しようと軽石でゴシゴシこするのは逆効果。角質に傷がつくことで白癬菌が繁殖しやすくなる。

湿気があると白癬菌は増殖しやすい。入浴後すぐに靴下をはいたり、同じ靴を毎日履き続けたりするのはよくない。サイズがきつく指が圧迫される靴も湿気やすく水虫になりやすいので注意しよう。
(ライター 伊藤和弘)
[NIKKEIプラス1 2019年5月25日付] 


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