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住友不動産 六本木グランドタワーの進捗状況 2016年7月7日

2016年07月16日 06時00分00秒 | 再開発・港区


住友不動産六本木三丁目プロジェクト 高層オフィス棟 工事進捗率90% 2016年7月7日
東京地下鉄南北線の六本木一丁目駅前、首都高速都心環状線の谷町ジャンクション前の再開発工事です。以前のこの場所には六本木プリンスホテルの敷地と、日本IBM本社ビルが建っていたのですが、現在は更地になって工事が進められています。再開発施設は延床面積約20万㎡と、すぐ近くにある六本木ヒルズや東京ミッドタウン並みの規模となっていて、業務×住宅×商業の大規模複合開発となります。この都市再開発は住友不動産株式会社が担当しています。

再開発施設の概要
再開発施設の面積は約2.7ha、高さ約249mの業務棟(40階)、住宅棟(27階)、商業棟(3階)の3つの施設で構成される大規模複合開発となっていて、前述の通り延床面積約20万平米(約6万坪)を誇る住友不動産のフラッグシッププロジェクトとなります。大手不動産業者である住友不動産は、すぐ脇に立っている泉ガーデンタワーの高層ビルも所有しています。

高低差のある地形的な特性を活かして施行区域を南北2つの街区に分け、低地側の「北街区」には商業施設を、丘陵地帯の高台側の「南街区」には業務棟と住宅棟を建設します。また地域貢献の観点から、災害時は一時避難場所としても活用できる複数の広場が設置されます。

再開発事業の主な特徴
1.延床面積約20万㎡、隣接する「泉ガーデン」と並ぶ、“住友不動産最大級のフラッグシッププロジェクト”
2.施行区域約2.7ha、新たな駅前拠点となる業務×住宅×商業の大規模複合開発
3.業務棟・住宅棟は免震構造、オフィス基準階貸室面積約1000坪、無停電対応などBCP対策を強化
4.歩行者の利便性向上のため、 「六本木一丁目」駅西口改札を新設、六本木通りと駅とを結ぶ地下連絡通路や地下鉄駅前広場を整備
5.通常は憩いの場、災害時は一時避難場所として活用する緑豊かな広場を敷地内に設置
6.敷地外周部の道路拡幅や歩道状空地の整備、電線の地中化などを実施


完成予想図の全景です。


再開発計画の見取り図です。

計画概要と整備計画
施行者 六本木三丁目東地区市街地再開発組合
所在地 東京都港区六本木三丁目地内
区域面積 約2.7ヘクタール
建蔽率 約57%
容積率 約878%
階 数( 高 さ ) 北街区 商業棟 地上3階、地下1階(約10メートル)
          南街区 業務棟 地上40階(塔屋2階付)、地下5階(約241メートル)
                住宅棟 地上27階(塔屋2階付)、地下2階(約113メートル)
延べ面積 201815平方メートル
主な用途 事務所、住宅、店舗、駐車場等
住宅戸数 226戸
駐車場 414台

事業の歩みと今後の予定
平成20年3月 「六本木三丁目東地区再開発協議会」設立
平成21年1月 「六本木三丁目東地区市街地再開発準備組合」設立
平成23年9月 都市計画決定
平成24年3月 「六本木三丁目東地区市街地再開発組合」設立
平成25年3月 権利変換計画認可
平成25年6月 準備工事着手
平成25年10月 本体着工
平成28年3月 竣工(予定)

プレスリリース:住友不動産株式会社発表の報道資料 2013年10月28日
「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」“住友不動産最大級のプロジェクト” 建物本体工事に着手
プレスリリース:公式ホームページ内の特設サイト
住友不動産 六本木三丁目東地区プロジェクト|すみふ63 - 賃貸オフィス



六本木通りの歩道から撮影した「住友不動産 六本木グランドタワー」の高層オフィスビルの全景です。屋上に展開していた工事用タワークレーンは全て撤去されていました。




六本木通りの歩道を南側へ向かって歩いて行くと、「北街区」の商業低層棟の建物前にやってきました。商業低層棟の建物も完成していて、現在は内装工事が行われていました。




商業低層棟の敷地南側に建っていた雑居ビルも解体されていました。この場所には「地下鉄連絡広場」が整備されることになります。




地下鉄連絡広場の工事現場前から振り返って、商業低棟棟の全景を撮影しました。住友不動産らしい、スタイリッシュで格好いいデザインの建物ですね。




六本木通りの歩道から「住友不動産 六本木グランドタワー」の高層オフィスビルを見上げて撮影しました。地上40階・地下5階・塔屋2階建て、高さ約240メートルの規模となっています。




六本木通りの周辺では、地上では地下鉄連絡広場の整備工事が行われていて、地下一帯では地下歩道の改修工事が行われていました。




「なだれ坂下」から住友不動産六本木グランドタワーの高層オフィスビルの低層階部分を撮影しました。低層階部分もカーテンウォールが取り付けられていました。




低層階部分は、まだ工事用シートやフェンスが残されている個所が散見されますね。




なだれ坂の坂下から、周辺を見渡してみました。高層オフィス棟とレジデンス棟の建設工事が終わって一段落したので、現在は再開発区画内の地上の工事が行われていました。




再開発工事区画の敷地西側を通る道路を登って行きます。坂上から南側一帯を振り返ってみると、正面には「麻布台」の丘陵地帯に広がる六本木三丁目地区の住宅密集地帯が広がっていました。




六本木グランドタワーの高層オフィスビルの敷地北側前にやってきました。ここからだと高層オフィスビルの低層階部分の壁面を間近から眺めることができます。




「住友不動産六本木三丁目プロジェクト」の再開発区画自体が「麻布台」と呼ばれている急斜面状に広がっているので、急斜面の地形の制約がある中で、高層ビル群の建設工事が行われています。




敷地北側から六本木グランドタワーの高層オフィスビルの低層階部分を撮影しました。この場所には広大な吹き抜け空間が整備されるのでしょうか。




北側から高層オフィスビルを見上げて撮影しました。おそらく日本で一番スタイリッシュなデザインの高層オフィスビルだと思うのですが、それに反比例するように建物のネーミングセンスがひどすぎますね。




六本木グランドタワーの敷地東側を通っている「東京都道415号道路」の歩道にやってきました。こちら側でも地上周辺の工事が行われているようです。




都道415号道路の歩道から、六本木グランドタワーの敷地東側の「広場1号」の整備工事現場を撮影しました。街路樹の木々を植える工事が行われていて、こんな風景は滅多に見られるものではないですね。




再開発工事区画の敷地南側を通る道路前にやってきました。この道路の車道部分や歩道部分も新しくなっていましたが、道幅の狭さは相変わらずでした。




敷地南側を通る道路を歩いて行くと、前方に「なだれ坂」の坂上が見えてきました。この界隈は六本木三丁目地区の閑静な住宅密集地帯が広がっています。




「なだれ坂上」前にやってきました。なだれ坂の車道や歩道部分も新しくなっているようですね。…なだれ坂の道標が立っていたのですが、どこかへ行ってしまったようです。




なだれ坂上から振り返って、再開発工事区画の敷地南側を通る道路の全景を撮影しました。この道路は、六本木地区内から虎ノ門地区へ抜ける抜け道になっているので、車通りが多いです。




歩道部分が新しく整備され直されている「なだれ坂」を下って行きます。再開発工事が終わって施設全体が完成すれば、道路反対側の遊歩道も通れるようになります。




南西側から六本木グランドタワーの高層オフィスビルの低層階部分を撮影しました。




同じ場所から高層オフィスビルを見上げて撮影しました。




再開発区画の周囲を一周して、なだれ坂の坂下に戻ってきました。




なだれ坂の坂下から、高層オフィスビルを見上げて撮影しました。




同じ場所から商業低層棟の建物と、地下鉄連絡広場の整備工事現場を撮影しました。




「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」の地図です。

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