Pianist 池田みどり

ピアニスト池田みどりの四苦八苦をまるごとお見せします。
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とうとう来ました、レコーディング初日

2008-06-18 | Diary
 BrooklynにあるPark West StudioはオーナーエンジニアのJim Clouseの自宅の地下を改造してつくられたスタジオです。NY近辺にはこのような小さなスタジオもいくつかあるようです。DODOさんに朝から車で迎えに来ていただいて、早めに到着しました。ピアノはKAWAIですが、これがキンキンしないいい音がします。調律も朝一番に入っていて、気持ちよく弾けました。そしてとにかくオーナーのJimがとてもよい。エンジニアとしての技術もいいのですが、心地よくレコーディングをさせてくれて、その心使いがとてもよい。

 ブースはそれぞれに分かれていて、ベーシストの顔は残念ながらほとんど見えません。でもヘッドホンで確実に聞こえるので、なんら問題はありません。不思議とぜんぜん緊張もせず、ピアノと会話しながら本番を待ちます。今日はホーンセクションとギター、それにトリオの収録です。ギターのPaul Meyersの到着を待って、1曲めは、3テイクで完了。次の曲も2テイクで完了。ギターのPaulはこれでお仕事終了。「いやぁ、楽しいレコーディングだったよ。日本にはBlue Noteにも行くから、また逢おうね!今度はBlue Noteで一緒にやろう!」光栄なお言葉です。終始和気あいあいあで、おしゃべりタイムや休憩をたっぷり入れて、その間にピアノソロを予備に1テイク収録。その後、ホーンセクションが入る曲をほとんど1テイクずつで2曲を収録。フリューゲルのMichael Rodriguezは、自分でもびっくりするくらいにロングトーンが伸びて、1分くらいはノーブレスで吹いていたようです。Jimも「こんなの見たことがない」って言ってました。ドラムのQuincy Davisは仕事でおとといから一睡もせずのレコーディングです。でもそこはプロ。ティンパニのサウンドもドラムで完璧にこなしてくれました。ベースのYoshi Waki(脇 義典)もボサノバからクラシック風のものまでなんでも来い。彼はこのスタジオ常連でもあります。フルートとクラリネットのオーバーダブのハードワークが残るIrwin Hallが、最後まで大仕事をしてくれました。この2本の管の音が重なってやっと全体像が見えてきます。これにストリングスが入って完成ですが、それはあさってまでお預けです。

 一番うれしかったのは、全員が「レコーディングが楽しかった。いいレコーディングだったよ」と言ってくれたことです。終始和やかで、それでいてプロのお仕事をしてくれました。私もホント、楽しかった。ピアノのことも”Beautiful!”とNYのプロたちに言ってもらって、とっても励まされました。

 さて、あと二日。ここまで予定通りに来ました。明日はトリオの収録です。弾きまくりますぜ!
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