夕暮菜日記

私的日記、教育、社会、音楽、等々について

コメントについて

2009年09月15日 12時25分46秒 | 日記
九月十日の当ブログの記事について、以下のようなコメントが寄せられた。
粘着質の嫌がらせコメントの典型なので、批判しておきたい。


=========================================
Unknown (哀哭芯)

2009-09-14 16:43:58

死刑になるようなことしなければいいのにね。

『命を大切にする政治』
まずは、死刑囚の命からですね。
=========================================

死刑制度について、私はずっとこのブログで廃止を訴えてきた。
哀哭芯さんは、かなり以前から当ブログの読者でいて下さった方で、そのことを知らないはずがない。
2009年02月27日の記事などを再度読んでから出直しておしいものである。

>死刑になるようなことしなければいいのにね。

当たり前である。
犯罪をするために生まれてきた人など、一人もいないのだ。
それでも犯罪は起きる。
詳しくは、先の2月27日の記事を読んでほしい。
だいいち、「しなければいいのにね」などと、何千回言ってみたところで、何の解決にもならないのは明らかだ。

「戦争なんてしなければいいのにね」
「自殺なんてしなければいいのにね」
「ちゃんと勉強すればいいのにね」
「そんなことで悩まなければいいのにね」
「考え過ぎなければいいのにね」
「努力すればいいのにね」

どうだろう?
解決するわけがないことは、わかっていただけただろうか?

>まずは、死刑囚の命からですね。

こんな、バカ右翼の典型的なコメントが哀哭芯さんから寄せられるとは……
死刑囚の命『から』大切にしようと、どこに書いてあるのだろう?
このように、書いていないこと、言っていないことを勝手にでっち上げて、それに嫌味を放つ、というのは、粘着バカ右翼(産経新聞もね)の典型的な手法である。
このような言説は、不潔なだけで意味がない。

真っ当な批判は甘んじて受けるし、嬉しいものだ。
先にも触れた2009年02月27日の記事に寄せられたshioさんのコメントなどが、その典型だ。本当に感謝している。
しかし、今回の哀哭芯さんのコメントの類は、批判でも反論でもなく、単なる嫌がらせ、唾を吐きかける行為だ。
嫌がらせを読んで欲しいのなら、自分でブログを立ち上げ、そこでやってほしい。
そして、そこからTBを送ってくれれば良い。
実際にそうしている者もいる。

私のブログに寄せられるそのようなコメントは、すべて削除していた。
しかし、今回はいろいろ感謝もしている哀哭芯さんからだった。
あまりに残念なので、真剣に批判してみた。

最新の画像もっと見る

11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (哀哭芯)
2009-09-15 14:39:54
わざわざエントリーを立てて頂いて申し訳ないです。

拙者は常々、面白おかしく皮肉めいたコメントしながら左向きの方々の考え方を勉強してきております。今までももっと際どいコメントもして削除されたりしてると思いますのでびっくりしました。

一つだけ。

>まずは、死刑囚の命からですね。

死刑批判の後に、
”次期連立政権には、『命を大切にする政治』と主張していた社民党が参加している。
日本を、死刑に関して少なくとも普通の国にするため、この政権を、大切に、批判的に育てていかなければならない。”
なんて書いていれば皮肉もいいたくなりますよ。

最初は、
『命を大切にする政治』この命の中には死刑囚より優先されるべき命がたくさんあるんでないの?
と書いていたんですけどね。

”優先される”に突っ込まないで下さいね。

>しかし、今回はいろいろ感謝もしている哀哭芯さんからだった。

そのような気持ちをお持ちだとは意外です。
何か感謝されるようなコメントなんかしてましたっけ。
なにはともあれ、貴殿のこと線、基、琴線に触れてしまったようで、以後気をつけます。
返信する
Unknown (つちねこ)
2009-09-15 22:23:11
こんばんわ~。

死刑の是非についてはともかく…。
(というか、僕は、あながち『絶対廃止』とは言えないので…。)

ささやかながらブログをやっている者として、ですが、
自分の意見と反対のコメントを書かれても、
それが『誠実な思い』から書かれたと思えるものであれば、
やっぱり『感謝』してしまうものなんだと思います。
それは、ブログに限らず、会話でもディスカッションでも、そうだと思います。
また、純粋に、『正反対の意見』って、
自分が見落としてた視線があったりして、勉強になりますし。

緑虫さんは、哀哭芯さんに、そういうものを見ているんじゃないかな、と思います。

一方で、皮肉や、『非難のためだけの非難』は、
建設的なものは何も産んでくれない、不毛なもので。
残念ながら、最近のネットでの議論(特に政治向け)は、
右も左も、そんなものばかりなんですよね…。
純粋に、ゲームとしては面白いのかもしれませんが。

それだけに、『議論ができる相手』としての哀哭芯さんから、
こういうコメントが出てしまったのが、緑虫さんとして残念だったんだと思ってますが…。

もっとも、緑虫さんも、皮肉を押し出す表現がお好きなときがあるので、同じような刺激を生むことがあるかとも思いますが…。
(『粘着バカ右翼』とか…。)

メンタルなことなので、しっかり理解できてなく、ご不快を招くかもしれません。
その場合は、ホントに申し訳ございません。

あと、長いついでに、ひと言だけ。
『優先されるべき命』と『優先されざるべき命』の差って、そんなものはない、と僕は思ってます。
あくまで、個人的な思い、ですが。
返信する
コメントありがとうございます。 (緑虫)
2009-09-16 01:57:22
哀哭芯さん、
立場は違えど、きちんと意見、考え方を述べて下さることに感謝しておりました。
「そういう考え方があるのか」と思い知らされたことも、一度ではありません。
だからこそ今回のコメントは、後から刺されたようで残念だったのです。

>以後気をつけます。

こんなことを言われては、私は自分の感情の暴発を認めることしかできません。
できることなら、今後も当ブログを覗いていただければありがたいです。

つちねこさん、
なんだか、またつちねこさんに救われましたね。
つちねこさんの冷静さに、私は学ばなければならないようです。
私は「誠実な相手には誠実に対応しなければならない。失礼な相手には失礼に対応してもよい(もちろん誠実にでも構わない)」と思っています。
私はそんな人間なのです。

>ご不快を招くかもしれません。

つちねこさんのコメントに不快を感じたことはありません。

>『優先されるべき命』と『優先されざるべき命』の差って、そんなものはない、と僕は思ってます。

私もそう考えています。
私は粘着バカ右翼が死刑にされることにも大反対です。
返信する
Unknown (哀哭芯)
2009-09-16 10:49:47
丁寧なコメント頂きましたので、たまには真面目にコメントするでござる。

つちねこさま
丁寧なコメントありがとうニダ。
確かに、反論するだけでムキーとなる単純な左向きの方と、緑虫さんは違うなぁとは思っています。その辺のところなのかなぁ?

緑虫さま
>こんな、バカ右翼の典型的なコメントが哀哭芯さんから寄せられるとは……
死刑囚の命『から』大切にしようと、どこに書いてあるのだろう?

もちろん解って書いてますが、こういうのって、拙者は左向きの方々の、
憲法改正=戦争(=軍くつ、基軍靴の足音)
核の議論=戦争(=軍くつ、基軍靴の足音)
から学んだものです。

バカ右翼の前にバカ左翼の論法であると思っております。こういうことも含めての皮肉たっだのですが、お騒がせしますた。

でも拙者は、バカ右翼ではありますが、粘着ではないです。さらっとバカ右翼ってとこですかね。

>私は粘着バカ右翼が死刑にされることにも大反対です。
こういうとこ(一貫性のあるところ)はとても評価してます。(偉そうですいません)

突っ込まないでっていったのに突っ込まれたので。
拙者にとって、大事な命の順番は
娘>配偶者>自分>>親兄弟>>>>以下略
ましてや死刑囚などと比べるのは論外。差は歴然と思います。綺麗事を言うのは簡単で耳障りがいいけれど、人間は生まれた瞬間から平等なんて事はないわけです。理不尽な不平等は無くすべきではありますが。

まぁ、何はともあれ当分死刑執行はないようだすな。

では、覗くなと言われてもまた覗きにきます。
返信する
Unknown (つちねこ)
2009-09-17 08:05:30
おはようございます~。

『上から目線のコメになっちゃって…』と、後から恥ずかしくなってたんですが、
お二方とも寛大に捉えていただきまして…。
ありがとうございました。

> 緑虫さん

『失礼な相手には失礼に対応してもよい』

もちろん、僕もそう思ってますよ~。
ギリギリまで誠実でありたいとは思ってますが、
一線を越えたと判断したときには、地獄に落としてやろうって思っちゃいます。
その辺の起伏が激しすぎるのは、子供なんだなぁって思ってます…。
(ガマンする気は、さらさら無いですけど。)
それだけに、緑虫さんの言葉には、恐縮しきりです~。

> 哀哭芯さん

右も左も真ん中も、
『アタマに血を上らせない』状態で議論できれば…。
…もっとも、そういうコトも、『説得』のテクニックなのかもしれませんが。
(『諦めさせる』というイミで。)

『突っ込まないで』に突っ込んでしまって、申し訳ございませんでした。
僕も、個人的な『命の順番』は、哀哭芯さんと同じだと思ってます。
(今は、家族と呼べるヒトが、皆無な状態ではありますが…。)
大事なヒトに危害を加えられた場合、
躊躇なく、相手を殺すか、死ぬより辛い目にあわせてから殺します。

ただ、『死刑囚』、あるいは『受刑者』というのは、
『国が「犯罪を行った」と「判断した」者』
に過ぎず、それこそ『死刑になるようなことをした』かどうかは、厳密な意味で不明瞭なんだと思ってます。
これは、現行の裁判制度の限界だと思います。
であれば、そうしたヒトたちの命は、極めてデリケートに取り扱わなければならないのでは?と思ってしまうんです。

とは言え、現行制度に変わるものを提案できるわけでもなく、
また、一定の犯罪抑止力としての死刑制度の力を、僕は認めてしまう者ですので、
制度そのものの撤廃には、現時点では賛同できないのですが。

また、そもそもの大前提として、
『国家』というものに、個々の命を無造作に扱って欲しくない、ということがあります。
国家というモノが生まれて数千年経ちますが、その歴史は、『命を消し粒のように潰されたヒトたち』で埋め尽くされてます。
国家は色んな側面を持ってますが、
大きな力を持つものに共通の負の側面として、
そういうものがあるのは事実だと思います。
『確かな善悪が存在する』というラジカルな仮定をした上でも、
『法律』が善ではないし、『国家』も善ではない、必ずしも。
ですから、そういう『国家』に、なるべくなら殺されたくないなぁ、と思ってしまいます。
死刑囚とか戦争とか、そういうものに対する議論は、僕の中では、その延長線上だと思っています。

p.s.
…こうして、自分の書いたものを見直してみると…
僕は左向きじゃなくて、アナーキストなのかなぁって… (ll∀)ァハハ-
国家を語る資格がないですねぇ…
返信する
Unknown (緑虫)
2009-09-17 16:13:29
> 拙者にとって、大事な命の順番は
> 娘>配偶者>自分>>親兄弟>>>>以下略

とても正直で、誠実な言葉だと思います。
個人的、心情的には、よくわかります。
ただ、司法制度上の問題として、命の価値に差を認めるべきではない、と私は考えています。

ここまで書いて気付きました。
『個人的、心情的には、よくわかります。』
と書く私と、
『司法制度上の問題として、命の価値に差を認めるべきではない』
と書く私とでは、同じ私でも、私の中の異なる部分が書いているようです。
今後も考え続けたいと思います。

哀哭芯さん、参考までに、
http://upishi.blog5.fc2.com/blog-entry-975.html
をご覧下さい。
返信する
つちねこさん、ありがとうござます。 (緑虫)
2009-09-17 16:18:47
上から目線と思ったことはありませんよ。
誰に国家を語る資格があるのかはわかりませんが、
人について、命について語る資格は、皆にあると思います。

アナーキスト、、、けっこうではありませんか
返信する
もう突っ込まないでってば (哀哭芯)
2009-09-17 19:09:07
つちねこさま

そのような議論に発展することを予測して突っ込まないでという事な訳で、裁判制度云々は理解しております。


緑虫さま

>ここまで書いて気付きました。
『個人的、心情的には、よくわかります。』
と書く私と、
『司法制度上の問題として、命の価値に差を認めるべきではない』
と書く私とでは、同じ私でも、私の中の異なる部分が書いているようです。

拙者が言いたいのはそう言うことであります。
司法制度上云々の話で進める議論であれば参加しません。
参考先の方もそうですが、自分の正直な感情を突き詰めて探っていけば、『個人的、心情的には、よくわかります。』となるのが自然かと思います。
それを抜きにして平等といわれると、嫌味な言い方で申し訳ありませんが、偽善者なのではないかと。


まぁ、そう言う事なので
”もう突っ込まないで”

では、アンニョン。
返信する
Unknown (ブーゲンビリア)
2009-09-18 08:37:29
ここまで読みました。

わたしもアナーキストかも~・・

ではでは・・
返信する
Unknown (哀哭芯)
2009-09-18 16:28:26
昨日のコメントは何かまずかったのだすか?

ちょっと腑に落ちないけど、そう判断されたのであれば文句をつけるつもりはありませんが。

特に返答することがなければ、このコメも削除してかまいません。

サラッとバカ右翼ですので。では、これにて。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。