我々ニンゲンは「雑食」という、何でも食べるドーブツである。
何でも・・・って言ってももちろん、有機物に限るし、
我々の胃で消化出来る範囲内なのだけれど。
主食として栽培された穀物、果実、野菜、芋などの根菜類。
魚、蟹とか海老などの小動。、鳥や、その卵。動物の肉。
毒のないものならキノコも食べる。
猿とか熊も雑食(オランウータンはベジタリアンらしいが)。
猫や犬なんかは、祖先は肉食だったんだろうけど、
今は雑食。
言うまでもないことだが雑食の方が、タフに生き延びていけるのだ。
さて、そこでコアラである。
天王寺動物園には確か、いた。
「驚かせると死ぬので絶対にイタズラしないで下さい」
という張り紙があったな・・・。
それはまぁ・・・ともかく。
有名なのでよく知られているのだがコアラという動物は、
ユーカリという木の葉っぱのみを食べて生きている。
それしか食べない。水さえ飲まないそうだ。
食い物の山の中にいても、その中にユーカリの葉っぱがなければ
奴等は飢えて死ぬのだ。
しかしそんなの馬鹿みたいだよな。
何がどうしてどうなってそうなったのか、
コアラに聞いてみたいような気がするんだが。
しかも、ユーカリの葉っぱには軽い毒性(!)があって、
それを体内で分解するためにコアラは長~い時間(一日のほとんど)を
じっとして過ごさないといけないのだそうだ。
・・・ラリ公のヒッピーみたいだな。
ラリ公で、ヒッピーで、超偏食で、頑固で、怠惰・・・。
むむむ
コアラって・・・・・・・・・・・・・・・・・。