『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

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[映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』を観たけど、寝た^^;(短信)]

2012-03-24 22:55:35 | 物語の感想
☆ここ最近では珍しい「一週間振り」の映画鑑賞であった。

 あまり、『マーガレット・サッチャー』にはドラマチックな展開を期待していなかったが、それでも作り手が無難に、そして、ベタに盛り上げてくれることは期待しつつ、母親と映画館に赴いた。

 最初、老境に入ったサッチャー元英国首相の生活が描かれ、まあ、話の導入部としてまっとうで、

 これより、本題に入り、過去から現在へと話が進んでいくのだろうと思った。

 鍋で卵をグツグツ茹でているシーンが冒頭に出るが、その絵面が面白くて、この先の展開に期待を寄せたものだった。

 が、まさか、老サッチャーが全編を通して出ずっぱりで、過去の、彼女の人生の転回点と現在とが交互に描写されるという「落ち着きのない展開」だとは思ってもみなかった。

 それは、なかなか高度に計算された、同時に芸術的でもあるモンタージュなのだが、あまりにも小刻みの編集で、見ているこちらがついていけないのだ。

 要所要所で、気になる流れが垣間見られるのだが(北アイルランド問題やフォークランド紛争)、さあ、そこに「勝負の構造」を見出せるかというと、全くあっさりと処理される。

 彼女の選挙での勝利への流れや、首相への道の描写は、さっぱりとしか描かれず、全く燃えてこない。

 では、何に尺を費やしたかと考えると、夫婦の絆である。

 サッチャー夫婦のつながりが、延々と語られる。

 主演のメリル・ストリープは、さすがの演技だし、夫役(ジム・ブロードベント)も絶妙だ。

 だが、世界中の誰もが、サッチャーが映画で語られるときに求めているのは、その「強靭な意志による戦いの姿」であろう。

 夫との愛のきずなではない。

 さりとて、その夫婦間に、サッチャーの「闘争の歴史」のひな形を見ることも出来ない。

 ・・・けして悪い映画ではない。

 しかし、あんま面白くない・・・、見ながら私は、何度も眠ってしまうのだった^^;

                                                       (2012/03/24)
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