夕暮菜日記

私的日記、教育、社会、音楽、等々について

裁判員制度

2008年12月02日 02時28分01秒 | 社会
裁判員制度が来年からスタートする。
その裁判員の候補者通知が発送されたので、こんな記事を書いている。
私自身は裁判員制度そのものに反対だ。
制度自体が近代法の精神に反しているし、
制度は法律なのに、各種定義が曖昧すぎるし、
その上あまりにも準備不足。
だいたいこの制度をきちんと説明できる有権者がどれだけいる?
ま、詳しくは西野喜一著『裁判員制度の正体』(講談社現代新書)を読んで欲しい。
現行の裁判の問題点を無視し、やたらと賞賛しているのは激しくまずい。
しかし、裁判員制度の問題点をコンパクトにわかりやすくまとめてある。
裁判員に指名された場合の逃げ方も具体的にまとめてあり、楽しめる。
(裁判員の通知は「犬が食べてしまって読めませんでした」と言え、とかね(笑))

本を読むのが苦手な人は以下のリンクをどうぞ。
きっこの日記(12/10)
「死刑は絶対に反対」の人ばかりが裁判員になってしまった場合の問題点がわかりやすく指摘されている。
これは「人を一人でも殺したら絶対に死刑」と考える人ばかりが裁判員になってしまった場合にもそっくりあてはまる。
裁判員全員が○○○婦人だったら(笑)、公平な裁判などありえないのだ。
前もって候補者の思想信条を調べたりしたら、別の問題が発生してしまうしね。

笑犬楼大通り 偽文士日碌(by筒井康隆)
裁判員の守秘義務について書いている。

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