【シュトレン】
「シュトレン」は、ドイツの菓子パン。シュトーレンとも表記される。
生地はドライフルーツやナッツが練り込まれており、表面には砂糖がまぶされている。
ドイツではクリスマスを待つアドベンの間、少しずつスライスして食べる習慣がある。
フルーツの風味などが日ごとにパンへ移っていく為、今日よりも明日、明日よりも明後日、とクリスマス当日が段々待ち遠しくなる。
発祥はザクセン州のドレスデンで、その歴史は14世紀にまで遡る。ドレスデンでは、12月の第1土曜日に巨大な「シュトレン」がパレードする祭りが行われる。
【フランクフルタークランツ】
「フランクフルタークランツ」は、ドイツ西部のライン川の支流のひとつ、マイン川の下流域に位置する都市・フランクフルト・アム・マインの銘菓である。
リング形の王冠のような形をしたケーキで、全体がバタークリームで塗られ、上部きはクロカンと呼ばれるクルミ入りのカラメルで覆われている。
名称は、ドイツ語で都市・フランクフルトと花輪を意味するクランツに由来する。