どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

ポイントカードでわかったみたい

2024年05月28日 | 日記

隣駅での買い物は ほとんどいつも三軒のスーパーを駆け回る

それぞれの店にそれぞれの利点があるので それぞれの店の商売が成り立っているのだろう

そのうちの一つは やや高級スーパー

ここでは多少高くても質の高い野菜や鮮魚や 他店ではあまり見かけない商品などがねらい目

先週だったか 桜海老の佃煮を買った

昔 母はよく乾燥桜海老を甘辛く煮てはお弁当のはしに少し入れてくれて そのちょっとの甘さが美味しかった

川海老の佃煮は今も時々買うが 桜海老の佃煮は珍しい

桜海老大好き人間としては 買わずにいられようか

その日と次の日で つまみの一品として食べてしまった

 

昨日 家の電話が鳴った

登録の無い番号からの電話は出ずに あとで調べることにしている

ほぼ全部が 勧誘だったり不用品買取であったりだからだ

ところが この日の電話は少し違い 隣駅の少し高級スーパーのフリーダイヤルだった

以前 別の店でだが ポイントカードを忘れて店からの電話を受けたことはあるが その場合はフリーダイヤルではなく 局番から始まる電話だった

はて なんだろう

 

そして今日 またそのフリーダイヤルからの電話があったので おそるおそる受話器を取った

「先日 桜海老の佃煮をお買いになりましたね・・・・」(こんな脅迫めいた口調ではなかったが)

はいと答えると 実は賞味期限の表記に間違いがあって 2024年のところを2026年と印字してしまった ということだった

日付は見たが 普通 商品が佃煮だったら それもバケツほども買ったわけじゃなくて 小さなパック商品だったら 年号までは見ないって

もう食べてしまいました と私

確かにそれを信じて2年間冷蔵庫で保管したあとに食べる人も いるかもしれないが 常識的には考えにくい

それでもポイントカードの記録をもとに 何度も電話をかけてきてお詫びをするなんて このスーパーに私は誠実さを感じてしまった

 

それにしても ポイントカードの持つ情報量は怖いとも思う

私が何時 何をどの程度の間隔で買う人間か 何が好きでどんな商品のリピーターなのか ポイントカードですっかりわかってしまう

「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人か言い当ててみせよう。」(ブリア=サヴァラン)

サヴァランは あまりケーキを好まない私でも大好きなモンブランと 双璧をなすケーキだけれど・・・

コメント (2)
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