Pianist 池田みどり

ピアニスト池田みどりの四苦八苦をまるごとお見せします。
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大胆不敵な水墨画 白隠 気迫みなぎる禅画

2011-02-25 | 知識・教養
 このシリーズは興味深く見ています。水墨画はほとんどモノクロの世界ですが、その型にはまらない筆の勢い、デザイン性などが、海外から特に注目されています。今回はその最終回。禅画です。

 白隠禅師は、江戸中期、衰退をみせていた臨済宗を立て直した中興の祖とされています。
 11歳のころ地獄の話を聞いて以来、恐怖心がおさまらず、寺に参拝するようになり12歳で出家を願い、15歳で松蔭寺の門にはいりました。その後、修行にはげみ過ぎて身体を壊します。白幽真人という隠者を訪ね秘法を授かります。それが白隠の健康法と云われるものです。

 さて、白隠は「坐禅和讃」「夜船閑話」など名著も多く残していますが、基本は対話を主としていました。領主から農民まで分け隔てなく悟りを説きました。時には城の中で、時には田んぼのあぜ道で、ひとりひとりに説くことが彼にとっては何よりも大切なことだったのです。説教をいただいた人が、それを忘れないように書画に残しました。

 座禅の祖である達磨の絵はさまざまな形で約500点も書いています。年代によって顔かたちがまるきり違います。おそらく白隠禅師その人を自画像として書いたのでしょう。何に囚われることもなく、うまく描こうとする意思がどこにもない筆の走りです。

 ジョン・レノンも白隠の水墨画を買い、その絵はイマジンのDVDの冒頭に出てきます。

 ※参考:白隠禅師~500年に一度の名僧
http://www.wet4.info/
 ※NHK プレミアム8「大胆不敵な水墨画」(写真転載)
http://www.nhk.or.jp/artbs/program/index5.html
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