夕暮菜日記

私的日記、教育、社会、音楽、等々について

地震

2011年03月11日 23時37分40秒 | 日記
湘南台で昼飯を食おうと思って、道を歩いていたら、急に目眩に襲われた。
「俺は貧血か?」と思ったら、そうではなく、地面が揺れていた。
地震だったのだ。
そこらの建物から、ワラワラと人が出てくる。
揺れが長い。
揺れながら、気になる人にメールを打つ。
揺れがおさまってから職場に携帯で電話したが、通じない。
公衆電話は通じるようなので、電話。
公衆電話を使うのは、何年ぶりだろう?
電話が通じると、『今日は休校』とのこと。
素早い判断に感心。
その後、天丼を食べる。
メールの返事は、1時間以上してから返ってきた。
同時に5通ほど、「無事か?」というメールを受信する。
iPhone4は、機能が高いだけに、回線品質の悪さが如実に感じられる。
帰宅しようと思ったら、小田急線はまったく動かないので、復旧を待つ。
いつまで待っても、動き出す気配がないので、「タクシーで帰ろう」と考え、タクシー乗り場に行く。
長蛇の列。
もう一回、小田急線の改札に行くが、「今日は動かない」という声を聞いて、再度タクシー乗り場に。
40人ほど並んでいる、その最後尾に並ぶ。
1時間ほど待つが、その間に来たタクシーは2台。

40÷2=20時間

iPhoneで検索すると、自宅まで徒歩で2時間58分。
あと30分ほどタクシーのようすを見て、タクシーが来ないようなら、歩いて帰ろう、と考えていたら、
「町田方面の方いますか?」と声をかてくれる女の子。
「あ、俺、大野方面です。」と答える。
「何人かで一緒に行こうと思うんですけど」
もちろん快諾。
その子と列の先頭へ。
お婆さまと一緒だったので、お婆さまと孫の関係なのかと思い、聞いてみると、そうではなかった。
その場で偶然出会った同士で、お婆さまの、「同じ方向の人は、まとめて乗ったら、少しはやいのに」という言葉に、
「じゃあ、私が声をかけてきます」と、自分から、列の人に声をかけに行ったとのこと。
少し待って、その女の子、お婆さま、もう1人のおばさま、私の4人でタクシーに乗る。
私は中央林間で降ろしてもらい、15分ほど歩いて帰宅。
お婆さまの言葉と、彼女の気さくな勇気のおかげで、私は無事帰宅できた。
だいぶ渋滞していたけれど、藤沢の日大から来た彼女、永山まで帰れただろうか?
あと、タクシーの運転手さんも、おやじギャグで車内を盛り上げてくれた。
みんな、まさかこのブログは読んでいないと思うけれど、

「みなさん、ありがとう!」

地震で被害が出ているし、亡くなった方もたくさんいるようで、悲しいのだけど、人の親切に触れることもできた。

震災時帰宅支援マップ 首都圏版
クリエーター情報なし
昭文社

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1 コメント

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Unknown (kokkoco )
2011-03-12 03:12:01
無事なようでよかったです。

人のあたたかみを感じるお話でした。
ありがとうございます!
これからも気を付けましょう(^-^)
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