『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[映画『ファインディング・ドリー』を観た(短評)]

2016-07-18 00:01:45 | 新・物語の感想

☆・・・前作は、私、バンコクで英語かタイ語で見た。

 故に、物語の詳細まで分からなかった。

 ドリーが変な性格であることはなんとなくわかり、そして、物語の最後で、ドリーが今までの思い出を遡及するときに、初めてドリーの健忘症が理解できて、大笑いした。

 が!

 今作、最初は戸惑った。

 ドリーの健忘症は、「忘れっぽい」と笑っておさめてられないほど深刻で、かつての回想の中の両親と暮らしているベビードリーはメチャ可愛いけど、その健忘の度合いの激しさが、両親の困惑と相成って、なんとも「障害を持つ子の両親の苦悩」を思わせ、私、なんか、もの凄い衝撃を受けた。

 更に、そのドリー、健忘症そのままに、両親とはぐれてしまうのだ。

 親を探して、いつしか、その親を探すという目的も忘れ、ドリーは海をさまよい、そして、それまでにあった苦難さえも忘れ、大人になり、ニモを探すマーリンと知り合い、前作へとつながるのだった。

 まあ、作り手は、障害なんかよりも、その人が評価され得るのは、その善意なんだよ、と語っていく。

 で、更に、物語は、もっと奇矯なジェラルドやベッキーなども出て来て、なんと、八代亜紀も出てくるし、アクションも豊富で賑やかで楽しく進んでいく^^

                          (2016/07/18)

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