夕暮菜日記

私的日記、教育、社会、音楽、等々について

『ストップ『ロッカショ』トーク』に行ってきた

2008年04月09日 07時42分18秒 | 日記
青森県六ヶ所村にある核燃料再処理工場に反対するムーヴメントの映画上映とトークライヴの会だ。
場所は表参道。
前半は映画『六ヶ所村ラプソディ-』の上映 & 監督の鎌仲ひとみさんのトーク。
単なる反対に陥ることなく、地元の人が抱える雇用問題とも真摯に向き合っていた。
いろいろな反対運動が、実は運動する人間の自己満足になってないか? と振り返えざるをえなかった。
国家や巨大資本と闘うとき、チューリップとハーブを植える人、無農薬米を作る人。
こういう人たちの真面目さ、強さ、弱さ、しなやかさ…いろいろ感じざるを得なかった。
映画の中に、イカをくれるおばさんが登場する。私はファンになったよ。
ヤッパリ漁師が漁師として、豊かな生活ができる国にしたいよ、日本を。

後半1は、セヴァン・スズキ、中村隆市、福島瑞穂(!)。予定されていた辻信一さんはお母様が急に亡くなられたため不参加だった。
後半2は、SUGIZO、Shingo02、桑原茂一、河野太郎、大林ミカ(1とともに司会をなさった)。
ナマ桑原茂一を目撃できたのは、スネークマンショー世代としては嬉しい限りだ。
河野太郎は自民党の中では例外的に、後藤田正純と並ぶまともな政治家だ。
桑原茂一の「衝動に忠実であるべきだ」、
Shingo02の「利他」は心にとどめておきたい言葉だ。
理性で目前の雇用、補助金を入手するより、衝動に従い木を植える、放射能のばらまきに「NO」と言う、そういうことを選びたいと思う。それが結果的に利他に繋がるはずだ。
また会場からは、日本で長年生活しているのに、日本国籍を持たないため、選挙権のない人の歯痒い想いが報告された。
河野太郎あたりは、ぜひこの辺に答えてほしい。

このイベントに集まった人達については書かなければならない。
若くてオシャレな人が多い! 今までの 反戦集会なんかとは、雰囲気が全然違う。
ここに火が着けば、日本が世界をリードできると確信した。
日本の若者はもっともっと自信をもっていい。
アンポの話ばっかりしているオジさんより、よっぽど世界を変える力がある。

なんだか妙に元気をもらえたイベントだった。
『六ヶ所村ラプソディ-』上映会、チャレンジしてみてもいいかもしれない。



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