ワッツさん

2021-08-25 21:08:02 | Weblog

「最後の大物」の一人でもあったのだ彼は。

1960年代からロックしてる世代。

僕は1990年(91年?)の初来日に東京ドームまでわざわざ見に行ったクチなので、

ワッツさんを、遥か遠くからとはいえ、生身のワッツさんを目撃したことがあるのだ。

でも遠すぎたな。

音と動きがほんの僅かにずれてる気がしたんだが。花火みたいに。あれは気のせいか?

(付記・後で考えたらそれは、音響の不手際による「残響音」のせいだったかもしれない。

こだまみたいに、跳ね返った音が聞こえていたのだ、たぶん。

音がずれるほど遠くはなかったはずだし。)

それでも一応、本物を見た。

何時間かの間、同じ(巨大な)屋根の下にいたのだ僕とワッツさんは。

 

そう考えると、ライヴを見に行くという行為は大事かもしれないな今更だが。

 

しかしストーンズはギタリストは交代したり(ブライアンJ、ミックT、ロンW)したが

リズム隊は交換不可だったのだな、と思う

(あ、だから今のビルワイマン不在のストーンズは・・・・・・・・ストーンズでないかもしれない)。

ストーンズと双璧の伝説的ロックバンド、ビートルズは誰一人交換不可能だった

(ピートベストさんのことは考慮外)。

だから短命だった、とも言えるのだが

ストーンズはその辺柔軟だったな。

ビルワイマン、クビじゃないんだから・・・・・辞めなきゃよかったのにね。

もしビルがこの先亡くなっても、今回みたいな大ニュースにはならないであろう。

「元ストーンズのベースの人が亡くなりました」ってな感じで。

ああそうですか、みたいな感じで。

 

しかし、この後もストーンズは「しれっ」と続くのだろう。

いいと思う。続けてください。

どこまで行けるのか・・・・・人間が、どこまで「老いてもロックできるのか?」という

生体実験みたいなものだからだ、ストーンズは。

 

ストーンズが100歳超えてもやれるなら

後続の我々も100歳超えてもやります。あ、生きてたらね。

 

ストーンズが「ゾンビ化」するなら、我々もしましょうゾンビ化。

 

それはつまり、「生きる屍」として生きる、ということなのだが。

 

 

それはともかく、ワッツさんは安らかにお眠りください。

 

 

お疲れさまでした。でも、良い人生でしたよね!

 

 

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