西東京市から環境ムーブメントを!『緑ゆたかな地球を創る会』

緑ゆたかな地球を創る会の講演会の告知、報告用のブログ

ノーミートデー 参加者募集

2011年01月24日 | ノーミートデー
今年は毎月台土・日曜日の「ノーミートデー」に参加しませんか?

未来の子供たちに緑ゆたかな地球を残すために、すぐにできる事から、
あなたのライフスタイルをより健康で健全な形に見直しましょう!

私たちが昨年から活動しています「緑ゆたかな地球を創る会」では、
今年は毎月第4土曜日と日曜日の2日間、年間で24日間肉類を食べない日「ノーミートデー」
にしましょうという運動をはじめることにし、賛同者を求めています。

IPCC「気候変動に関する政府間パネル」の議長ラジェンドラ・バチャウリさんが
2年ほど前にパリで開かれた記者会見で、
「人類が何もしなければ、気候変動は深刻な影響をもたらし、未来像は非常に恐ろしいものとなるだろう」

と同議長は警鐘を鳴らしました。

そして、地球温暖化防止のために個人ができることについて、
「肉を食べない」、「自転車を利用する」、「余計なものは買わない」と述べています。

地球環境の未来と引き換えなら、出来ない事ではないはずです。

議長自身はベジタリアンで「肉の消費量を減らしてほしい。
肉は二酸化炭素(CO”)を大量に排出する商品だ」と述べています。

研究によりますと、

1キロの肉を生産するには36.4キロのCO2が排出されることが分かってい案す。

さらに、同量の肉の輸送には100ワットの電球を3週間近く点灯するのに相当するエネルギーが必要だそうです。

農林省の少し古いデータですが、平成17年の日本人の肉類の年間消費量は平均28.5㎏/人となっています。

年間で24日間だけ、肉食をみんなが止めれば6.6%の消費量が減ることになります。



一人当たり年間1.87㎏の肉の消費削減につながります。
国民全体では224,000トン余りになり、肉の生産にかかわるCO2を8百万トン余り削減につながります。



別な観点から見ますと地球上で、食糧が足りず飢餓状態にある人口は、10億2千万人にも上ります。

「22億のアメリカ人か? それとも100億のインド人か?」


これは15年ほど前にある会社の広告で見つけました。

その意味は、穀物・野菜中心のインド人の食生活をしたら、
100億人生きられるけれど、肉中心のアメリカ人のような食生活をしたら、
22億人しか生きられないということでした。

今年は、地球温暖化~気候変動~と密接な関係のある「森林減少」に
あなたも食卓から壊し続けている現実を正面から受け止めてほしいのです。





今、地球上では、1日に東京ドーム12000個分の面積の森が人間の活動で消えています。

それは、たくさんの人々が、肉食中心の食生活になったことも大きな原因の一つです。



NPOアニマルライツセンターのHPでも、

「森林を最も効率よく破壊しているの、畜産業で、過去40年間で、
南米の熱帯雨林の40%(1750万ヘクタール)が輸出用の牛肉を生産するために破壊されました」と伝えています。

~肉食で失っている人類に不可欠の熱帯雨林と子供たちの未来~

現在のまま熱帯雨林を

①保護した場合 ②木材として伐採 ③家畜の放牧に使用した
場合の経済効率を比較すると【46:7:1】という比になり、
保護することが如何に経済的かが分かります。


私たち人類の「持続性ある未来」を考えれば、
大きな経済的な損失を私たちは支払っていて、
次世代にも大きな付けを払っているのです。

自分には関係がない、「知らなかった」ではすまない、
人類全体に取り返しのつかない事態になる現実が目の前にあります。

この機会に、知って、まずは、あなたの食生活から、地球環境を守る行動を始めて下さい。

今年から、毎月2日間、第4週目の土曜日・日曜日は肉食をしない日、
「ノーミートデー」にしましょう!

子供たちの未来と引き換えに肉食を減らすこと、
やろうと思えば、誰にでもできることです。

決定権はあなたが持っています。

このような生き方を地球に住む人々がみんなそうなれば、
未来は平和で幸せな世界になると思っています。