『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

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[遅ればせながら、映画『神様のパズル』を観た]

2008-06-21 02:21:42 | 物語の感想
☆MOVIX昭島での上映終了の日だったので、その最終回に滑り込んだ。

   ◇   ◇

物語の最後に、孤独で奇矯な天才少女サラカが、主人公に笑顔を見せるだろうことは分かっていた。

そして、あの性格上の無表情から、どうやって笑顔に変化していくのか、とても注目していた。

うまいんだよな、谷村美月(『魍魎の匣』以来の再会)。

・・・主人公との再会に、不安で不安でしょうがないのに、いつもの固い態度でしか挑めない。

しかし、主人公は、いつもと変わらぬ態度で彼女を迎え入れる。

サラカは、やっと安心して、目に涙を溜めつつも、優しく無邪気に微笑むことが出来るのだ。

私もホッと一安心するのだが、画面はすぐに暗転し、エンドクレジットへ。

詰め込むだけ詰め込んだストーリーの中で、この潔い終わり方は良かった。

   ◇  ◇

私は、後ろの席の男がクスクス笑っていたシーンでも全く笑えず、それこそ無表情で、でも、妙に完成度の高い映像に引きつけられて、集中して見た。

不思議な作品だった。

主人公は、純粋に単純バカで、私は全く魅力を感じなかった。

しかし、「ああ、こういう奴いる!」と、その現実感に非常に感心した。

リアルのああゆう奴って、結構、いい女を連れていたりするんだよね^^;

ヒロインであるサラカは、これは非現実的なキャラクターだ。

明らかに「エヴァンゲリオン」以後の造形ヒロインだ。

おそらく、ジャージ、ホットパンツ、タンクトップに見える胸元、細めのおみ足、コミュニケーション不全の態度、無表情、身体をゴム管で巻きたがる衝動、固い口調・・・。

一種の「ヤンデレ」ってやつか・・・?

そういった趣味の者にはたまらない「萌え要素」なのだろう。

私は、全く、チンチンに反応しなかった。

私は、『僕の彼女はサイボーグ』程度の分かりやすいオタクテイストがちょうど良いようだ。

ちなみに、最近、私がチンチンに反応を示したシーンとしては、『ライラの冒険』のライラが、最後の決戦前に敵に啖呵を切り、唾を「ぺっ!」と吐くシーンがある。

ライラが、私のチンポに唾を吐きかけてきたら、きっと勃起するだろう。

     ・・・すいません、調子に乗って言い過ぎました^^;

   ◇   ◇

とは言え(チンポネタばかりですまんが^^;)、サラカのふてぶてしい態度を見ていると、チンポビンタを繰り返し喰らわしたくもあった。

そうそう、「デンデン太鼓」のように・・・^^;

   ◇   ◇

クライマックスの、「寿司」ネタや、それまで言葉では語られつつもの、いささか唐突なロックシャウト、

インドと東京のテーマ的つながりの不備、田んぼシークエンスで表わされて然るべき自然の大切さなど、

多くのテーマが詰め込まれすぎて、消化不良が起こっていた。

何よりも、謎解きとして存在している、宇宙誕生以前の「無」に存在していたモノの明確な答えが出されないのは痛かった。

せっかく、「現象は対になる」と言うヒントが立ち現われてきたのだから、

主人公とサラカがセックスすれば良かったののに・・・。

二人がセックスする前が「無」で、ピストン運動が「インフレーション」、射精が「ビッグバン」で、赤ちゃんで「有」なのであると。

妊娠が下品ならば、「愛」が生まれると言う綺麗なテーマ成就もあり得ただろう。

だが、主人公には最後まで恋愛沙汰はない・・・^^;

しかし、私は、2時間近くの上映時間を飽きることなく見ることが出来た。

面白かったからだろう。

PS.サラカによるベートーベンの「運命」講釈や、主人公の「初歩的宇宙生成論」講義は、正直、とても勉強になった^^

                              (2008/06/21)

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