みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

DV被害 既婚歴女性の33.2%が「受けた」/「男女間における暴力に関する調査」

2009-04-04 18:24:36 | ジェンダー/上野千鶴子
 千葉県知事選の森田氏の記事がつづいたのですが、
先週、「男女共同参画局」のメールマガジンで、
●「男女間における暴力に関する調査」結果が届いていました。

今回の調査で明らかになったことは、
1 配偶者からの被害経験、2 交際相手からの被害経験、
3 異性から無理やりに性交された経験(女性のみ)、のいずれも、
実際にかなり多いということです。


 ◆◆ 男女共同参画局から ◆◆

●「男女間における暴力に関する調査」結果について
 

 男女共同参画局では、3月24日に「男女間における暴力に関
する調査」結果を公表しました。この調査は、男女間における
暴力に関する実態把握のため、昨年の10月から11月にかけて全
国の20歳以上の男女5,000人を対象に無作為抽出によるアンケ
ート調査を実施したものです。
 男女共同参画局では、同様の調査を平成11年度、平成14
年度、平成17年度に実施しており、今回の調査では、「配
偶者からの被害経験」のほかに「交際相手からの被害経験」
や「異性から無理やりに性交された経験」等について聞い
ています。
 今回の調査で明らかになった主な点は、以下のとおりで
す。

1 配偶者からの被害経験
・女性の11%、男性の3%が、身体的暴行、心理的攻撃、
性的強要のいずれかの行為を1つでも受けたことが「何
度もあった」こと
・被害を受けた人のうち、女性の13%、男性の5%が「命の
危険を感じた」こと
・被害を受けた人のうち、女性の35%、男性の14%が「怪我
や精神的不調をきたした」こと
2 交際相手からの被害経験
・女性の14%、男性の4%に被害経験があったこと
・被害を受けたことにより、女性は「仕事をやめた・変えた」、
「転居をした」などの生活上の変化を受けることが多いこと
3 異性から無理やりに性交された経験(女性のみ)
・7%の女性に被害経験があり、若年・低年齢時に被害が多
いこと
  結果の詳細は、以下のページでご覧下さい。
関係省庁、都道府県、政令指定都市等が行った関係調査一覧


以下は、この調査結果を受けての報道です。

夫のDV、3割経験 うち1割「命の危険」 内閣府調査
朝日新聞 2009年3月24日

 「身体的暴行」「精神的な嫌がらせや脅迫」「性的行為の強要」といった配偶者からの暴力(DV)を受けたことがある女性が3割にのぼることが、内閣府が24日に発表した「男女間における暴力に関する調査」で分かった。このうち約1割が「命の危険を感じたことがある」、約3割が「けがをしたり、精神的に不調をきたしたりした」と答えた。
 昨年10~11月、無作為に抽出した全国の20歳以上の男女5千人を対象に実施、女性1675人、男性1454人から回答を得た。
 配偶者から被害を受けた女性のうち、DVが「何度もあった」は11%、「1、2度あった」は22%。男性の被害は、それぞれ3%、15%だった。男女いずれの被害割合も前回調査(05年度)とほぼ同じ。「命の危険」などDVの程度を尋ねたのは、今回が初めて。
 被害女性で配偶者と別れた人は4%にとどまった。一方で、「別れたいと思ったが、別れなかった」は42%にのぼり、その理由は「経済的な不安があったから」が最も多かった。
 また、10~20代の時に交際相手からDVを受けた割合は、女性で14%(前回14%)、男性で4%(同5%)だった。被害女性で「命の危険を感じたことがある」は約2割、「けがをしたり、精神的不調をきたしたりした」は約5割で、約半数が相手と別れた。DVの影響で、「仕事をやめた」「転居した」という人も約1割ずついた。
(朝日新聞 2009年3月24日)
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既婚女性:25%が配偶者からDV経験 内閣府調査
毎日新聞 2009年3月24日

 内閣府が24日発表した「男女間における暴力に関する調査」によると、既婚女性では配偶者から身体的な暴力を受けた経験があるのは24.9%に上り、ドメスティックバイオレンス(DV)がはびこっていることが浮き彫りになった。
 身体的暴力を受けた既婚男性も13.6%。05年度の前回調査より女性が1.8ポイント、男性が0.2ポイント減少したものの、依然高い水準。「命の危険を感じた」と回答した人は女性13.3%、男性4.7%だった。
 また、10~20代に交際相手から身体や精神的、性的な暴力を受けた女性のうち、13.3%が仕事をやめたり転職し、10.9%が引っ越しするまでに追い込まれていた。
 調査は昨年10~11月、全国の20歳以上の男女5000人を対象に実施し、3129人から回答を得た(回答率62.6%)。
毎日新聞 2009年3月24日


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今日は、午前中から雨が降り出したので、
トウモロコシの種やサトイモの種芋、資材などを買いに、
つれあいとM君と種苗店へ。

たねを買った後、幸楽苑でラーメンを食べました。

M君の育てているひよこは、ずいぶん大きくなって、動きも活発になりました。

25日目のひよこ

おなかが空いているのか、ぴよぴよと寄ってきます。
 

そろそろバタリー式育すう箱が狭くなってきたので、
先日、『自然卵養鶏法』の提唱者、中島正さんの育すう舎からいただいてきた、
中雛用の育すう箱を、

きれいに洗ってひよこの引越し。

高齢になって養鶏をやめた中島さんに「なんでも欲しいものを持っていって」
といわれて、お言葉に甘えて、もらってきたもの。

 

さすが中島さんの手作りの育すう箱。
ひよこたちの住み心地もよさそうです。

 


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