昨夜は近所のバー「MICA」で、南正人さんのライヴだった。
仕事終わりですぐ駆けつけて、最後二曲だけ聴くことが出来た。
年季の入った歌とギター。感慨深いものがあった。
又聞きなのだが
1990年に、青森県六ヶ所村で行われた「いのちの祭り」ライヴ、
南さんも出演されてたそうだ。
俺も、ランブルフィッシュで出演してたのだ。
懐かしい。
昨夜はMICAに、友達のスティーヴも来ていた。
スティーヴも、1990年の六ヶ所村の「いのちの祭り」に参加していた、と聞いて
驚いた。
あの時のライヴはけっこうすごかった。
山口冨士夫、ボ・ガンボス・・・・あ、あとは覚えてないや(他の出演者の方々、スイマセン)。
あの頃は、しじゅう酔っ払っていたからねえ。
でも、ステージ裏の楽屋・・・みたいな原っぱで、
どんと氏に、「ど~も~」みたいな感じでご挨拶できたのはよく覚えている。
俺は彼のこと、ローザ・ルクセンブルグの頃から大好きで、嬉しかったから。
彼はニコッと笑ってくれた。彼のコドモが、原っぱを走り回っていた。
よく晴れた日。
あれは出演させてもらえて光栄なライヴだった。
今でも俺は、誇りに思っている。
青森県六ヶ所村に行くことが出来ただけでも、すごいことだ・・と自分で思っている。
あのステージが組まれていた場所には今は
核燃料再処理施設が建っているのであろう。
地平線が見えそうなくらい だだっ広くて、美しくて気持ちの良い草原だったのにね。
ランブルフィッシュ一行はその日、六ヶ所村のキャンプには泊まらずに、
陽が暮れてから大阪に向けてクルマで出発した。
メンバーの誰かが、何か用事か仕事かあったのだろう。
泊まっていけたらよかったのにな、と
今でも思っている。
28年も前のことなのだが。