霞みゆく道の中で

将来と言う言葉に戦き、生来と言う言葉に疑問し、招来と言う言葉に憧れ、show lineという言葉と共に消えゆく。

ネタですよね・・・。

2009年08月27日 03時49分09秒 | Weblog
某企業の選考会での集団面接での話。

担当「人数も多いですし、時間も限りがありますので、みなさんの思いをきくだけにします。では、右手の方から、志望理由をお聞かせください。」

A「はい。xx大学のooと申します。私が御社を志望したのは・・・」

と言う流れで、集団面接は始まった。時間に関しては、実際、次の組が1時間後には始まるというたいとなものであった。順々に、それぞれ応えてゆく。すらすらとはなせるものもいれば、たどたどしくはなすものもいた。しかし、みな自分の言葉で必死だった。

担当「お待たせしました。最後の方どうぞ。」

G「すいいません。先に質問よろしいでしょうか。」

担当「はい、なにでしょうか?」

G「御社は創業何年でしょうか?」

担当「企業としてはまだ、2,3年ですね。」

G「わかりました。では私の志望理由を述べさせてもらいます。御社がまだ若い企業であるため、これからいかようにも伸びる点に魅かれ志望しました。この業界は、老舗のように凝り固まることを良しとしない点からも、若さへの魅力はつきません。以上です。」

担当「・・・。以上ですか?」

G「はい、以上です。」

担当さん以外にも、他の選考受験者もポカーんとしました。それでも、選考は続く。

担当「え~、では最後に皆さんの長所を教えてください。履歴書に書いてないことでもかまいません。では、またこちらからお願いします。」

A「はい。私の長所は意見をまとめる能力です。私は大学ではxxサークルの部長をやっており、そこには色々な人間がおり一筋縄でいきません。しかし、よく話し合い・・・」

体験からの強化と言う、典型的なよいアピールの仕方。そのような感じで、自爆をしてしまった人もいたが淡々と流れていった。

担当「では、また最後ですが、どうぞ。」

G「履歴書に書いてあるとおりです。」

担当「え。履歴書に書いていること意外でもいいのですよ。教えてください。」

G「そこに書いてあることが全てです。履歴書を見てください。下手に何か言うよりも、それを見てもらうのが一番です。」

担当「・・・。わかりました。以上で今回の選考を終了とします。最後に皆さん、何か質問はありますか?」

すぐに手が上がる。AとG。担当は苦笑いしながら、後から手を上げたAを指名した。

担当「お二人同時でしたが、Aさんの質問を聞きましょう。Aさんどうぞ」

A「御社の社員の方の一日の動きを教えてください」

と言う感じで質問。そして回答。

担当「分かってもらいましたか?大丈夫ですか、Aさん。では他にはいますか?」

華麗にGをスルー。が、Gの熱い視線。

担当「すいません。Gさんですね。Gさんの質問は何ですか?」

G「同じだったのいいです」

担当「では、他の方なにか質問ありますか?はい、Dさん」

と言う感じで、質問タイム再開。2つほど質問後、再びG挙手。

担当「はい、Gさん。なにでしょうか?」

G「xxについて教えてください。」

担当「え~と、それはDさんの質問と同じかな。」

G「いいえ、あれではよく分からなかったので。詳しく教えてください」

担当「わかりました。では・・・」

Dさんに対する回答と全く同じことを言う担当。

担当「・・・と言うことです。Gさんこれで大丈夫ですか?」

G「はい。これでやっと理解できました」

どう考えても、Gは人の話を聞いていない。そう判断せざるを得なかった。面接落ちする私は、色々な企業の選考を受けてきたが、Gみたいな人間は初めてだった。甘えたような発言しかしない人や始終下を向いている人など色々みてきたが・・・。既に内定があるもののネタだったのだろうか?正直、ありゃないはと思った。


おまけ
担当「先に皆さんの予定を聞きます。次の選考に進んだ場合の日程についてです。大丈夫な日を教えてください」

G「俺受かっていないだろうに、聞くんですか?それとも、受かっているんですか?」

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