お稽古の前に・・・基礎編

和のお稽古は ちょっと 敷居が高いと思われる方に 予備知識として 私の経験を含め 書き綴っています
 

新しい事に挑戦!!

2005-07-08 11:02:13 | 私のお稽古・・・豊静榮先生に入門
■五線譜■

こんな感じで 師匠とお別れすることになり しばらくの間は
独学をしていました。
でも まだまだ 勉強したいし・・・と思い 喪があけるのを
待って 以前神田福丸お姉さんのリサイタルでお世話になった 
豊静榮先生の門を叩きました。

豊静榮先生からは 何度も断られ それでも何とか・・と 半ば
強引にお弟子にさせていただきました。

それというのも 三味線豊吉さん系統の流派は 五線譜を使用して
いるからです。
私は文化譜しか読めないので それを是非に とお願いしたのです。

先生は とにかく音色が綺麗ですし 先生ご自身が 絶対音階を
お持ちで ラジカセから流れる曲を いとも簡単に おたまじゃくし
に変えていくのです。

私も採譜は一応しますが かなりの時間を要します(-_-;) 
それから 比べますと 本手・替手も聞き分けられる・・という
私にとっては本当に尊敬できる先生なのです。

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エピソード 4

2005-07-05 10:39:35 | 私のお稽古・・・入門から師匠とのお別れまで
■思い出■

私は妊娠中もギリギリまで お手伝いをしていましたから お送り
した時に 何か美味しいもの(つわりが大変だろうから)でも 
食べなさい!!と お小遣いをいただいた事もありました。
(お師匠さんに戴くなんて・・本当にσ(^_^;)アセアセ...)

そして・・生まれた後は 少し伺えなくなるのかな?と思っていましたら
『ここに連れてきて 寝かせておきなさい・・大丈夫だから・・』と
仰って下さいました。

ですから 息子が生まれてまだ3~4ヶ月の時に 都々逸コンクール
(水戸)というイベントに付いて行った時も 息子・夫と3人で行き
ました。

そんな事も 全部 師匠が許して下さったから出来たことです。
だから 今でも 師匠が師匠としてだけでなく 本当に近い存在として
心の中にあるのです。
あれから16年・・・今年は確か・・17回忌。
遠くから 
『美きちゃん・・まだまだ!もっと精進しなさい』・・って 言って
いただきたいです!!



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エピソード 3

2005-07-01 13:03:45 | 私のお稽古・・・入門から師匠とのお別れまで
■思い出■

一番良かったな~と思うのは 師匠をご自宅にお送りする車の中で
師匠のお話をお聞き出来た事でしょうか。。
舞台や お稽古の時とは違う ”素”のお師匠さま。
とっても 優しかったのです。
ご家族の事や ご自分の昔のお話もして下さいました。

昔は レコードのA面B面を 別の人が唄う事もあったそうで、
東海林太郎さんの B面を担当していた事。。

きみ榮師匠の旦那さまは 美空ひばりさんのマネージャーを
長年やっていたKさんと親しかったそうで 美空ひばりさんの
エピソードも。。

また 戦争中はいわゆる日本の占領下にあった大陸にも慰問に
行ったそうで その頃は 森光子さんともご一緒したようです。



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