日本語が懐かしい。毎日が英語漬けである。日本語を話すのは唯一電話で家族と話すときである。取りとめもない会話だが日本語が妙に新鮮で心癒される瞬間だ。残念ながら国際電話の通話料はきわめて高い。
研修も終わりに近づいたころ、OECCのメンバーがグランドラピッズGrand Rapids市を訪問することになった。これまでOECCは海外との交流を幾度か行ってきたが、クラブ創立のルーツはグランドラピッズ市との姉妹都市締結が契機となっている。正式名称は、近江八幡市職員英会話クラブOmihachiman English Conversation Club 略してOECCと称している。私はもちろん創立当時からのメンバーである。
彼らの訪問はこの上なく嬉しく大歓迎だった。私の仕事の邪魔になるのではという彼らの心配をよそに舞台裏ではささやかな演出があった。私の世話係りのジェームズJamesはだれが来るのかメモを欲しい、と言ってきた。一人一人の職責と名前そして担当している仕事の内容である。彼らは、ニューヨークNew Yorkでの珍道中を経てグランドラピッズにやってきた。
到着の日の夕方、姉妹都市委員会Sister Cities International Committeeの日本人部会Japanese Societyによる歓迎の夕食会があった。みな日本語も話せて日本食レストラン「将軍」Shogunでの楽しい宴会となった。そして翌日、議会があった。
議会では、お決まりのコースがある。セレモニーが執り行われる小さな部屋がある。そこでの市会議員との面談とセレモニーは三角形の机の頂部には市長が、両サイドには三名づつの市議が居座る。
こちらは椅子席20ほどの場所で、その後方にTVカメラや報道陣が陣取るそんなこじんまりとした部屋である。議会は毎週定期的にやっているが、そのときはたまたま定例の火曜日だった。彼らを議会で紹介したい旨の申し入れがあった。私の友人たちが来るということで全く持ってプライベートである。特に市長からの親書を持ってくるわけでもない。そんな情報にもすばやく反応してくれたのである。
セレモニーが執り行われたが、各人の紹介は傑作だった。一人一人が市長によって大変丁寧に紹介された。Y君は市史編纂室に所属で郷土史の担当部局と紹介された。おりしもグランドラピッズ市の郷土史研究担当者がちょうど退職したところで、空席があるので彼をグランドラピッズ市の職員になってもらったらと他の議員から声が出た。このときはさすがに大爆笑であった。
実質的な議論が執り行われるのは隣接する大きな部屋、議場である。
日本へ賓客がくる。地球の裏側からの訪問者に神聖な議会で軽々しく紹介するだろうか。そんな素朴な疑問が湧いた。文化が違うのである。
研修も終わりに近づいたころ、OECCのメンバーがグランドラピッズGrand Rapids市を訪問することになった。これまでOECCは海外との交流を幾度か行ってきたが、クラブ創立のルーツはグランドラピッズ市との姉妹都市締結が契機となっている。正式名称は、近江八幡市職員英会話クラブOmihachiman English Conversation Club 略してOECCと称している。私はもちろん創立当時からのメンバーである。
彼らの訪問はこの上なく嬉しく大歓迎だった。私の仕事の邪魔になるのではという彼らの心配をよそに舞台裏ではささやかな演出があった。私の世話係りのジェームズJamesはだれが来るのかメモを欲しい、と言ってきた。一人一人の職責と名前そして担当している仕事の内容である。彼らは、ニューヨークNew Yorkでの珍道中を経てグランドラピッズにやってきた。
到着の日の夕方、姉妹都市委員会Sister Cities International Committeeの日本人部会Japanese Societyによる歓迎の夕食会があった。みな日本語も話せて日本食レストラン「将軍」Shogunでの楽しい宴会となった。そして翌日、議会があった。
議会では、お決まりのコースがある。セレモニーが執り行われる小さな部屋がある。そこでの市会議員との面談とセレモニーは三角形の机の頂部には市長が、両サイドには三名づつの市議が居座る。
こちらは椅子席20ほどの場所で、その後方にTVカメラや報道陣が陣取るそんなこじんまりとした部屋である。議会は毎週定期的にやっているが、そのときはたまたま定例の火曜日だった。彼らを議会で紹介したい旨の申し入れがあった。私の友人たちが来るということで全く持ってプライベートである。特に市長からの親書を持ってくるわけでもない。そんな情報にもすばやく反応してくれたのである。
セレモニーが執り行われたが、各人の紹介は傑作だった。一人一人が市長によって大変丁寧に紹介された。Y君は市史編纂室に所属で郷土史の担当部局と紹介された。おりしもグランドラピッズ市の郷土史研究担当者がちょうど退職したところで、空席があるので彼をグランドラピッズ市の職員になってもらったらと他の議員から声が出た。このときはさすがに大爆笑であった。
実質的な議論が執り行われるのは隣接する大きな部屋、議場である。
日本へ賓客がくる。地球の裏側からの訪問者に神聖な議会で軽々しく紹介するだろうか。そんな素朴な疑問が湧いた。文化が違うのである。
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