11月って本当に、何もなくて好きだ。
ちょっと寒いけど
うげげ・・・って言うほどでもないし。
来たるべき騒乱の年末に向けて、
息をひそめているかのような11月。
永遠に続く11月の国、というのがあれば
迷わずに俺は移住を考えるのだけれど。
「常夏の国」はあっても、「常秋の国」はないだろう。
・・・・あったとしても、
固定されたものは「秋」とは呼ばないよな。
「夏の終わり」から「冬の初め」への
移行過程のみを「秋」と呼ぶのだ、我々は。
晩秋の、晴れた日。
ふっと気付くと、考え事の迷宮の奥深くに
迷い込んでしまっている自分がいる。
気付いてるうちはいいんだが
いつかその迷宮から
出られなくなる日が来るのではないか?と思うと
少し怖い。
自分の頭に出来た池に身投げする・・・・というオチの
落語の「あたま山」みたいだが。
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