集団的自衛権の行使容認が閣議決定された。
自分のこと、として考えてみようと思う。
つまり、来月、俺のところに招集令状が来て、
訓練の上、中東のどこかの国に派兵されることになった、と仮定してみるのだ。
(飛躍してると思う?俺は・・・・・・・・・・・・そうでもない、と思うけど。)
アメリカが(9・11みたいに)攻撃されたから日本も国連軍の一員として
兵力を出すことになった。もちろん、武器も弾薬も持って行く。
銃も、爆弾も、本物の「殺人兵器」だ、言うまでもなく。
そして状況によっては発砲の命令が下る。
もしくは、爆弾を民家の上に落とせ、という命令が下るかもしれない。
充分、在り得る話だ。
集団的自衛権、の名目で「殺人」の命令が下る。
我々の世代はもう全然、「若く」などないが、
「働き盛り」とも言える。
この十年、二十年くらいの間に「事」が起こったら・・・・
例えば俺に、招集令状が来ることは、ありえると思う。
そうなったとき
「行く」か、「行かない」か?
戦場に行った、として
殺人を「する」か、「しない」か?
人間に向けて銃を構えて、その引き金を引くか?
それは「いいこと」か、「悪いこと」か?
我々・・・・・・・・・というか少なくとも「俺」は、、
どうあがいたって「社会的弱者」である。
学歴も、地位も、権力もカネもコネも、逃げ場も、ない。
戦場に行って人を殺せ、と命令されるのは我々である。
もしくは・・・・・・・我々の子供世代。
どうするか?というのを
腹をくくって考えておくべきだと思う。