「剣呑」、というのは「危険で、不安な様子」を表す言葉なのだそうだ。
現代ではあまり使わないかな。時代劇なんかで出てくるかも。
もしくは、渋い、固い、怖い、お爺さんが使う。
古風で、いろいろと含みがあって
とても好きな言葉なのだが、
これを使う・・というか使わねばならないような状況は、あまり好きではない。
古武士が「そいつぁ、ちょっと剣呑だぜ」と言う状況は、
ほぼほぼ、「一触即発」に近い。
古武士なら優雅で古風でいいのだが、この現代に、
海の向こうで、「剣呑」な事態が進行しつつある・・っていうか、始まった。
「彼」が就任してから、まだ10日しか経ってないというのに
最早、この有様だ。
いろんな意見があっていい、とは思うものの。
やはり、この状況は・・・・・
「強い人種的偏見を持った人物が、世界最強の権力者の座について、やりたい放題を始めた」
というもの・・・ではなかろうか。
「剣呑」だぜ、
冗談抜きで。