皇居東御苑内の「本丸跡地」の芝生広場内を散策していきます。午後の時間帯だったので、初冬の淡い太陽の光が照りつけてきました。
江戸時代の「忠臣蔵」の舞台となった「松之大廊下跡地」周辺の風景を撮影しました。芝生広場の南西側に松之大廊下は設置されていました。
芝生広場の周囲には広大な散策道が整備されていて、人通りはそんなに多くはありませんでした。
松之大廊下跡地周辺の散策道や芝生は、再整備されて真新しくなっていました。
芝生広場の周囲を取り囲むように植えられている木々は色鮮やかな紅葉だったり、既に終わってしまった木がありました。
本丸跡地の芝生広場内を歩いてみました。広大な芝生は既に枯れ草状態となっていて、暖かい時期であれば芝生内で休憩する人の姿が見られるのですが、真冬の今の時期では御覧のとおりです。
標高30メートル前後の丘陵地帯が広がっている皇居東御苑ですが、江戸時代のこの界隈一帯は、東京湾の水面とつながっている入江や湿地帯が広がっていました。
江戸時代初期に行われた大規模な土木工事によって、江戸城を形成している丘陵地帯が出現したと言われています。
本丸跡地の西側(東京駅側)に設置されている「見晴らし台」にやってきました。ここから西の丸や東京駅周辺の高層オフィスビル群を見渡すことが出来ます。
皇居東御苑の北側、地下鉄東西線の竹橋駅方向を撮影しました。東御苑の緑地帯の木々越しに、竹橋駅前の「パレスサイドビル」の建物を撮影しました。
現在も再開発による高層化が進んできている東京駅周辺、丸の内地区や大手町地区の高層オフィスビル街を撮影しました。
本丸跡地や天守跡地よりも一段標高が低い場所に広がっている「西の丸庭園」の緑地帯を見下ろして撮影しました。ちょうど色鮮やかな紅葉が最盛期を迎えていました。
大阪城や、大阪城公園の緑地帯の紅葉風景と似ている感じがしますね。
大阪城の場合は、城郭の周囲を淀川や寝屋川などの河川に囲まれた「天然要塞」が形成されているのに対して、江戸城は人工的に掘った内濠や外濠で防衛機能を保持している点が違います。
大手高麗門前で現在建設中の「(仮称)大手町1-1計画A棟」の高層オフィスビルをズームで撮影しました。今年の春先までは更地状態だったのですが、わずか半年ほどでここまで高くなりました。
左側から、日本経済新聞本社ビル、JTビル、三井物産本社ビル、読売新聞本社ビル、産経新聞東京本社ビルです。
2014年現在でも東京駅周辺の高層化はかなり進んできている状況ですが、今後10年間は再開発による高層化が進むことになります。