Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

5月、フランスに行きます

2022年05月01日 11時40分34秒 | EXHIBITION

フランスで個展をする運びとなりました。
作品持参で一人で行くのでこれは試練としか言いようがありません。

前回の人人展が終わってから猛烈準備に追われていました。
作品数は足りるのだろうか…

この渡仏にあわせてワクチン接種も受けた。
仕事の調整、スーツケースの新調、ワクチン接種証明書のためのマイナンバーカード登録、
英会話も必要と思い、友人に「にわか個人授業」をお願いしコテンパンにされ
今はラジオフランス語講座を聴いて「ぼんじゅーる」とか唱えている。
5月に入り、欠航していたフライトも無事に運行を開始した。
これはもう絶体に行かなくてはならない。

たかだか2週間ほどなので大げさに考えないようにしているけど
コロナと戦争で精神的にはワクワクできない。
でもこのような時期だからこそ得られるものもあると思って
見聞を深めてきたいと思います。修行ですね。

自分で出来ないことは友人に助けて頂いています。
まずは案内状の作成
以前より、個展のハガキをお願いしている小田島工房さんに今回も依頼しました。

そしてスクエアのかっこいいカードが届きました。
ホントに嬉しい!
このカードを見るたびに気持ちが上がります。
それは「カードがかっこいいから」という理由よりは
「長年の友人が作ってくれたから」という理由で。
お守りみたいに思えてきます。

私は沢山ではありませんが、頼りになる友人を持つことができて幸せです。
でも私は一体何ができるんだろう?
経験値を上げて、その人たちの頼れる人間になりたい。
がんばります。


応援ありがとうございました。

2022年04月05日 07時51分41秒 | EXHIBITION

第45回人人展、無事に終了いたしました。

2年ぶりの開催。
想像以上の来客数に驚くとともに
久しぶりすぎて身体がついていかない・笑
かなりオタオタしました。

懐かしいお客さま、会えなかった大切な友達
展覧会を手伝ってくれた友人、お世話になった恩人…
沢山の方々に支えられて、人人会も私自身も恵まれていると思います。

また今回、展示のアドバイスを受けて
途中展示替えもいたしました。


屏風が初めてでしたので難しかった。
「展示は絶体やってみないと分からない」とのお言葉もいただき、
思い切って変えてみました。勉強になります!!

もちろん課題も山積。
課題があるって幸せです。
自分一人ではどうにもならないので、また協力して進んでいきたいです。

しばらくは片付けに追われますが…
今後も応援、よろしくお願いいたします!!


「第45回人人展」「小さな人人展+人人クロニクル」

2022年03月27日 23時14分41秒 | EXHIBITION

無事に展示が整い、始まりました。
第45回人人展より画像は亀井ブース。

展示の配置は仲間の作家さんに助けてもらいました!

また初日から3日が経って
さまざまなお客さまからいろいろな意見をいただき
とても充実した時間をすごしております。

特に今回屏風は初めての試みです。





凄く奇抜なデザイン。これは職人さんのチョイスです。
初めて見たときはビックリしましたがこれがなかなかの評判です。

そして5mの人拓も出展

この人拓は今のこの状況に悶々としながら制作したもの。
というか朝目が覚めたら人拓したくなってた。

ワクチン接種や戦争、自分の無力さを
筆でチマチマ絵を描くのでなく身体で表現するしかなかった。
戦争、終わらない。悪くなる一方だ。
平和を願っている。
人人展、是非お越しください。

第45回人人展
🔹会期:2022年3月25日(金)~31日(木)会期中無休
🔹時間:9:30~17:30 最終日は15:00まで(入場30分前迄)
🔹会場:東京都美術館・1階 第4展示室
🔹入場料:一般500円・学生300円
🔹主催:人人会 https://hitohitokai.org/
🔹図録:500円にて販売予定



◇同時期開催◇
「小さな人人展+人人クロニクル」
会場:不忍画廊 http://shinobazu.com/
会期:3月25日-4月2日(28日休廊)
時間:12:00~18:00(最終日17:00迄)
TEL : 03-3271-3810
「第45回人人展」出品者の小品が一同に会する企画展です。合わせてご覧ください。メトロ日本橋B2(高島屋南出口向い、理容店のポールのあるビル4F)
画像は亀井作品↓




日々、何かが押し寄せる

2022年03月10日 09時12分42秒 | 日記

月1回か2回のペースになったブログ
前回の時はまだ戦争は始まっていなかった。
あっという間に世界が変わった。

どんなことでも、ある日突然やってくることは知ってたけど
まさか戦争…





以前、解剖図のレクチャーをしたときに
歴史をさかのぼり古代ギリシャ・ローマ時代のザックリした年表を作成した。
ほぼ「戦争」しかしていない(笑)
私がたまたま戦後生まれの日本人で、平和と思われる時代を生きてきただけのこと。
とはいえ子どもの頃にベトナム戦争はあったわけだし、戦争が途切れたことはなかった。
人間の歴史は「戦争の歴史」だと言っても過言ではないでしょう。
今回は核兵器のちらつきが第3次世界大戦のちらつきへと膨れ上がり恐ろしい。
コロナ禍で戦争で…そして何故かめちゃくちゃ忙しいのだ。

周辺が激動すぎて至る所で波が起り、四方八方から押し寄せる波に
のまれては浮かび、のまれては浮かび…息継ぎ息継ぎ!!
例えば映画『タイタニック』で海に投げ出された人々が必死に何かにつかまり…、そんなイメージです。
おそらく私の周辺の全ての人達が生きるのに必死。
何かの変わり目にきていることが身にしみます。





こんな時になんとか生き残るには
まずは今まで継続してきたことはやめずに続けること。
継続は力なり、と昔の人は言ったがばかにならない。
自分の核なる部分さえ失わなければ、自分のことは何とかなる。

以前、ものの例え話で「来たバスには乗ること」でも「乗るバスを変えてはいけない」
という話しを聞いた。これは今こそ生きる話しだと思う。

ところで人間は社会の中での生きものなので
自分のことよりも、周辺にどう働きかけるかの方が重要になるときがある。
それは自分の能力を他者のためにどう使うか、のようなこと。
それが全員に試される時に来ているような気がします。
絶体に手をつないではいけない相手も居るので
どのように手を取り合うのか、難しい…

人人展はあともう少し。「自然の循環」やります!!ふ~( ̄。 ̄;)


「去る」について

2022年02月24日 10時34分56秒 | 日記

2年ぶりの東京都美術館。
「第45回人人展」のハガキが出来上がりました。
コロナ禍でメンバー同士会えない中、どうなることかと思っていましたが
もともと地方の作家が多いのでこれを機にオンライン会合に切り替え、
SNS機能も駆使してなんとかここまで来た。ある意味感無量です。

ところで先日、長年共に仕事をしてきた仲間が去る際に
「亀井さんはやることが多すぎるから気をつけて」と言われた。
その時はピンとこなくて何となく聞き流したが、
後から思えば、去る人に言われたくはないかなぁ。
心配してくれてるのかわからないけど
上から目線だし他人ごとすぎる。
でもまぁ思えばその程度だったかなぁ、と振り返る。





去る、というのは感慨深い。

私も様々なコミュニティを去ってきた。
もちろん「去れ」と言われたこともあった(笑)
でも大抵は次の所属先があって去るのだ。
去る、というのは必ずその人にとって去るメリットがあるわけで
いろんな言い訳をしたところでそれは変わらない。

私の去り方はどうだったろう。
最低限、相手の意向をのんできっちりけじめはつけてきた。
業種によっては仕事のマニュアルを作って引き渡したこともあった。
もちろん、そこへは戻らないことが大前提だ。
自分が去ったコミュニティについては、後々繁栄していると嬉しく思う。
決してなくなってほしくない。
とはいえ「去る」というのはいずれにせよ恨まれることは必須だ(笑)。

例え暴言を吐いて去っても、居場所を残してくれていたのは家族だけだった。
私の家族には無条件な許しがあった。
二十歳を過ぎて家に居場所を見いだせず、家を出る決心をしたときに
父が「ここはおまえの家だからいつでも戻ってこい」と言ってくれたのを
今でも思い出す。
あれはなんて大きな言葉だったろう。。




このコロナ禍で訃報も多い。
「いずれは会えなくなる、だから生きている間はできる限り会うのがいい」と
昨日電話で先輩作家から言われた。
その時は何となく「そうかな」って思ったけど
私は「会わない繋がり」もあると思う。
「去る」こともそんな繋がりの一つの形じゃないかと思った。